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昔は石鹸液を殺菌剤として使用していた?
昔は石鹸液を殺菌剤として使用していた? 下記の育毛シャンプーの広告ページの記述に、石鹸シャンプーが育毛に悪い根拠として、石鹸液には細胞を攻撃する作用があり、昔は殺菌剤として使用していたと記述があります。 http://www.hage-hage.com/top2/yougo/word/71.html http://www.aikei-yakuhin.co.jp/chishiki/qa2.html 育毛シャンプーの広告ページゆえ、文章にバアイスがかかっている点と、おそらくどちらかのページがどちらかのページの文章をコピペしている?点は、飛ばして、、、問題は「昔は石鹸液を殺菌剤として使用していた云々」との記述です。 その「具体的な」方法や、殺菌剤としての「作用の仕組み」、「昔」とはいつ頃の「昔」なのかをご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えください。よろしくお願いいたします。
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以前の書き込みで「逆性石鹸と勘違い」はあくまでも質問者様の引用にたいしてであって他の回答者の方のご意見に対してではありません。誤解を生むような不用意な表現をして申しわけございませんでした。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
No.2 ORUKA1951です。 >金属石鹸の頭皮など肌に対する影響についてはどのようにお考えでしょうか? 手や足の裏などは、表面が厚い角質層で覆われていて、金属石鹸なんてものともしませんし、たとえついても新陳代謝の速度も速く影響はないですが、頭皮は人の皮膚の中では最も薄いもののひとつです。 しかも脂腺・汗腺・毛根など重要な分泌腺・細胞も多いところです。 金属石鹸は、簡単には洗い落とせませんよね。・・お風呂場の頑固な汚れは金属石鹸です。 もう、お分かりでしょ・・・・・。 少なくとも頭髪用のシャンプーは、カリウム石鹸でもなく、合成洗剤のシャンプーがよいとは思っています。
お礼
度々のたいへん有意義なご回答を、ありがとうございました。 金属石鹸が、頭皮に対して悪影響を及ぼす具体的な仕組みついて、次の機会に改めてお伺いしようと思います。もしよろしければ、よろしくお願いします。
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
面白い反応をされた方がいたので。 殺菌 → 細菌などを殺すこと。決して、全滅させるわけじゃない。 消毒 → 細菌などを減らすこと。手洗いなどは、こちらですよね。 滅菌 → 細菌などを基本的には全滅させようという行為。 殺菌力の話で、残留する多種の菌があるかどうかを話題にするのはちょっとそぐわないです。 石鹸が「髪」に悪いのは、界面活性剤がどうこう以前に、アルカリ性だからです。水酸基をつぶすことが、リンスの目的です。リンスは界面活性剤とは限りません。日本ではお酢を薄めたものを古くは使っていました。 合成洗剤(中性)のシャンプーが登場して、本来のリンスではなく、書かれているようなコーティング要素に用途が傾いてきましたが、これは後付けの話です。 それと、勘違いされているようなので、シャンプーにフケ防止の効果があると書いているんじゃなくて、「フケ防止用の効果があるシャンプー」の話を書いているんですが。
お礼
細かいお話をありがとうございました。
追加しておきますが、マラセチアを殺すケトコナゾルは処方箋が必要なので普通のシャンプーには入っていません。
お礼
情報ありがとうございました。
殺菌剤を加えた殺菌石けんというのが石けんと区別してあるぐらいですから殺菌力は低いのではないですか? 例えばこの実験だと水やお湯で洗った方が菌の残留が少ないという結果になっています。 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/rensai/jikken10.pdf 前にも出ていますが「逆性石けん」と勘違いしているのではないでしょうか。 逆性石けんは界面活性剤ですが石けんの機能(汚れ落とし)はないしそもそも石けん=アルカリと脂肪酸の塩ではないのでこの名称には疑問を投げる人も居ます。 http://www.live-science.com/honkan/theory/sekken01.html http://www.shokusen.jp/tech_info/1.html リンス用の界面活性剤と消毒用の物(塩化ベンザルコニウム)は全く別の物質です。 http://www.airica.co.jp/jiten/kaimen-top.htm リンスの目的は保湿と毛髪の表面保護です。 なおシャンプーに石けんを使わないのは毛を傷めるからです。言いかたが難しいのですがセーターと同じで毛髪はもう死んでいるものです。細胞によって生産されたたんぱく質でできた物質を皮膚の外側に付着させて皮膚を保護しているわけです。 頭髪を石けんで洗わないのはセーターをアルカリ石鹸で洗わないのと同じ理由です。 (毛糸洗い用の物なら石鹸で毛を洗っても大丈夫だという説もあります。) http://www.live-science.com/honkan/jissen/wool.html ただし毛を作っている毛根は生きていてそれに対する作用がどうなのかは毛に対する作用とは別の視点が必要かもしれません。 なおフケ症は皮脂をエサにしているマラセチアと言う菌の作用による物のようです。 http://www.fukesyo.jp/5/page05_14.html マラセチアは常在菌で必ずしも害をなすわけではなくて要はバランスが崩れるているのが問題のようです。 以上、私は素人ですが必要性や興味があって調べた限りの事を書いています。
お礼
回答ありがとうございました。 暮らしの知恵研究室の記事を拝読いたしました。一度洗いと、二度洗いした際の菌数の差にポイントがありそうですね。 毛根に対する影響も気になりますね。生きていますし。それで、質問文の「石鹸液が、細胞を攻撃する云々」が気になった次第です。けど、あのページを書かれた方には失礼ですが、中の文章がちょっと、、、と思います。引用しなければよかった(笑) 頭髪を石鹸で洗うか、合成洗剤のシャンプーで洗うかは、微妙だと思います。どちらも一長一短で、リスクがあるように思います。自分の体でいろいろと実験していますが、、、一応、血液検査も。 セーターを石鹸で洗うことはされていると思います。色落ちしないのか気になりますが。
- potachie
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カリ石けんが殺菌剤に使える、という以前に、ほとんどの界面活性剤は基本的に殺菌に使えるはずですが。 細胞膜は一種の油脂で、界面活性剤はこれを破壊しますから。 ただ、シャンプーは、リンスと1セットで考えないと、意味が無いと思いますよ。シャンプーしっぱなしでは、石けんシャンプーだろうが洗剤のシャンプーだろうが、髪には悪いでしょう。 以下余談です。 私見ですが、頭皮に一番悪いのは、フケ防止の効果があるシャンプーだと思っています。これを使うのをやめて、石けんにすると、変えて1週間くらいはものすごく垢やフケが出るようになります。新陳代謝を強引に抑えているんじゃないでしょうか。 石けんを使い続けると、また、フケがあまりでなくなります。
お礼
回答ありがとうございました。 そうですね。シャンプーとリンス、トリートメントはセットで使用するべきでしょうね。メーカーもそれを前提に設計しているようですし。個人差はありますが、セットで使っていないが故の「事故」も時々見受けられますね。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
補足です。 ≫油脂に水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを混ぜ合わせて作る石鹸は、殺菌剤として使用できるのでしょうか? 乗用車で荷物は運べますが、乗用車をトラックには使わないというくらいです。 石鹸にも殺菌力はありますが、消毒剤としては使わない。 また、石鹸の殺菌力で十分な消毒レベルもあるということ。 外出から帰ったときの消毒は石鹸で十分ということです。 なお、元々ヨーロッパで石鹸が発明された当時、内陸部では木灰を使用していましためカリウム石鹸、沿岸部では海草灰のためナトリウム石鹸が多かった。 カリウム石鹸は、水によく溶けるためボディーシャンプーや洗髪用シャンプーに使われています。 Wikiも上げておきましょう。 【参考サイト】 回答する - 教えて!goo http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru_reply.php3?q=4722478
お礼
石鹸が発明された際のお話、興味深かったです。ありがとうございました。
油脂と水酸化ナトリウムで作る石鹸は、ごく普通の石鹸で殺菌剤にはなりません。 油脂と水酸化カリウムで作る石鹸は聞いたことがないのですが・・・
お礼
アドバイスありがとうございました。 油脂と水酸化カリウムで作る石鹸は、液体の石鹸素地として一般的に市販、利用されています。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
≫「昔は石鹸液を殺菌剤として使用していた云々」との記述 昔ではなく、今でもですよ。 【引用】____________ここから 4. 消毒方法 B型、C型肝炎は血液媒介感染症であり、またスタッフは直接血液を取り扱うため、感染媒体となる可能牲がある。そのため標準的消毒方法に加え、以下の消毒方法の励行が必要となる(HlV.ATLAなどもこれに順ずる)。 1) 透析従事者の手指 皮膚の血液汚染時には、すぐに石鹸を用いて手洗いをし、その後流水でよく洗い洗い流す。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[透析医療における標準的な透析操作と院内感染予防に関するマニュアル(改訂版第2刷)( http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/10/tp1005-1.html#4 )]より 石鹸、すなわち脂肪酸ナトリウムに、現在使用されている消毒剤ほどの強力な殺菌効果はありませんが、細菌類、特に真正細菌 - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%8F%8C )の細胞膜を破壊するため、殺菌効果はあります。 ★しかし、殺菌力と人体への害はイコールではありません。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 実際、石鹸よりはるかに強力な殺菌剤・消毒剤は、人体には石鹸より無害にモノもたくさんある。 [中性洗剤を否定して石鹸がよい]という信仰(というか迷信)は、日本のような軟水地域でこそ、多少は意味がありますが、ヨーロッパの大部分のような硬水地域では、中性洗剤を使うほうが環境負荷が小さいです。石鹸は代表的な界面活性剤ですから、 【引用】____________ここから よく界面活性剤の害を訴えて「石鹸シャンプーは界面活性剤を使っていないから」と売り込むケースがありますが、昔は石鹸液を殺菌剤として使っていたくらい細胞を攻撃する作用を持っています。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[女性の薄毛ならAIKEI薬品へ -育毛Q&A シャンプー-( http://www.aikei-yakuhin.co.jp/chishiki/qa2.html )]より この文章は、明らかにおかしい。この記事自体「石鹸シャンプーは界面活性剤を使っていない」を暗黙のうちに承諾している。・・・石鹸こそ、界面活性剤 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%8C%E9%9D%A2%E6%B4%BB%E6%80%A7%E5%89%A4 )の筆頭に上げられる物質で、界面活性剤があるから、マヨネーズも墨汁も口紅も作ることかできる。(笑) よって界面活性剤=有毒というのも正しいわけじゃない。 どの界面活性剤も、えら呼吸する生物にとっては極めて有毒で、石鹸だろうが中性洗剤だろうがレシチン(マヨネーズたら占める界面活性剤で健康食品として販売される)だろうが、水中に多量に存在すればえら呼吸が阻害されて死んでしまう。 石鹸が頭皮や髪の毛に悪いのは、 ★石鹸が弱塩基性(アルカリ性)であるために、タンパク質でできている髪の毛を痛める事・・・毛糸洗いに石鹸は使わないでしょ。髪の毛も毛糸も同じタンパク質 タンパク質はアルカリで変性する。 そのため、髪の毛の摩擦を低減するためのリンスが必要。 (リンスも界面活性剤だが、いわゆる逆性石鹸といい殺菌力は石鹸の比ではなく強いのだよ) 注) シリコン系のものを除く・・・ ★水に含まれるカルシウムやマグネシウムと結びついて金属石鹸を作ること。 ・・・石鹸で顔を洗ってキュッキュッするのは、油が落ちているのではなく金属石鹸が出来たからだよ。 ・・・・これについは、最後に参考サイトを紹介しておく。 石鹸は、頭を洗うのに適していないのは、それが殺菌力があるからでもなく、単純に髪の毛を痛める事と、頭皮に金属石鹸が残ること、そして、環境負荷に比較して、あまりにも汚れが落ちにくいということが理由です。 ★関東の一部や沖縄を除いて、日本の多くの地域は、軟水と言って、マグネシウムやカルシウムの塩類を少量しか含まないのですが、それでもこれらの金属塩は金属石鹸を作ります。 【引用】____________ここから 石鹸は脂肪酸とナトリウムの塩であるから、硬水のマグネシウムイオンと出会うと不溶性の塩(石鹸かす)を生じるため使用感が悪い。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[硬水 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AC%E6%B0%B4#.E5.88.A9.E7.94.A8 )]より 【参考サイト】 Amazon.co.jp: 石けん・洗剤100の知識: 稲山 ますみ, 大矢 勝, 左巻 健男: 本 http://www.amazon.co.jp/%E7%9F%B3%E3%81%91%E3%82%93%E3%83%BB%E6%B4%97%E5%89%A4100%E3%81%AE%E7%9F%A5%E8%AD%98-%E7%A8%B2%E5%B1%B1-%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%BF/dp/4487796725/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1234774371&sr=1-1
補足
いろいろと、ご回答をありがとうございます。 回答者様は、「専門家」で「自信あり」でいらっしゃるだけ、さすがに素晴らしい回答だと感心いたします。丁寧なご説明の言葉の端々に、回答者様の知性を感じます。 ところで石鹸は、頭皮や髪の毛に悪いため、洗髪に適していないということは、 洗髪には石鹸ではなく、いわゆる普通(?)のシャンプーで洗髪した方が良いということでしょうか? 端的に、申し上げれば、石鹸よりシャンプーの方がハゲないと。 それから、金属石鹸の頭皮など肌に対する影響についてはどのようにお考えでしょうか? 度々で恐れ入りますが、貴重な真の専門家の方ゆえ、ご回答を下されば幸いに存じます。
- elpkc
- ベストアンサー率53% (626/1160)
今でも、第4級アンモニウム液の 陽イオン界面活性剤は、逆性石ケンとして、 今でも消毒剤に使用されています。 石ケンは一般的に陰イオン界面活性剤で、 陽イオンは石鹸液としては使用されていません。
補足
早速の回答ありがとうございます。 油脂に水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを混ぜ合わせて作る石鹸は、殺菌剤として使用できるのでしょうか? 度々の質問でお手数ですが、ご回答を頂けると幸いです。
お礼
補足のご回答をありがとうございました。 ご回答を下さった皆様、ありがとうございました。 質問内の疑問は、結局の所、何も具体的に明らかにはならなかったのですが、いろいろと示唆に富む回答を頂くことができ、皆様にはたいへん感謝しております。 私が疑問に思っていたことは、 「石鹸シャンプーは、頭皮の細胞を攻撃し破壊する」 →それはどの程度なのか?頭皮の健康を有意に害する程度なのか? →それなら、例のマウスの毛を剃って、合成洗剤のシャンプーと石鹸液を塗布し、経過を比較した実験で、石鹸液を塗布したマウスの毛は間もなく再生したが、合成洗剤のシャンプーを塗布したマウスには、甚大な障害が生じたという結果と矛盾しないか? →合成洗剤のシャンプーを使用したときと、石鹸シャンプーを使用したときでは、全身の肌の乾燥が、合成洗剤のシャンプーを使用した時より、石鹸シャンプーを使用した時の方がマシなのはなぜか? 特に角質層の厚い足の裏やかかとが、合成洗剤のシャンプーを使用していた時は、ひび割れが激しくなるのはなぜか? 台所用洗剤も同様の傾向が見られます。。。 石鹸に比べて、合成洗剤は、皮膚に残留したり浸透するので悪影響が発生しやすいと言われていますが、それと無関係ではないのか、、、等でした。