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エンジンの出力アップについて
エンジンの出力アップするためには、 1 総排気量を増加させる2 圧縮比を高める 3 より多量の混合気をシリンダーに送りこむ。 以上の3つが代表的なものらしいです。なぜ、上記3つがなぜ出力アップに貢献するのか、それぞれの理由に関して、ご教授いただければと思います。よろしくお願いします
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No.1の方の言う通り教科書的なものを 見られると答えはあるのですが、 ピストンエンジンの出力の公式は、 出力 = P x L x A x N x K xn となり、 (英文の発動機の教科書ではこれを 「プランクPLANKと覚えよ」と書いてます。) P: pressure (一回のサイクルの)シリンダー内圧力 L: length ストローク A: area シリンダー 1気筒の断面面積(ボアではない) N: number of rotation 回転数 K: 補正の定数 4サイクルは 1/2 、2サイクルは1 n: シリンダー数 ...これで行くとこの各パラメーターを上げれば エンジンパワーは増すことになります。つまり、 1.燃焼時の圧力を上げる。これには圧縮比を上げる、詰め込む 空気量を増す(吸気圧を上げる)、燃焼カロリーの高い燃料 を使う、等等。(「P」の増加) 2.ボアアップ(「A」の増加)、全体排気量アップをする。 (「LxA」の増加)、シリンダー数を増やす。(「n」増加) 3.回転数を上げる。「N」増加 4.4サイクルを2サイクルにする。(これはさすがに他の要素 と違い、変更は無理ですが)「K」増加 ...どれを増しても良いわけですが、他の要素はエンジン構造 そのものを根本的に変えねばならないのに対し、現実的に手っ取り 早くて効果があるのが過給機であるのは「P」を増やすのが 目的ということです。(同じクルマでもF1のエンジンなんて むっちゃくちゃ回してるのは「N」を上げている訳です。
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テキストに準じた方が懸命です。 ブレイトンサイクルなどの方が先です。 >排気量を増加させる 1個の燃焼室が1のエネルギーを持つとしたら、 2倍の排気量または、エンジンが2基ならば出力は倍化する。 >圧縮比を高める 燃焼室の容積は決まっているから、2の圧縮比を4にするならば 理論的には出力は倍化出来る。 >多量の混合気をシリンダーに送りこむ。 総排気量は決まっているから ここに圧縮された混合気を送り込めば理論的には排気量が増加する。 つまり、 小型軽量、大排気量エンジンに匹敵する性能を見せるはずですが、 圧縮空気は加熱されているので理論的な性能に到達しません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B7%E9%9B%BB_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) ここにある雷電のメタノール噴射は良く勘違いされますが 現在で言うインタークーラーです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%99%B4%E5%B0%84%E8%A3%85%E7%BD%AE また、加給器には種類があります。 零戦にも2速過給器は付いていますが軸出力を使用するので高回転向きにはなりません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E7%B5%A6%E6%A9%9F