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記念碑の表面の「建之」との言葉の読み方について
インタネットで調べたけど、「これをたつ」との読み方が一般のようです。しかし、たとえば、ある人が忠実に碑文を読む時、どう読みますか? ご指導、賜りたいです~~
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- kzsIV
- ベストアンサー率53% (238/446)
「漢文で書かれた碑文は,「読み下し」で読むので,「これをたつ」と読む」──これが本則でしょう。 「これをたつ」「けんし」「こんし」「これをたてる」──もし私が、その先生なら、学生がこの4通りのどの読み方をしても「良し」とします。 実際には、状況に応じて、臨機応変に、その場にふさわしく読んではいかがでしょうか。 「先生様っ、これにゃどんなことが書いてあるだね?」「村がつくられてから百年めを記念するセキヒ、昭和六十一年十月きちにちにこれをたてた、と書いてある。」 「創設百周年記念之碑」は本文自体は現代日本語文ですね。「昭和六十一年十月吉日建之」は建立識語で、本文ではありません。本文は、(正式には)現代日本語として読む(発音)することになりますが、識語は、かえってサラッと音読したほうがスマートかもしれません。 ただ、識語でも「明治○○年○月日建之勲三等功二級何某(なんのなにがし)」と麗々しく書いてある場合にはオロソカにはできないかもしれません。
- he-goshite-
- ベストアンサー率23% (189/802)
>ある人が忠実に碑文を読む時、 「ある人」って誰ですか? 「忠実に読む」というのも分かりません。 普通,漢文で書かれた碑文は,「読み下し」で読むので,上の回答者さん達がおっしゃるように,「これをたつ」と読むのが普通です。 誰がこの石碑を建てたかということが書いてあるわけです。 ※「の」とは読みません が, もし碑文を(漢字で書かれたお経をそのまま読むのと同じように)上から下へ「音読み」するのを「忠実」と考えていらっしゃるなら,「けんし」と読んでも 当局は一切関知しませんが (笑)
補足
ご回答、ありがとうございます~ 忠実って、例えば、「以下の碑文を忠実にきちんと読みなさい」って、先生が学生におっしゃいました。 「碑文 創設百周年記念之碑 昭和六十一年十月吉日建之 わが村は、明治十九年(一八八六)薩摩郡甑島より、打続く自然災害を逃れ、新天地を求めて、此の地鞍勇に、農業を生計とする七戸の先駆者達に依って開拓の鍬が下され、安住の地として誕生、以来各地より移り住む人も多くその間、国、県、郡、村(町・市) の方々の温情と援助に育まれ、先駆者達の艱難辛苦の結晶と先輩達の偉業継承に依って、今日、戸数、四七戸、人口、一四九名、の隆昌を見るに至る。。(略)」 じゃ、学生は「昭和六十一年十月吉日これをたつ」と読みますか?「昭和六十一年十月吉日けんし」を読みませんか?
- a-kasatana
- ベストアンサー率17% (20/112)
「これをたつる」ではないでしょうか。
お礼
ご回答、ありがとうございます。
- Big-Baby
- ベストアンサー率58% (277/475)
昔の人は漢文がよく出来たので漢文を碑に刻むことが多かったのです。読む場合はもちろん訓読です。返り点、ふりがななんかなくってもちゃんと訓読できたのです。たとえば、次の江戸時代の石灯籠の碑文に「海部市左衛門 謹建之」とありますね。 http://www.geocities.jp/kohithugi/history10.html これはもちろん「海部市左衛門 謹(つつし)みて之(これ)を建つ」と読むのです。戦後になり、これほどやさしい漢文さえ読めない人が出てきたことは嘆かわしいことです。
お礼
ご回答ありがとうございます。と言いますと、碑文「昭和六十一年十月吉日建之」の中で、返り点がなくても、訓読みで読むのは隠されたルールですね。「これをたつ」と読まなきゃならないと言うことですか。勉強になりました。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8742/19841)
http://okwave.jp/qa535983.html の回答によると「けんし」とも読むようですが、碑文を読む際に「けんし」が妥当な読みなのかどうかは判りません。 なお、上記Q&Aの回答No.2の参考URLは、スパム投稿で荒されて廃墟になっていますので、残念ながら参考になりません。
お礼
どうも、ご回答ありがとうございます~
- dondoko4
- ベストアンサー率12% (1161/9671)
「の」では。 もう少し全文(碑名)を書いてくれないと。
お礼
どうも、ありがとうございます。原文をつけました。
お礼
はい、勉強になりました。臨時応変に対応しなければならないですね。どうも、ありがとうございます。