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日本語の美しさを活かした声楽曲を作りたいのですが、オススメの詩はありませんか?
日本語の美しさを活かした声楽曲を作りたいと思い、現在、詩を探しています。現代詩を読み漁り、「ピンッ」と来るものは2,3あったのですが、詩を使用するに当たり著作権が気になります。…なので、できれば著作権が消滅した詩が良いのですが…「これはオススメ!」という詩がありましたら、是非是非、教えてください!!(できれば大至急お願い致します)宜しくお願いします!
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土井晩翠の字が間違っていました。失礼しました。 荒城の月で有名です。星落秋風五丈原 は長い詩で第一部にはすでに曲が作られていてよく歌われていますが、第二部以降には曲は付いていないのではないかと思います。 万葉集にも長い歌はありますよ。よく知られている内容の歌でいうと、浦島子を悼む歌(正確な名称は忘れました)などでは、 岸に立って船が行き交うのを見ると昔のことが思い出される。水の江の浦島という人は鰹や鯛を釣る名人であったが三日間沖にこぎ続けたところ海の女神に遭って… といった感じで続いています。正確に覚えていないので適当に作った現代語訳ですが。亀が出てこないのが現在の浦島太郎とは違いますが大体の内容は同じです。
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- ogura-an
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平家物語は如何ですか。「祇園精舎」をはじめ「小督(こごう)」「那須与一」など名文多いです。能なら「松風」や「砧」の(クセ)と呼ばれる部分は愛する人が戻らない切なさを美しい情景とともに謡い上げたものです。「隅田川」はアイルランドのイェーツにインスピレーションを与えた能。あるいは浄瑠璃など?図書館にある文学全集にはだいたい掲載されています。 または宮沢賢治などどうでしょう。「銀河鉄道の夜」が有名すぎるなら、「夜鷹の星」など。以前あるお芝居で「おいの森ざる森ぬすと森」の一節を歌にしていましたが、民芸調?でなかなかよかったです。
お礼
お返事が遅くなり申し訳ありませんでした!! 平家物語は中学生の時に学校の宿題で暗記した程度だったのですが、改めて読み直してみると、本当に素敵ですね!「「隅田川」はイェーツにインスピレーションを与えた能」ということについても大変勉強になりました。 宮沢賢治、私も大好きで詩集を読み漁り、候補に挙げたのですが、委嘱者の意向と食い違ってしまい… 今回偉人が残した名詩に沢山触れることができたので、こうした名作に曲を改めて付けた演奏会を予定したいと思っております。 本当にどうもありがとうございました。
- nakaizu
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今年は藤村操の没後百年にあたります。かの有名な「厳頭之感」に曲をつけるのはどうでしょうか。難しいかもしれませんが。 著作権は死後五十年で切れます。島崎藤村は既に著作権が切れていますが、高村光太郎は2006年に切れるはずです。 抒情詩ということでしたら、土井晩水とか薄田泣菫などがいいのではないでしょうか。著作権は切れています。
お礼
興味深いご回答、どうもありがとうございました。 >今年は藤村操の没後百年にあたります。かの有名な「厳頭之感」に曲をつけるのはどうでしょうか。難しいかもしれませんが。 「厳頭之感」ですか…面白そうですが(「面白そう」という言葉を使うこと自体躊躇われますが)、確かに非常に難しそうですね…。 >高村光太郎は2006年に切れるはずです。 残念ながら演奏会は今年の夏に予定されているので、 高村光太郎はまたの機会に使いたいと思います。 >抒情詩ということでしたら、土井晩水とか薄田泣菫などがいいのではないでしょうか。著作権は切れています。 お恥ずかしながら、土井晩水は名前しか聞いたことがありませんし、薄田泣菫は随筆しか読んだことがありません…。図書館で調べてみようと思います。 他にもお心当たりがございましたら、また是非紹介していただければ嬉しく思います。 ありがとうございました。
素敵ですね! ぱっと思いついたのは万葉集の和歌なのですが、既にコンサートなどの活動が あるようで…また違ったものになればよいのでしょうけれどだめですよね…? 歌自体は日本の自然を歌ったものから男女の愛親子の愛までありますし現代の分かりやすい言葉よりもむしろいいかなと思うのですが。文語定型に詰め込まれた方が、私の趣味になってしまいますが力強くて好きです。→http://www.nukata.com/ もっと時代を下っていけば島崎藤村もいいですよね。 あ!でも「椰子の実」なんて既に童謡だし!!(悩!) でも、歌に歌うならもっと叙情的なものの方がいいですか? そうすると、詩人としての高村光太郎も好きです。 いきなり路線が飛びますが…。 でもやっぱり調べたら、もっと歌にされてました(嬉しいような悲しいような) →http://www007.upp.so-net.ne.jp/scaffale/kotarotop.htm#best3 うーん…ほかにいい人いないかなぁ… 結構いいなぁと思ってた詩は現代でも歌われてるものなのですね。 難しいなぁ…
お礼
早速のご回答どうもありがとうごさいました! 私も「万葉集も素敵だなぁ」と思ったのですが、15分~20分の声楽曲にする予定なので、いくらなんでも短すぎる…と悩んでしまいます(笑)(いつか万葉集にも曲をつけてみたいと思っております) >もっと時代を下っていけば島崎藤村もいいですよね。 あ!でも「椰子の実」なんて既に童謡だし!!(悩!) 本当に、そうなんですよねぇ…(笑) とてもメジャーな詩は、大抵歌にされてしまっているので非常に悩ましいです。 既に歌にされているものでも構わないといえば構わないのですが、「椰子の実」レベルになると辛いものがあります(苦笑) 毎日図書館や本屋さんで詩集と睨めっこしているのですが、「音楽的イメージが湧き、且つ著作権切れのもの」という詩はなかなか見つからず、今のところ「木下杢太郎はどうかな…?」と考えているのですが、曲の締め切りまでにまだ少し時間があるので、他にも探してみたいと思っております。 叙情的過ぎず、超有名な歌にされていない詩がありましたら、また紹介してくだされば嬉しく思います。 ありがとうございました。
お礼
お返事が大変遅くなり、本当に失礼致しました!!m(__)m そう言えばかの有名な「荒城の月」は土井晩翠の詩でしたね…。大変お恥ずかしながら忘れていました(^^;; その後、土井晩翠の詩を沢山読ませていただきました。 叙情的で素敵な詩が多く、かなり強く惹かれました。 万葉集の浦島子の歌も非常に興味深かったです。万葉集は特に奥が深いですね…。 あれから私は、図書館や書店に毎日通い、80冊を越える詩集を読破しました。 「詩」というものに多少近づけたような気がしています。大変勉強になりました。 しかしながら、曲の委嘱者に私が気に入った詩をいくつか見てもらったところ、「現代は叙情的な曲は求められていない。著作権のことは気にせず、できれば現代詩人の詩に曲をつけてください」と言われてしまいました(号泣) 折角皆さんにご協力頂いたのに、大変申し訳なく思っております。 しかしながら、今回はお蔭様で沢山の勉強をさせていただきました。 今回のことに懲りず、また機会がありましたら、どうぞ宜しくご指導お願い申し上げます。 最後にお返事が遅くなりました事、重ねてお詫び申し上げます。