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血糖値の調節
血糖値の調節の機能の中で、血糖値低下の働きは1つしかないのに、血糖値上昇の働きが3つもあるのは、なぜですか?
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#2さんが仰有っているように,低血糖は生命に極めて危険です。わずか数分で死に至ります。ですから多数のシステムをバックアップとして使用しているのだと思います。 また,時間的なものもあります。アドレナリンやグルカゴンは内分泌腺が分泌しますが,指令は神経です。割に素早く肝臓や筋肉のグリコーゲンを血糖に換え,血糖値を上昇させて調節します。日頃はこれがメインです。 しかし,糖質コルチコイドは分泌される仕組みを勉強しましたよね。間脳→脳下垂体前葉→副腎皮質→糖質コルチコイドですから時間がかかります。そして何よりも重要なことは,糖質コルチコイドはタンパク質を糖化するのです。つまり食べ物が食べられないときに自分の筋肉を食べちゃうんですよ。 ということで上昇の仕組みは複数あります。
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- hubble
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人類に限らないと思いますが、動物は常に飢餓状態にさらされていたと考えられます。飢餓によって血糖低下が出現し、その結果症ずる非可逆的脳障害の危険に対応するために、血糖上昇ホルモンは幾つも備わっていると思われます。 現在の先進国では糖尿病の罹患率が急上昇していますが、神様もこの様な過剰な食事摂取と運動不足が起きるとは予測できなかったのでしょう。もし予測できていれば、血糖低下ホルモンをインスリン以外にもう少し用意をしていたかもしれません。
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- golgibody
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#2さんがおっしゃってるように、血糖が低下したときに上昇させるホルモンには複数あるけれど、血糖が高いときに低下させるホルモンはインスリン一種類しかないのはなぜか?というご質問と解釈しますと、この問題は昔からよく話題になっています。 進化の過程で、生物はひもじい思いをすることのほうが多かった(食事を満足にとれないことのほうが多かった)ので、血糖値を下げるホルモンは一つで良かったのではないかと考える人がいます。 だから、今のような飽食の時代、食べ過ぎて糖尿病になってしまうのも、血糖を下げるホルモンがインスリンだけだからだ、って話しにつながるのですが、なるほどなって思ってます。
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ありがとうございます。糖尿病の人が、よくインスリンをうつのは、このためだったんですね!
- tyoukaifusuma2
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多分ホルモンの種類の話だと思います。 低下にはインスリンのみ、上昇にはグルカゴン・アドレナリン・ 成長ホルモン・糖質コルチコイドなどいくつもありますからね。 多分血糖値が低いとかなりまずいからでしょう。 ちょっとでも不足すると脳にダメージがあるので、 絶対に不足しないようにいくつものルートでバックアップ しているということだと思います。
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- Grace-Wonder
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具体的には 何のことを言われているのでしょう? Insulin分泌, インスリン感受性、糖の再吸収、β酸化、熱産生、Leptin、adiponectinなど、いろいろあって絞れませんので、 「血糖値低下の働きは1つしかないのに、血糖値上昇の働きが3つもある」 について 詳細をお教えいただけると幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。血糖値低下の働きはインスリン1つ、上昇の働きは、グルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイドの3つがあると思うんですが・・・難しいことは、よく分かりません。
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