望遠鏡について！！

質問

天文学者達は何故大きい望遠鏡を作りつづけていっているんでしょうか？
初心者レベルの質問ですみません。
どなたか知っている方いましたら教えて下さい！！

回答No.3

Tacosan · ベストアンサー

天体は非常に遠くにあるので, そこからくる光はほぼ平行であると思って構いません. また, (天体に比べて断面積が十分小さければ) 「単位面積当たりの光量」も 一定であるとみなすことができます. そのため, 口径が大きいと面積も大きくなり, したがってたくさんの光を集めることができるためより暗い天体も見ることができるようになります. つまり #2 の集光力の問題.
あと, 口径が大きいと分解能 (= 人間でいう「視力」) も大きくなります.
この 2つの理由で「大きい望遠鏡」を作り続けているのです. 単純に言うと「今まで見えなかった, 暗くて小さい天体も見えるようになるから」です.
口径と集光力や分解能の関係は基本的に電磁波で観測する限り同じで, 電波望遠鏡や赤外・紫外の望遠鏡でも, これらの点では大きい方が有利です.
ただし, もちろんあまりに大きいと「そもそも技術的に作れない」とか「作れるけど扱えない」とかいうことになるので, これらも加味して設計することになります.
なお, 解像度については干渉計などの手法により改善することができます. これは複数の望遠鏡で観測したデータを突き合わせることでより細かい情報を取得する方法で, 「すべての望遠鏡を内部に含む最小の円」くらいの大きさの望遠鏡で観測したのと同じ解像度になったと思います. ですが, この場合でも集光力は変わりません.
現在では, 単純に望遠鏡を使って地球上で観測する限り集光力・解像度とも限界に近いところまで行っていたはずです. 原因はどちらも地球大気で, 集光力については「大気そのものの明るさ」, 解像度については「大気の揺れ」によります. 解像度の方は「補償光学」という方法で処理していますが, 集光力はどうしようもありません. そこで「大気のない宇宙空間で観測する」ということも行っています. 現にハッブル宇宙望遠鏡では (口径が小さいため集光力には劣るものの) 非常にシャープな (= 解像度の高い) 画像が得られています. また, 「月に天文台を設置する」ということも検討はされていたはず.

回答No.4

RCnc

大きい望遠鏡のメリットの一つは、暗い星（＝遠くにある星）を観測できることです。

例えば、夜空で一番明るい恒星はおおいぬ座のシリウスですが、そのシリウスまでの距離は8.6光年です。そう、光で8.6年かかる距離ということで、私達は8.6年前のシリウスを見ています。
（ちなみに太陽だって8分19秒前の太陽です）
さて、我々のいる銀河系の隣、アンドロメダ星雲は230万光年の距離で230万年前の姿を見ることになります。このあたりまでは空が暗ければ肉眼でも見ることができます。
大きな望遠鏡をつくると、もっと遠い星（星雲）を観測できるようになります。

現在、宇宙ができて137億年たっていると考えられていますが、もし大きな望遠鏡をつくって、136億光年かなたの星を観測できたらどうなるでしょうか。136億年前の宇宙、すなわち宇宙ができて1億年しかたっていないときの姿を観測することができるのです。これってすごいと思いませんか？
その頃の様子を観測できれば、どのように宇宙ができたかもっと明らかになるのではないでしょうか。

そう、遠くを観測することは昔を観測することなのです。
このようなことからも、大きな望遠鏡をつくる１つの理由だと思います。

回答No.2

植松 一三（@jf2kgu）

集光力の為です
遠い銀河などでは非常に微弱な光ですから、それをたくさん集めてみやすくする為です
もう一つ解像度の問題でも、そうですが、反射望遠鏡が良い例ですが、反射鏡が大きければ大きいほど、解像度が上がるのです
集光力と解像度の為に、望遠鏡≪ほとんどが反射望遠鏡です≫を大きくしていくわけです
昔は、屈折望遠鏡の巨大な物も有りましたが、長さが大きくなってしまい、星を追う事が難しくなってしまうことと、メンテナンスを考えて今は巨大望遠鏡は、反射型望遠鏡になっています
後パラボラアンテナの、電波望遠鏡が有りますが、これは電波ですから、大きければ大きいほど、解像度も上がりますし、電波を集めるために大きくなってます、直径３００メートルのアレシボ電波望遠鏡が今は一番大きいですが可動式の物では直径１００メートルのパラボラアンテナも有ります、現在はより解像度を上げるために、地上の電波望遠鏡と、月付近に電波望遠鏡を打ち上げて、解像度を上げてより遠い、銀河などを解像度を上げて観測しようとしています

回答No.1

86371613

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