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派遣問題 ディベート

今度高校のディベートで「労働者派遣業務」を禁止するべき(肯定) という立場で議論するのですが、私個人としては禁止するべきではないと思っていて、だから肯定側では具体的にどう立論すればいいか分かりません。 今のところ、禁止することによって労働環境が改善され、また正規雇用されて賃金が上昇する、ということをぼんやりと考えたんですが、この考え(立論)は間違ってますか? あと、禁止すれば労災が減るという意見があったのですが、どういうことですか? 無知な私に教えてください!

みんなの回答

  • edoduki2
  • ベストアンサー率19% (4/21)
回答No.3

私は禁止するべきではないと思っていますが、材料を書いておきます。 派遣は禁止すべき。少なくとも高技能分野以外はすべて禁止とすべき。 現在の派遣は企業の雇用調整弁として使用され、完全な使い捨て可能な法体系になっている。だから派遣は人件費ではなく材料費として計上されている事が多く、経理管理でも完全な「物」として扱われている。奴隷を連想させるような人らしい生活が行えない雇用環境に置かれている人も少なくない。そして派遣労働者が雇用の調整弁となる事で、正社員の安定した雇用、安定した収入、安定した社会保障が確保されている。正社員という既得権益の為に利用される派遣制度となってしまっている以上、即刻派遣は禁止とすべき。 (ちなみに私は、リストラ、解雇、など、一連の事はすべて企業がやりたいようにさせるべきと考えています。その上で、手厚いセイフティーネットをしいて、転職やリストラが場合によっては拍手で送り出されるような、デンマークのような雇用体系の方向性を日本は模索すべきであると考えます。当然その分の税負担は企業にも追ってもらう事になります。)

回答No.2

労働者派遣の最大の問題点は「格差」の問題です。 是非このテーマを高校生の視点で存分に論じ合って下さい。 派遣労働者のメリットは平たく言えば「やりたい仕事をやりたいだけやって、スキルアップすればそれに比例して給料も上がって稼げる」というものです。 雇う企業側も「必要なときに必要なポジションで必要とするスキルを持った労働者を使えるので機動的かつ効率的業務運営が可能になる」というメリットがあります。 本来こうしたメリットを望む双方のニーズが強くあって、現在の労働者派遣法が出来上がっています。 その後企業側のメリットは十分満たされて、日本企業の国際競争力は増加し、業績も急速に上昇しました。 しかし労働者にとっては「こんなはずじゃなかった」という問題が次々と発生しました。 正社員になりたかったのに求人がなく、しかたなく派遣社員として働かざるを得なかった。 正社員と同じ仕事をやっているのに給料が低く、スキルに見合った給料アップもしてもらえなかった。 会社の業績が良くないからといって、突然解雇されてしまった。 雇用保険制度が派遣労働者の勤務形態のことを考慮していない制度だったため、失業保険給付金も満額貰えなかった。 このように会社側のメリットばかり追求していったために、特に派遣社員として働く人の事情は全く省みられない状況が起こっています。 正社員と派遣社員の「格差」問題です。 さて以上を踏まえて、何をどう改善すれば「派遣で働くのもいいなあ」と思えるようになりますか? 逆に何をどう変えようと「やっぱ派遣はいやだなあ」と思うのでしょうか? 企業側・労働者側双方の立場を考えて議論して下さいね。 白黒はっきりさせることが目的ではなく、理想論でもいいのです。 労災の件ですが、「派遣労働者は正社員と比べて極端に劣悪な労働環境で働いていて病気になったり亡くなったりする人が多いから正社員にすれば労災は減る」と思っての意見なら間違いです。 別に働く場所や時間帯が極端に正社員に劣る訳ではありません。 派遣社員がいなくなれば正社員が同じ環境で同じ仕事をするだけですから。

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.1

ディベートでの基本は、「相手の立場になって考えてみる」です。 ご自分では、否定派なわけですよね。自分が否定派だとしたらどんな論法を使うかを考えて、ノートなどにまとめます。 そして今度はそれを否定するためにその論の欠点を徹底的に探します。そうすれば肯定派となるにはどうすればいいかがわかってくるようになります。 高校生なのですから、議論が少々現実的でなかったとしてもしょうがないことです。一流大学を卒業した大人が議論しても明快な答えが出せない問題なのですから、多少のアラは気にしないことです。

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