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自給率の是非について
- 自給率について語り合う中で、相手方からの暴論や屁理屈に困っています。話し合いを進めるためにはどうすれば良いでしょうか?
- 相手方は自給率の意味について異なる意見を持っており、自分の意見を押し付けることなく、妥当な結論を出すためにはどうすれば良いでしょうか?
- 自給率を巡る議論で、相手方が屁理屈を言ったり、結論を早まったりしていることに困っています。どのように対応すれば話し合いを進めることができるでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
ABCの話はどうでもよくて、 自給率はリスク管理の問題のことなのではないですか。 もともとバナナなんかはほとんど日本では作れないけれど、そういうものを除いたものは海外に頼りすぎればリスクが高くなるということではないでしょうか。 経済原理に任せると効率は高まりますが、何かあったときのリスクも当然高くなります。 自給率を100%にする必要はないとは思いますが国民が飢えない程度の自給率は必要じゃないでしょうか。 これは国防にもかかわるんだと思います。 個人的には自給率0の国は戦争が出来ないので平和だろうなと思ってはいますが。
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- megira
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一口に食料危機といっても、特定食材のみの需給が逼迫するレベル1と、総供給カロリーの確保に支障を来たすレベル2の危機とでは、発生する可能性や社会背景、対応策などもまるで違います。 いわゆる自給率厨と呼ばれる人たちは、そうした問題の切り分け分析もろくにせず、飛躍した論理と乱暴な決め付けで、短絡的に「食料自給率を上げれば全て解決」という安直な結論に結び付けたがりますけどね。 凶作等で国内生産が落ち込んだときのことを考えれば、備蓄や安定的な輸入の確保というのも、食料安全保障上は非常に重要なのですが、それには全く関心を示そうとしませんから、非常に偏向しています。 そもそも、平時の食料自給率の数値そのものにはたいした意味はありません。 国の農政の基本計画である「食料・農業・農村基本計画」においてすら、平常時の食料自給率というのは、「ある時点の食生活と、それを前提とした国内生産の結果を反映したもの」にすぎず、「不測の事態における国内農業の食料供給力の程度を示すものではない。」と明確に記載されています。 http://www.maff.go.jp/keikaku/20050325/20050325honbun.pdf 問題にすべきは、飽食の結果に過ぎない食料自給率の数値ではなく、その背景にある農業生産基盤の状況などです。 「食料自給率」の数値そのものにこだわるというのは、問題の本質を理解していない証拠のようなものですよ。
補足
仰るとおり、自給率という指標は必要カロリーをいくら国産で供給できているかではなく、消費されたカロリーをいくら国産で供給されたか、というものです。そして、食料安保の問題は、海外への日本資本の農地の展開や、食料輸入基盤の確保、備蓄や自給率といった、総合的な視野に立って行うべきものです。そしてそれを重々承知した上での質問なのです。
お礼
お返事ありがとうございます。私も食料安保の問題として、国民が飢えない程度のバランスが必要だと思います。