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初心者への解説が得意な方

こんにちは。いつもお世話になっております。 ●先日下記のような質問をさせて頂きました。 (1)どのような作り方をしても24種類の調しか存在しないのでしょうか? (2)***調と云える音の最小は幾つ位でしょうか?小節単位でしょうか? (3)>メロディの音がソシレファと来たら次はミに行くと安定する。心地よい。 ソシレファ→ミ どの音が中心でしょうか? ソシレファ→ラ になったらどの音が中心でしょうか? この2つは何が違いどの様に分析・評価するのでしょうか? (4)>ソシレファの和音が鳴ったら次はドミソの和音に行くと安定する。心地よい。シはドに行くと心地よい、ファはミに行くと心地よい。 (ソシレファ)→(ドミソ) どの音が中心でしょうか? (ソシレファ)→(ソシレ) になったらどの音が中心でしょうか? この2つは何が違いどの様に分析・評価するのでしょうか? ●これに対し以下の回答を頂きました。 (1)調に関しては、長調12種類、短調12種類の、合計24種類しか存在しません。それ以外の場合を数え上げられないからです。 (2)鳴っている音が、主にその調の構成音である間が、特定の調です。 (3)ファ→ミが中心です。なぜなら、シ→ドに応じて、不協和音が協和音程に解決するからです。次に、ソ→ラが中心です。なぜなら、ソが一番近い音に進むからです。 (4)シ→ドが中心です。シが長調の導音で、主音ドに進行するからです。次に、シが中心です。導音が解決しないで次の和音との共通音になっているからです。 (1)に関しては理解できました。 しかし(2)、(3)、(4)に関しては全く分かりません。 素人にも理解しやすく解説してください。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • lilact
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回答No.3

>質問の中の回答で 「和音の中のどの音が次の和音のどの音にいこうとするか」という意味で書かれているような気がします。 私なりの考えはソシレファの中心の音はソ、ソシレファシソの中心の音もソということになります。想定される和音「ソシレファ」の根音ということです。 >手掛かりが「レ」と「ミ」と「ソ」しかなければ・・判断できない そのとおりです。例に挙げた3つの調に共通の音ですからどれも可能性があります。ただし、私はメロディが「ソレミ」と動いて曲が終わればハ長調と感じますし、「ソミレ」と動いて曲が終われば、ニ長調と感じます。理由は、曲の最後は主音や主和音に含まれる音で終わると締めくくりの感じがするということです。(日本音楽などの場合は別) 曲の途中の一部であれば、3つのうちのどの調であるのかは全く分かりません。 >何故、急に質問には存在しない「ド」が出てきたのでしょうか? 回答に書いたように、メロディだけの音のつながりでも和音がイメージされるからです。 ソシレファというメロディはソシレファという和音の音を下から順番につなげたものと感じられる。そして、この和音はドミソの和音に行こうとする。ミはドミソの和音の中の音。 >必ずしもその音に行く必要はなく その通りです。私の回答は基本で、基本の次には発展がありその次には応用があります。基本は誰にも予想されてその通りになると安心感を与えます。その予想を裏切ると新鮮な感じを与えます。発展も応用も音楽理論でまとめられていますが、それにも当てはまらないような曲も可能です。良い悪いは別として。 この、これまでの理論に当てはまらない部分に新しい理論が生まれる可能性があります。調がない曲もありますし、楽譜が図形になっている曲もあります。

Jurimika
質問者

お礼

>曲の途中の一部であれば、3つのうちのどの調であるのかは全く分かりません。 >それにも当てはまらないような曲も可能です。 長年のモヤモヤが晴れた想いです。 殆どのサイトや過去ログには中々「分からない」ということが書いてありません。 そうしますと、分からないのは私だけなのでは?と思ってしまいます。 「●●●なら~だが、◆◆◆なら分からない」のように書いてあればこれほど悩まずに済んだのに という想いも致します。 しかしlilact様のお力添えで解決しました。 再びのご回答、ありがとうございました

その他の回答 (4)

  • tmbach
  • ベストアンサー率60% (45/74)
回答No.5

他の方と重複する内容もあるかもしれませんが、できるだけ分かり易く説明したいと思います. >(2)***調と云える音の最小は幾つ位でしょうか?小節単位でしょうか? 「この曲は、何の調なのか?」を判断する際の質問でしょうか. 「音が何個」というよりも、「どういうコード進行か」で判断します. というのも、ハ長調の曲であっても、メロディの中にファ#が出てくることもあるので…. 具体的には、トニックとドミナントの関係が成り立つ時に、その調を決定付けることが できると思います. ハ長調なら、トニックは、C、Am、Em、ドミナントはG7です. 曲中、G7→Amなんていう進行があったら、少なくともその部分に関しては、ハ長調です. (部分的に転調しているだけ、という事もあります) コード進行は、伴奏パートの音を見ないと判断が難しく、メロディだけではコードを特定できない 事も多いです. 例えば、メロディが「ド」だけ鳴っていた場合、これだけではCメジャーなのか、Cマイナーなのか 判断できません. 逆に言えば、同じメロディでも、伴奏(コード)の付け方で、色々な雰囲気にもっていける、という ことにもなります. >(3)>メロディの音がソシレファと来たら次はミに行くと安定する。心地よい。 >ソシレファ→ミ どの音が中心でしょうか? ソシレファというのは、コードではG7、つまりCメジャーでのドミナントですね. G7は、「ソ」が中心(根音、あるいはルートと言います)のコードです. 少し、コード進行の説明を書かせて下さい. コード進行というのは、音楽の中での文法です. ドミナントというコードは、文章での「動詞」にあたる機能があり、トニックのコードに進もうとする性質があります. トニックは、文章では「主語」と「句読点」の2つの役割があります. 「鳥は飛ぶ。」という文章をコード進行で表したとすると、C→G7→Cのような感じになります. つまり、ドミナントの後にトニックがこないと、なんか文法的にオカシイ、という事になります. なぜ、G7がドミナントの機能を持つかというと、このコードが実は不安定な要素を持っているからです. G7のコードを構成している音(コードトーン、または和音構成音と言います)は、ソシレファですが、 この中の「シ」と「ファ」がポイントで、この2音は「増4度(あるいは減5度)」という音程で、 安定した響きではなく、いわゆる不協和音程です. 人間は、この不協和音程を聞いた後、何か安定した響きに進んで欲しいと感じます. つまり、これが「G7→C」という進行で、「ドミナント・モーション」と呼ばれます. この時、G7の中の「シ」は「ド」へ、「ファ」は「ミ」へ、それぞれ進行します. ただし、これは和声的(音の進行のセオリー的)な考えで、主に伴奏やバックストリングス等での 音運びです.メロディを作る時は、もっと自由な音運びでも構わないと思います. >ソシレファ→ラ になったらどの音が中心でしょうか? これは、コードでいうと、G7→Amという進行になります.(C6にもできますが) 当然、中心の音は「ソ」です. Amもトニックの機能を持っていますので、ドミナント・モーションですね. >この2つは何が違いどの様に分析・評価するのでしょうか? まとめると、ソシレファは、「ソ」を中心としたコードを順に鳴らした状態で、 Cメジャーでのドミナント(V7の和音)です. このコードは、何らかのトニックへ進行します.(例外もありますが) >(4)>ソシレファの和音が鳴ったら次はドミソの和音に行くと安定する。心地よい。シはドに行くと心地よい、ファはミに行くと心地よい。 >(ソシレファ)→(ドミソ) どの音が中心でしょうか? (3)の質問と似ていますね. (ソシレファ)→(ドミソ)は、G7→Cの進行なので、中心の音は「ソ」→「ド」と言えます. >(ソシレファ)→(ソシレ) になったらどの音が中心でしょうか? これは、G7→Gという流れになりますが、2つ合わせて、1つのG7とします. つまり、コードの変化は無し、と見なします. 曲によっては、1つのコードが(別のコードに変化せずに)延々と続く場合もあります. >この2つは何が違いどの様に分析・評価するのでしょうか? コード進行が違う、ということになります. ちなみに、コード進行は実に様々ですが、基本の「型」は3つしかありません. (1)トニック(T)→ドミナント(D)→トニック (2)トニック(T)→サブドミナント(SD)→ドミナント(D)→トニック (3)トニック(T)→サブドミナント(SD)→トニック です. 具体的には、Cメジャーの場合、 (1)C→G7→C、またはC→G7→Am、Am→G7→Emなど (2)C→F→G7→C、またはC→F→Dm→G7→C ※FとDmで、1つのSDとみなします (3)C→F→C、またはC→Dm→C 質問の答えになっていましたでしょうか?

Jurimika
質問者

お礼

一つ一つ丁寧にご回答下さいましてありがとうございます。 tmbach様のお陰で良く理解できました。 本当に、ありがとうございました。

  • felicior
  • ベストアンサー率61% (97/159)
回答No.4

メロディだけで、ある一つの音を中心であるように聴かせるためにはそれなりの努力が必要です。 逆にどの音も中心に聞こえないようにメロディを工夫する試みだってされているくらいです。 「君が代」はレの音を中心とする雅楽の“律”という音階(レミソラシ(ド)レ)で 書かれています。 [き]みがーよー[はー] 千代にー八千代に さざれー石[のー] 巌となーり[てー] 苔[のー]むーすーまー[でー] 曲の最初や最後はもちろん、フレーズの最後など要所要所でレの音を繰り返し用いて、 言わば曲の間中レの音が耳鳴りのごとく印象に残るようになっています。 (上のカッコの部分。ただしカッコの他にもレの音はあります) ですからメロディだけ4、5音書かれたところで調(中心音)の判定はまず無理です。 わかりやすいように日本の音楽の例を挙げましたが、西洋音楽でも昔はドやラ以外 を中心音とする音階(教会旋法)がありました。レを中心とする“ドリア旋法”、 ミを中心とする“フリギア旋法”などです。しかし現代の私達には、レやミで終わる曲は 何となく中途半端に聞こえてしまいます。こうなってしまった理由は、長三和音と 短三和音という2大「和音」が発明され、台頭するようになったためです。ドミソの 長三和音を中心(主和音)に据えるのが長調、ラドミの短三和音を中心に据えるのが短調、 というわけです。 鋭い人は、ファラドだって長三和音だからファだって中心に聞こえてもいいのでは?と 疑問に思うはずなんですが、これは長調・短調が「機能和声」というシステムを原動力 にして頼っているためドミソしか中心になれません。機能和声を簡単に説明すると、 シとファがそれぞれドとミに進むと、曲に「進行感」が生まれ、その進む先を中心と感じる、 ということです。進行感が得られる理由は主に次の二つです。 (1)シとファの両方を含む和音は不安定な響きがするため他の和音に移行したくなる (2)シ→ド、ミ→ファの隙間は半音といい、他よりも狭いため滑らかに進む しかしこれはあくまでも説明ですので、No.1さんの回答の通り、自分の耳で聴いて 確かめることが大事です。 まとめると、和音の進行が中心(主和音)を決めてくれるためメロディだけで中心(主音)を 印象付ける努力をする必要がなくなったのが現代の西洋音楽の特徴です。 ですからNo.2さんの回答のように勝手にドが出てきたりするわけです。

Jurimika
質問者

お礼

>メロディだけで、ある一つの音を中心であるように聴かせるためにはそれなりの努力が必要です。 >逆にどの音も中心に聞こえないようにメロディを工夫する試みだってされているくらいです。 メロディの音の中心というのは最初に設定するものなのでしょうか? それとも結果的にそうなってしまうものでしょうか? >まとめると、和音の進行が中心(主和音)を決めてくれるためメロディだけで中心(主音)を >印象付ける努力をする必要がなくなったのが現代の西洋音楽の特徴です。 >ですからNo.2さんの回答のように勝手にドが出てきたりするわけです。 ようやくまとまってきました。 しかし和音は無数にあるようですのでイメージする和音というのは、 もしかしたら人によっては違ってしまうのではないのでしょうか? とにかくおおよその部分は得心がいきました。 分かり易く解説して頂きまして、ありがとうございました。

  • lilact
  • ベストアンサー率27% (373/1361)
回答No.2

(2)について ハ長調 ドレミファソラシド ト長調 ソラシドレミファ♯ソ ニ長調 レミファ♯ソラシド♯レ イ長調 ラシド♯レミファ♯ソ♯ラ など というように♯が増えていきます。フラットの調も一つずつ増えていきます。仮に上の4つ例の中だけ考えると「ソ♯」があったらイ長調の固有の音があるのでイ長調になる。という意味ですね。 (3)についてのアドバイス ソシレファーミは、伴奏がなくてもソシレファの和音からドミソの和音に進んだことを強く感じさせます。 ソシレファーラは、伴奏がなくてもソシレファの和音からドミソの和音に進んだことを強く感じさせません。ドミソ以外の和音に進んだ可能性も予感させます。 (4)について(ハ長調で説明しています) 和音のソシレファとソシレは機能的に同じものと考えます。ソシレの和音はドミソの和音に進もうとします。ソシレファの和音はより強くドミソの和音に進もうとします。ソシレファの方がより不安定な感じを与えるので、より強く安定しようとするということです。 質問文の中の回答(4)の後半の意味は、ドに行こうとするシがそのまま変わっていないということですね。 ハ長調はドミソの和音(主和音)や、ドの音(主音)が一番落ち着きます。

Jurimika
質問者

お礼

lilact様のお力添えのお陰で良く理解できました。 幾度も回答戴きまして、ありがとうございました。

Jurimika
質問者

補足

質問の中の回答で、 >ファ→ミが中心です。 とありますが、私の中で中心と言えば「真ん中」のことで何故2つなのか・・・ 「中心は「ファ」です」とか「中心は「ミ」です」にならないのは何故でしょうか? 「ソシレファシソ」とあったらどの音が中心でしょうか? ●揚げ足取りではございませんので、お気を悪くなさらないで下さい。 >「ソ♯」があったらイ長調の固有の音があるのでイ長調になる。という意味ですね。 では手掛かりが「レ」と「ミ」と「ソ」しかなければ例の4つの内「イ長調ではない」ということは分かるが、 他の3つの内の何れかということは「判断できない」 ということでよろしいでしょうか? >ソシレファーミは、伴奏がなくてもソシレファの和音からドミソの和音に進んだことを強く感じさせます。 何故、急に質問には存在しない「ド」が出てきたのでしょうか? 「ソシレファ→ミ どの音が中心でしょうか?」 という質問の中には「ド」の音は存在しませんが、回答の中には「ドミソの和音」のように「ド」の音が存在します。 また、進んだのは「ミ」の音であって「ソ」も関係ないような気が致します。 >~進もうとします。 >~より強く安定しようとする これは人間が聴いて心地よいからその方向へ行き勝ちだということであって、 必ずしもその音に行く必要はなく、別にどの音に行こうが構わないと理解してよろしいでしょうか? 長くなってしまいましたが、よろしくお願い致します。

回答No.1

初心者がおちいる典型的なパターンですね。 「音楽理論」というものがあるので、「理屈」で説明できる。。。と 思われているようですが、それは違います。 例えば、「チョコ」は、どんな味がしますか? 理論で説明・答えようとすれば、砂糖が入っているので、甘い・・・ しかし、もし、「チョコ」を食べてことがない人がいたら、それは、理解できないでしょう。(味覚) また、外国の人は、「梅干」を食べたことがないので、「梅干」を見ても、「ゆだれ」はでないそうです。 例え、クエン酸が入っている食べ物だから・・・と説明しても、わからないでしょう。(味覚) 以上のように、前回の方の回答は十分説明されています。 しかし、なぜ、「ファ→ミ。シ→ドに解決」するから・・・というのは、結果です。 その結果を生んだのは、「★感性(味覚・聴覚)」なんです。 要するに、そういう風に「感じる」から、「ファ→ミ。シ→ドに解決」する。。。と理論にしたわけです。 「理論と感覚」を、逆に考えてしまうと、梅干・チョコの話になってしまいます。 ということで、大切なことは、 「音を聴く」   ↓ 「ファ→ミ。シ→ドに解決」するのが自然に聴こえる。。。 それが答えであり、音を聴かない人に、他の方のように回答説明していただいても、甘くも・すっぱくも感じないわけですから、理解できない。。。ということになります。 説明のほうがよければ、 ■「和声学(法)」 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=102050 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=102060 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=102070 というものがありますので、どうぞ。

Jurimika
質問者

お礼

お礼が遅くなりまして申し訳ございません。 今になってsakura5678様の仰っておられる意味が分かりました。 >「音楽理論」というものがあるので、「理屈」で説明できる。。。と 本当にそう思っておりました。というより今でもそう思っております。工夫次第では可能なのではと・・・。 >「ファ→ミ。シ→ドに解決」するのが自然に聴こえる。。。 そうなんですね。但し、例外はたくさんあると・・・。 霧が晴れたような気が致します。 ご回答、ありがとうございました。

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