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荒城の月とモデルの城について
先日何気にTV(鉄腕ダッシュ)を観ていたところ、 大分県にある岡城が出てきて「荒城の月のモデルとなった」と紹介されていました。 その時に「え!?」と思いました。 かなり前に読んだ歴史小説で秀吉か信長か宇喜多を題材とした話の中で、 チラっと山中鹿介の話が出てきて、 そのくだりで上月城が出てきて、 後に瀧廉太郎が荒城の月のモデルとした、、、 と書いていたのを思い出したからです。 早速、 「山中鹿介 上月城 荒城の月」で検索してみましたが、有力な情報はヒットせず、 逆に 「岡城 荒城の月」だとかなりの件数がヒットしました。 やっぱり、荒城の月のモデルは岡城だったのでしょうか? そして、 上月城が荒城の月とモデルとなったと書いていた歴史小説は何だったのだろうと思いだそうとしましたが、分かりません。 司馬遼太郎だったような気がしますが、違う人の作品だったかも知れませんし、記憶違いかも知れません。 上月城が荒城の月のモデルだと書いていた歴史小説をご存じの方がおられれば、作品名を教えて下さい。
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播磨灘物語の上月城の下り(毛利軍に包囲されて、織田軍が手出しできずに見捨ててしまう。尼子勝久自刃、山中鹿之助降伏。)では、荒城の月の下りは出てきませんね。 新史太閤記の上月城の下りには、その話は書いてないです。 (両方、司馬遼太郎先生の作品です)
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- w-icp
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正確には判りませんが、司馬遼太郎の歴史小説だとすると「播磨灘物語」あたりかもしれませんね。 ただ不思議なのは、小説の文章中に「上月城が荒城の月とモデルとなった」という歴史的な解説が書かれたりするのかなという疑問です。 それより司馬遼太郎の作品であれば、歴史小説ではなく紀行文かもしれませんね。それなら「上月城が荒城の月とモデルとなった」という歴史的な解説も納得できます。 司馬遼太郎の有名な紀行文では、「街道をゆく、因幡・伯耆」が一番可能性が高いと思われます。その他にも城の話でしたら、「司馬遼太郎と 城を歩く」があります。
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回答ありがとうございます。 司馬遼太郎の作品は小説はすべて読んだのですが、紀行文は全くと言って良いほど読んでいないので、家にある小説の中をを自分でも探しているところです。
No.1です。 よければこちらのサイトを参考にどうぞ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%9C%88
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回答ありがとうございます。 でもさすがに、ここに投稿する前にはwikiぐらいは目を通します。
小説の名前は分かりかねますが、モデルについてお話します。 そもそもモデルとなったのは城ではなく、慰霊碑や戦争の悲しみなどのもののことです。 作詞者の(故)土井晩翠と作曲者の(故)瀧廉太郎がそれぞれ 自分の生まれ故郷の城に思いを寄せて構想を練ったとされています。 土井晩翠が詞を構想したとされるのは宮城県仙台市の青葉城址、同じく福島県会津若松市の鶴ヶ城址で、 滝廉太郎が曲を構想したとされるのは大分県竹田市の岡城址、同じく富山県富山市富山城西側とされています。 恐らくTVではこの「岡城」の事を言っているのかもしれません。
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回答ありがとうございます。 やはり「岡城 荒城の月」でヒットした情報と変わらないものですね。 少なくとも滝廉太郎が思いをはせたのは岡城という事になるのですよね。 とすれば、 残された疑問は上月城と荒城の月の関連を書いた歴史小説は何だったのかという疑問だけが残ります。
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回答ありがとうございます。 司馬遼太郎の作品は小説は過去にすべて読んだので、その中にあったのかと思い、自分でも読み返しつつありますが、まだ見つかっていません。 播磨灘物語、新史太閤記には無いという事ですね。 他に心当たりと言えば、 津本陽か、山岡荘八か、吉川英治か、あるいは他の作者か全くの記憶違いか、、 今、手元に置いて再読しているのは津本陽の「宇喜多秀家 備前物語」です。 この人もわりと資料をしっかり抑えるタイプの作家ですが、 ここでは珍しく、山中鹿介を山中鹿之介と書くという脇の甘さ(※)を見せているところから、何かもう一つやらかしていないかと、見てみましたが、手がかりはありませんでした。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E5%B9%B8%E7%9B%9B ※司馬遼太郎の場合は、鹿之助(鹿介、鹿之介)の三種類書きつつ、講談風に鹿之助を選択したようでした。
補足
後半部分は、「読書 > 書籍文庫」のカテで聞いた方が良さそうなので、ここは一旦閉じる事にして立て直しました。 http://okwave.jp/qa4786540.html