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ゲル化について

研究活動でポリアクリル酸を用いているのですが、どのような条件下でゲル化するのかわかりません。水溶液中でゲル化させたいのですが、教えてください。

みんなの回答

回答No.2

#1です 平均分子量が6万程度の直鎖ポリアクリル酸ですと、高濃度で溶解、中和をしても流動性のない状態にするのは困難だと思います。 前回回答した、架橋ポリアクリル酸を使用していただくのが最適だと思います。 ポリアクリル酸を変更することが出来ないのであれば、別のアイデアとしては、溶解、中和をした後に、-COOH同士をつなぐ多官能化合物(水溶性エポキシや多価金属塩など)を入れて後架橋という方法もあります。 この際に、あまりにも反応が早すぎると不均一なゲルとなりますので、なるべく水溶性の低い化合物を選択してやると良いです。 参考までに、湿布薬等のベタベタした部分は、難溶性のアルミ化合物を使用してポリアクリル酸(Na)を架橋しています

sf16045008
質問者

お礼

わかりました。頑張ってみます。 本当にありがとうございました。

回答No.1

質問者様のイメージされるゲル化はどのようなものでしょうか? (1)溶媒の粘度を上げたもの(流動性あり) (2)ゼリーのような流動性の少ないもの この2つの目的によりまず「ポリアクリル酸」が変わってきます (1)の場合でしたら、直鎖状のポリアクリル酸が適しており、溶媒(水?)に対して適当な濃度で分散(溶解)させたあとにNaOHやアミン類で中和し、PHを6~8に調整することで増粘します (増粘の効果が少ないと感じた場合はポリアクリル酸の添加量を増やすか、分子量の高いポリアクリル酸に変えてみてください) (2)の場合ですと、架橋型ポリアクリル酸を使用したほうが良いです。使用方法としては(1)と同じく適当な中和剤で中和して使用します。 仏ルブリゾール社(国内販売:日光ケミカルズ)のカーボポールが有名です どちらも主に水を増粘(ゲル化)させるものですから、対象が有機溶媒などでは、うまく増粘(ゲル化)できない場合もあります

sf16045008
質問者

お礼

回答ありがとうございます。私は流動性のないものを目指してます。もう一つお伺いしたいのですが、分子量は6万ぐらいなんですが、それでは小さいでしょうか?

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