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外人の名前のつくり
たまに外国人の名前に「=」 って入っているじゃないですか。 あれはどう意味ですか?? それとその場合はファースト、ファミリーネームは どうなりますか? ミドルネームですか?
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「ジャン=ポール・サルトル」とか「カミーユ・サン=サーンス」に含まれている「=」ですね。 これは元々 Jean-Paul Sartre とか Camille Saint-Saens のように「-」なのですが,カタカナにすると「ジャン-ポール・サルトル」のように長音記号と紛らわしいので「=」で書きます。 ファーストネームやファミリーネームは「=」で結合された全体で,上の例だと「ジャン=ポール」がファーストネーム,「サン=サーンス」がファミリーネームです。ただし,正式な名前(given name)はどちらの人物ももっと長いようです。 結婚の際,元の姓と配偶者の姓をつなげる「結合姓」でも「-」が用いられ,この場合もカナ書きすると「=」になります。
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外人といっても、実は名前の習慣はいろいろです。 キリスト教徒の場合、洗礼名をつけることがあります。 カタリーナ・モニカ・ミューラー などです。 洗礼名は、聖書から持ってくるようです。 称号の名残がはいることがあります。 エーリッヒ・フォン・マンシュタイン シャルル・ド・ゴール などです。 フォンは英語のofにあたり、昔の貴族の名前などです。 この出身や所領を示すofは、 デューク・オブ・ヨーク など、称号やと、そのときその称号持つ人を差すこともあります。 現代ではオランダ人のファンなどを除いて珍しいですが、小説や歴史などではたびたび目にします。 ドイツやイベリア半島、ブラジルでは、父祖の名前を脈々と継ぐ習慣も。 パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・(中略)・ルイス・イ・ピカソ などです。 誰の子の誰の子の誰の・・・ということらしいです。 組み合わせなどもあり、複雑ですが、中世がピークで、時代が下るほど単純になるのが普通です。 スペインでは重要なようですが、ドイツ語圏では家の名前があるので、現在の若い人は、正式には長い名前なんだけど家族でも覚えていなかったり。子供にも何もつけないのが主流のようです。
お礼
フォンは昔の貴族の名前だったんですか! よく小説で見かけるので人気なんだと思ってました…。 確かにピカソは凄く名前が長いですよね。 本名書くときは大変どころじゃないですよ… 尤もそんな事があったかは分かりませんが(笑) 一口に外人と言っても国や地域などで名前の習慣が違うのですね。 詳しい回答をどうもありがとうございました!!
お礼
成るほど… 初めて知りました! 結合された全体をさしてたんですね… 驚きです。 そんなに長い名前をどうして付けたんでしょう? 大変なだけじゃないですか(笑) でもきっと想うところがあったんでしょうね。 長年の謎が解けました! ありがとうございました!!