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天体望遠鏡について

2007/07/18 12:46

初心者なんですが・・・・レンズ径５０ｍｍ　倍率１８～９０倍の望遠鏡ではどんな星が見えますか？またどこまで見えますか？教えてください。

egypt73
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天文学・宇宙科学
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noname#91883

2007/07/18 13:50 回答No.2

こんにちは、レンズ○○ｍｍ、倍率△△で、土星が◎◎に見える、という一般的な説明は、望遠鏡をのぞくことになれた熟練者の立場で説明してある場合がほとんどですので、「初心者の場合の見え方」などという説明がない場合は気をつけてください。一般に、望遠鏡で天体を見る場合は有効倍率というものがあり、それは口径（レンズ/ミラーの直径ｍｍ）の1.0－1.5倍です。50mmの場合であれば、50倍－75倍が上限で、それ以上倍率を上げると逆に映像が薄れて見え辛くなります。倍率を上げるだけであれば、アイピースという付属品で数字が小さいものを利用すれば、100倍、200倍とあげることは可能ですが、口径が小さい場合は無意味です。「どんな星が見えるか」とありますが、月は大きな惑星（木星や土星）ならその形や縞模様、輪などが見えます。望遠鏡をたくさんのぞいて、なれる必要がありすが。また、天体を心地よく観察するためには、望遠鏡を載せる架台が重要な役割を果たします。周囲を歩くだけの振動で簡単にゆれてしまう架台であれば、いくら大口径の望遠鏡でも天体をうまく捕捉し、観察することはできません。また、初心者によくありがちの誤解ですが、写真でみるような星雲や星団、銀河が望遠鏡を通しての肉眼で見えるというわけではありません。あれはカメラのレンズを長期（10分、30分、1時間など）開放して光を集めて撮影されたものです。また、星、ですが、星（恒星）はどのような大望遠鏡でみても点にしか見えません。光景が大きくなると、よりはっきり、遠くの星まで見えるというだけで、点であることには変わりません。レンズ口径５０ｍｍ、18倍～90倍の望遠鏡であれば、月、木星とその４大衛星、土星、太陽（気をつけてください！）、スバルなどの散開星団などがお勧めです。巷で売っている天文ガイドなどの月刊誌（ウェブサイトあり）、または、藤井旭氏の天体望遠鏡ABC教室（古本でネットで買えます）などがお勧めです。参考にしてください。では

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