- ベストアンサー
南京大虐殺
最新の 諸君(月刊誌)に石原慎太郎氏が寄稿していて 「南京大虐殺は国民党がやったことで日本軍は濡れ衣を着せられた」というような意味の記述が有りました。 その様な説は最初誰によって提唱され現在どのような人(例えば歴史学者等)に支持されているのでしょうか?
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
【南京大虐殺について】 歴史学研究の方法論では、資料の信頼性を6段階に分ける。一等資料とは、ある事件 が発生した時に、その場所で、当事者が残した資料を言う。 二等資料とは、当事者が、異なる時間か、場所で残した資料。 三等資料とは、一、二等資料を基にして、編集・公表したものである。 以上の3つを根本資料といい、歴史学研究はここまでの資料に基づかねばならない。 四等資料とは、資料作成の時・所・作成者が定かではない記録、五等資料とは、 資料作成者がいかなる方針で調整したか分からない資料、六等資料とは、それ以外 の記録である。これらは単なる参考資料と呼ばれ、それだけでは何の証拠にもならない。 また【悪魔の証名】というものがある 「無い事の証明」は実行不可能である事の比喩表現。 「有る事の証明」は証拠を提示するだけで終わるが、 「無い事の証明」はそもそも『有る証拠が無い』という主張なので 証拠の提示はできない。 故に、立証責任は「有る」と主張する側に科せられる。 「有る事の証明」ができなければ無いものと見なされる。 「無い」と主張する側は「有る」と主張する側の矛盾点を 指摘するだけで良い。 これに対し、「有る」と主張する側は証拠を提示しなければならない つまり肯定派は資料をだし 否定派はその資料を否定するのが歴史事実においての検証作業 ・まず「南京虐殺」に関して これはありません 「南京虐殺に関して」東京裁判ではあったことになっていますが 東京裁判時には四,五等以下の資料が使われています 南京虐殺は歴史的(現実として)にはない しかし政治的には存在する のが現状です 補足として 極東国際軍事裁判は偽証罪がなく、証言・証拠の検証も行われませんでした。 このような裁判の証拠・証言では事実を立証できません 「東京裁判を受諾したから南京虐殺を国家が認めている」とは間違いであり 、全く根拠の無いことです。 日本がサンフランシスコ講和条約11条により東京裁判ほか極東国際軍事裁判 そのものを受諾したというのも嘘です。 サンフランシスコ講和条約の正文は英語であり、正文の意味することが正しい解釈になります。 (以下引用) 日本文で「裁判を受諾する」となっている箇所は、英文では accepts the judgments です。 英語の judgments は法律用語として使われる場合、日本語の「判決」の意味 に用いられるのが普通であり、「裁判」を通常意味する trial,proceedings とは区別されるべきことは、例えば権威ある法律辞典 Black´s Law Dictionary の説明からも明白です。 要するに、十一条の規定は、日本政府による「刑の執行の停止」を阻止 することを狙ったものに過ぎず、それ以上の何ものでもなかったのです。 日本政府は十一条の故に講和成立後も、東京裁判の「判決」中の「判決理由」 の部分に示されたいわゆる東京裁判史観(日本悪玉史観) の正当性を認め続けるべき義務があるという一部の人々の主張には、 まったく根拠がありません。 まず本題の「南京大虐殺は国民党がやったことで日本軍は濡れ衣を着せられた」 これは当時の資料、国際的な資料としては有名で多くの学者に指示されています。 だれか1人あげるとすれば東中野教授ですね 尚、補足として 日本兵における中国の民間人攻撃ですが、 これはバーグ陸戦条約を参考にしればよいでしょう。 簡単に言うと、兵士は軍服を着た兵士以外を攻撃してはならない しかし当時の中国軍は民間人に紛れ込んだゲリラ兵がかなりおり、 ゲリラに対しては関係ないですからね
その他の回答 (12)
- tiuhti
- ベストアンサー率66% (447/668)
このサイトは、議論をしたり、自分の言いたい事を発表する為のものではなく、質問に対して回答するところなので、ご質問の趣旨に沿って補足します。引用が多いので長くなりますが、ご容赦下さい。 ご質問は、「南京大虐殺は国民党がやったことで日本軍は濡れ衣を着せられた」というような説は、誰によって最初に提唱されたのか」、「今支持しているのはどのような人か」というものですね。(「今支持しているのはどのような人か」については、既に回答があるので差し控えました。) 極東軍事裁判の詳細な記録を持っていないので、No.11では「パル判事の弁護側主張の受け止め方」を引用する事で、弁護側が「検察側主張の犠牲者の中には国民党軍がやったことも入っている」と主張していたらしい、とお伝えしようと思いました。これが「(少なくとも一部が)濡れ衣」説の初めだと思います。 ニューヨーク・タイムズの記事については「国民党軍の規律に問題があった」事の傍証としてあげました。その点で、この記事には、東京裁判での弁護側の「(一部?)濡れ衣説」と符合する部分もあります。 No.12で引用されている文芸春秋のインタビューをもうすこし長く引用すると、下のようなものです。 +++ -上海から南京近郊に到達するまでの過程で日本軍が中国側の捕虜や民間人を多数殺したという話しは当時あったのですか。(古森=インタビュアー) 「いや、それはありませんでした。中国軍は日本軍に正面から戦いを挑まず、撤退していたし、地元の住民もみな避難していたからでしょう。私は当時、虐殺に類することはなにも目撃しなかったし、聞いたこともありません。虐殺は日本軍が南京を占領してからなのです」(ダーディン) ダーティン氏のこの言葉は「上海から南京までの間で日本軍による大規模な殺害や略奪があった」という一部の説とはくいちがっている。しかし同氏は南京では日本軍の虐殺があったと明言する。(引用者註:その後、南京で捕虜の処刑を目撃した話、民間人の無差別虐殺があったという記者の認識の話、等々がある) +++ No.11でも「上海から南京近郊に到達するまでの過程で」という部分も引用されているので、誤解される方はすくないかも知れませんが、ある記者が「日本軍が南京近郊に着くまでは虐殺はなかった(その後虐殺があった)」と言った事と、ご質問の趣旨は関係ないと思いますので、念の為補足して置きます。 更に言えば、このインタビューでも、NYT記者は「南京陥落までは、あきらめからにせよ日本軍占領を歓迎しようとする市民もいた」と言っていますから、このインタビュー自体(一部?)濡れ衣説と全く無関係とは言えません。いずれにせよ、ダーディン記者は、No.11で私が引用した記事を、約50年後に否定した訳では全くありません。
- rikukoro
- ベストアンサー率24% (63/258)
no11の資料に検証を加えてみましょう。 証言は検証作業をしないと歴史的資料としては成立しません。 (パル判決書の場合) http://www.geocities.jp/yu77799/pal.html (ニューヨーク・タイムズの場合) スティール、ダーディン両記者は半世紀後「あれは日本を不利にする為に書いた。 死体の山の写真は城門へ逃走する中国兵の圧死者の山」と証言しています。 ティンバリーは国民党の宣伝員で、「戦争とは何か~」は国民党の資金援助を得て製作さ れた、政治宣伝の道具であったことが近年台湾の史料により判明していますね。 元ニューヨーク・タイムズ記者、ティルマン・ダーティン氏のインタビュー インタビュアー古森義久(ジャーナリスト)(文藝春秋89.10から) ――’上海から南京近郊に到達するまでの過程で’日本軍が中国側の捕虜や民間人を 多数殺したという話しは当時あったのですか? 『いや、それはありませんでした。(中略)虐殺に類することはなにも 目撃しなかったし、聞いたこともありません。』 本人が否定している記事を持ち出すのは変だと思いますよ
- tiuhti
- ベストアンサー率66% (447/668)
石原慎太郎がなんと言ったのかは知らないのですが、「日本軍のせいとされている犠牲者数の中には、中国軍によるものが入っている」という意味であれば、極東軍事裁判(いわゆる東京裁判)の弁護側がそのように主張したようなので、たぶんそれが最初ではないかと思います。 「いずれにしても、本官がすでに考察したように、証拠にたいして悪くいうことのできることがらをすべて考慮に入れても、南京における日本兵の行動は凶暴であり、かつベイツ博士が証言したように、残虐はほとんど三週間にわたって惨烈なものであり、合計六週間にわたって、続いて深刻であったことは疑いない。事態に顕著な改善が見えたのは、ようやく二月六日あるいは七日すぎてからである。 弁護側は、南京において残虐行為が行われたとの事実を否定しなかった。かれらはたんに誇張されていることを愬(うった)えているのであり、かつ退却中の中国兵が、相当数残虐を犯したことを暗示したのである。 」(「共同研究 パル判決書」講談社学術文庫 P600) 因みに、国民党軍の軍紀が悪かったらしいのは、当時の外国人記者の記事からも推測できます。 「南京に中国軍最後の崩壊が訪れた時、人々の間の安堵の気持ちは非常に大きく、また南京市政府及び防衛司令部が瓦解した時の印象はよくなかったので、人々は喜んで日本軍を迎えようとしていた。しかし、日本軍の蛮行がはじまると、この安堵と歓迎の気持ちはたちまち恐怖へと変わっていった。日本への憎しみをいっそう深く人々の心に植え付けた。」(ニューヨーク・タイムズ 1938年1月9日)
- rikukoro
- ベストアンサー率24% (63/258)
尚No4の >6万~7万の死者が出ていることが分かります。 これは軍人を含めてですね。 虐殺という定義はは難しいのですが、 軍人なら単なる戦闘行為ですし、 民間人なら問題ですが、ゲリラの可能性もあります ただ当時の中国人南京自治団体は日本軍を支持しています。 また2年後親日を標榜する国民政府が南京に樹立されて市民の支持を得るに至ってます 数人でも虐殺という定義があれはまれば虐殺かもしれません。 ただ○人から虐殺という定義がない以上この問題は難しいです。 ただ別意見として別に50万人死のうが100万以上実際に死んでようがななんら問題はないんですけどね。 広島と長崎に原爆落とし、東京大空襲しても 米軍はなんら罪をかぶってません。 日本に事実上の降伏文書ハルノートの提案者のハル氏もノーベル平和賞もらってます。 要は当時の情勢下においては戦争に勝ててばどんな非人道的な事をしても大丈夫、負ければ些細な事でも誇大広告されるもんです
- rikukoro
- ベストアンサー率24% (63/258)
尚補足として >当時の外国南京特派員の書いたものを見る シカゴデイリーニューズとニューヨークタイムズが南京陥落三日後、五日後に出しておりますが 虐殺の現場を見たものはおりません 米国をはじめ、外国人で虐殺を見たと発言した記者はありません。 外国人団体としては他に安全区国際委員会と 赤十字委員会がありました。 その中で虐殺があったと証言したのはマギー牧師 である。牧師は2日間にわたって、延々と日本兵による殺人や強姦の事例を証言したが、ブルックス弁護人 が、「実際に自分で見たのは、そのうちの何件か?」 と反対尋問したところ、神父は一件を除いて、すべて 中国人からの伝聞に過ぎないことを白状しております。 その1件も殺人事件と呼べるものでしたが、虐殺事件と呼べるものはありませんでした。
- amoti
- ベストアンサー率22% (5/22)
捏造です。お得意のプロパガンダのひとつでしょう。 確か朝日新聞が「中国の旅」(うろ覚えです)という連載の中で書いたらしいです。 捏造とする根拠は 弾薬の乏しい日本軍が、士気高揚(遊興)のためとはいえ、30万人を殺せるほどの弾を使うとは考えにくい 南京には当時多く見積もっても20万人しかいなかった 1978年までは中国の教科書にもそんな記述は無い(1番重要) しかも先に記述したのは日本の教科書である(朝日の報道後) 30万人虐殺後1ヶ月で人口が元通りに 南京に行った事のある外国のジャーナリストも東京裁判ではじめて事実を知った。 などなど真実を知れば誰でも嘘とわかるほど杜撰なものです。 こういった関連の記事は大体朝日が広めてきたものだと思います。
- aranra
- ベストアンサー率0% (0/18)
回答の答えになるかわかりませんが 虐殺があったとされる二日前にとられた外国記者による証拠能力の高い南京の写真や 軍が便宜兵と見極めるための市民書(このあたりはあいまいです)の発行し、それを受けるために並ぶ南京市民を写す写真なども存在し、 軍が組織的に民間人を虐殺したとは考えずらいです。
- inuwasi442
- ベストアンサー率0% (0/10)
支持している人物の名前はわかりませんが、南京の真意を調べている歴史学者はそこそこいると思います。 今ほぼ確定しているのは証拠写真の捏造ですね。虐殺があったかなかったかはまた別に 日本の新聞等に載っていた南京とは関係ない写真が証拠写真として捏造されているとかたかじんで言っていましたよ。 まだまだ疑惑が残る中なので「絶対なかった」「絶対あった」どちらとも間違いになると思います。 中国もあぁいう国ですから素直に確実な証拠だけ、出さないだろうし もし捏造であっても「捏造でした」なんても言わないでしょう。 自分達の無駄なプライドが更にややこしくしていていることに気付くのを待つしかありませんね。 (ちょっと話題がズレましたが・・・・・終わります)
- sudacyu
- ベストアンサー率35% (687/1961)
外国の新聞・特派員報告を見るまでもなくを見るまでもなく、当時の日本の新聞・日本の南京占領軍の資料で、6万~7万の死者が出ていることが分かります。(中国政府の言っている、30万人以上と言うのは明らかに過大ですが、南京虐殺はなかったという、一部の日本人が言っているのことは、全く根拠がありません。ちなみに、私の伯父は中国戦線に行っており、その経験談でも、現在の常識から言えば虐殺としか言いようのない、民間人に対する武器の使用があったそうです。)
- wakikata
- ベストアンサー率5% (8/157)
当時の外国南京特派員の書いたものを見ると よくわかります。 歴史を直視したくない石原知事と彼を二度選んだ東京都民は日本の恥です。
- 1
- 2
お礼
大変多くの回答を頂きました。全体として参考になりました。 全員の方にお礼申し上げます。 ただ多くの説明が南京大虐殺が有ったかか無かったかに偏していて、私の質問の答えとしての回答の部分が少なかったのは残念でした。 そんな中で貴重な質問の答えの部分が有った、#8、#11の回答にサンクスポイントをつけさせて頂きました。