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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:CCDに関する質問)
CCDとCMOSの原理について
このQ&Aのポイント
- CCDではフォトダイオードの光電流を電荷としてバケツリレーし、コンデンサに変換します。
- CCDでは複数のフォトダイオードに対して一つのコンデンサで検出しています。
- コンデンサの配置を複数にすると高速かつ高画素な検出が可能になりますが、CCDでは時間差を利用して検出しています。
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「普通に導線でフォトダイオードとコンデンサ或いはIVアンプに接続」する方向で作られたのが、いわゆるCMOS素子です。 400万画素の素子だったら、400万個のアンプも用意してフォトダイオードと一緒に配置しています。 その各画素が受け取った情報の取り出し方法ですが、CCDでもCMOSでも、基本的には一画素ずつしか画素情報を取り出すことはできません。 400万画素の全ての情報を取り出そうとしたら、400万本の配線が必要になりますし、 「横一列全部」を一度に読み出す程度でも、1000本以上の配線が要ります。 結局、情報を外に取り出すには、配線数の問題から、1画素ずつ情報を読み出すしかないのです。 CMOSの場合でも、個々の画素にアンプまで入ってますが、どの画素からの信号を取り出すかを選ぶために、アンプの先にスイッチが入っています。 結局、CMOSでも順番に情報を取り出しているのです。 で、まず「順番に取り出す」という機能的要求が先にあり、 そういった機能を実現する方法として、 CCDという素子が、撮像デバイスに使われるようになったのです。 CCDの場合、CCD自身が電荷をためる「コンデンサ」の役割も果たします。 1秒の露光なら、まず一秒間、全ての画素で、フォトダイオードから CCDに電荷を充電させます。 充電(フォトダイオードからの電荷の流れ)を止めてから、 次に、CCD本来の機能である「バケツリレー」を動作させることで、 たまった電荷を順次外部に取り出すことができるのです。 CCDは「コンデンサ」と「情報を順次取り出していくスイッチ」と両方との役割を果たす便利な素子なのです。