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碑文の署名、作者名に添える漢字について教えてください。
碑文の署名、作者名に添える漢字について教えてください。 400字ほどの碑文の最後にその文章を考えた人の氏名を書くのはよくあることですか? 揮毫なら、○○ ○○ 書 と書きますが、碑文を考えた人の氏名は書きますか? 書くとしたら、「この文章は私が考えた」ということを意味する漢字を添えたほうがいいですか? 添えるなら、それはどういう漢字になりますか? ぱっと思い浮かぶのは「著」ですが、碑文に「著」がいいのかどうか・・・? こういう字があるよとか、こういう例があるよとか、教えてください。 よろしくお願いします。
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- boko10cho
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碑に名前を刻むかどうかは、建てる方が判断されることですので 何も言えませんが、碑に名前を刻むのであれば、題字を書くのと 文章を撰するのとがそれぞれ別の方のようですので、「○○題 ××撰」のように名前だけではなく動詞をつけないと、どちらの 方が何をされたのか分かりづらいと思われます。 代表の方の名前だけを刻む場合でも、動詞無しでは碑を見た人が 文章もその方によるものかと思ってしまうかもしれません。 ついでに言いますと、文章の字をさらに別の書家の人などが書いて、 その人の名前も碑に刻む場合は、「△△書」のようになります。 「撰する」の意味 http://dictionary.goo.ne.jp/srch/all/%E6%92%B0%E3%81%99%E3%82%8B/m0u/
- pandaApple
- ベストアンサー率61% (253/413)
あまり詳しくありませんが、ふつう碑文というのは、その文章を書いた人がメインで、刻んだ人(碑を建てた人)は、「○○さんに碑文を書いていただいて、この碑を建立しました」といういきさつを“あとがき”として書くものでしょう。 で、頼んで書いてもらったんですから、改変などせず、原文のままで刻むべきで、文章を書いた人が末尾に自分の名前を書いて「○○書」と書いていれば、そのまま「○○書」と碑に彫るものだと思います。 もし書かれていなかったら、末尾または題名の下などに名前だけ入れておけばいいと思います。 書いた人がメインなんですから、名前さえ明記しておけば、「ああ、○○さんの文章だな」と分かるでしょう。 で、あとは刻んだ人間が「××刻」(××刻す)とか、建立にお金を出した人は「施主△△」とかという具合に記録し、建立の年月日や、建立にいたるいきさつなどを書いておく(碑文の横とか裏側とかに刻まれていることが多い)という感じだと思います。 小生が観光地などで時々見かける碑文は、だいたいそんなふうになっているように思います。 おっしゃっている「碑」というのがどのようなものか分かりませんので、何とも言えませんが、たいていは碑文の文章を書いた人の名前は、どこかに入っていると思います。
お礼
署名に関してまた新たに不明な点が出てきたりして、 決めるまでもう少し時間があるようなので、石碑というものをもっとよく調べ、 それでまた迷ったら改めて質問をしないといけないかと、今、あれこれ思案中です。 pandaApple様、 いろいろ気づかせてくださって本当にありがとうございました。
補足
早速のご回答、感謝します。 恥ずかしながら、読んで初めて気付いたのですが、私の「碑文」の捉え方が少しずれていたようです。 400字ほどの文章は、「碑文」というか・・・ずっと、みんな、碑文、碑文と言っていたのですが、 ある事業の完成を記念して建てる石碑に、まず、代表者の書いた漢字4~5文字の揮毫を彫り、 その横に並べて彫る文章(字体は、多分、明朝か・・・)というわけです。 内容は、事業の始まりから終わりまで、こんなことがあった、あんなことがあった、 これからこうしたい、こういうふうになったらいいなぁ、というようなことになるかと思います。 ということは、「建立したいきさつ」に近いでしょうか。 でも、文章を考える人の思いは、「説明」というより「碑文」に近いかもしれません。 そうした思いは尊重したい、それだけ一生懸命に考えてくださっているのです。 それで、そういうときに名前を入れるのかどうか、 もちろん、入れたいというのなら入れてもいいと思いますが、 あっさりと名前だけ、というのがいいでしょうか。
- boko10cho
- ベストアンサー率55% (64/116)
ご質問のような場合は、多くの事柄を集めて文章を書く意味の「撰」を使います。 「碑文 撰」のキーワードで検索してみられれば、多くの例がご覧になれると思います。
お礼
署名に関して、また新たな問題が出てきたりしているので、 石碑というものをもっとよく調べ、 それでまた迷ったら改めて質問をしないといけないかと、思案中です。 boko10cho様、手掛かりになる文字を教えてくださって本当にありがとうございました。
補足
素早いご回答に感謝します。 「撰」という文字は全く思い浮かびませんでした。 そして、「碑文 撰」で調べてみて、碑文というものはいかなるものか、改めて考えさせられました。 また、もっと慎重に考えなければいけないと思いました。 今回、文章はその人のオリジナルということになります。 ある事業の完成を記念して書く文章です。 石碑に彫りますが、字体は多分、明朝あたりかと思います。 その場合、何かいい文字があるでしょうか。
お礼
揮毫を書いた人とは別の人が 建立のいきさつなどを400文字程度の文章にまとめ、 揮毫とは別の石に刻むことになりました。 2個の石で1組というちょっと変わったデザインです。 文章を考えた人の名前は文章の最後に添えることになると思います。 再びのご回答、ありがとうございました。