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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:『本格小説』(水村美苗/2002/新潮社)で東太郎と冬絵はどちらがウソを付いていますか?)
『本格小説』水村美苗/東太郎と冬絵はウソをついているのはどちら?
このQ&Aのポイント
- 『本格小説』(水村美苗/2002/新潮社)に登場する東太郎と冬絵のウソについて、どちらが真実を言っているのかについて疑問があります。東太郎はイタリア系秘書のシンディと関係を持っているような描写がありますが、よう子に対しては一人も恋人がいなかったと答えています。一方、冬絵はフミ子さんと関係を持っていたという情報を加藤祐介に伝えており、加藤祐介もそれを信じています。両者がウソをついているのでしょうか?
- 『本格小説』(水村美苗/2002/新潮社)では、東太郎と冬絵の言動について疑問が生じます。東太郎はシンディとの関係について曖昧な描写がありますが、よう子に対しては一人も恋人がいなかったと答えています。一方、冬絵はフミ子さんと関係を持っていたという情報を加藤祐介に伝えています。加藤祐介もそれを信じており、冬絵の言葉が真実であるのかに疑念を抱いています。東太郎と冬絵のどちらがウソをついているのでしょうか?
- 『本格小説』(水村美苗/2002/新潮社)の登場人物である東太郎と冬絵について、ウソをついているのはどちらなのか気になります。東太郎はシンディとの関係について曖昧な描写がありますが、よう子に対しては一人も恋人がいなかったと答えています。一方、冬絵はフミ子さんとの関係を加藤祐介に伝えており、加藤祐介もそれを信じています。両者の言動には疑念が生じますが、真実は一体どちらの言葉なのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
こんばんは シンディとの関係は、恋人というより、 単なる、現地での遊び相手、という気がします。 ダンスパーティでも、半ば、自暴自棄で踊ってますよね。 終わった後は、秘書達の固まっているところにシンディを 置いて、自分は背を向けて戻ってきています。 フミ子との関係は、私は本当だったように思います。 狭いアパートで、19歳と29歳の男女が同棲すれば、 それはあり得ることでしょう。でも、最後までフミ子は太郎に 表だった恋愛感情を示すことはなく、あくまで、よう子と太郎の 後見人のような立場を貫きますよね。 太郎も、フミ子には、姉のような、母のような愛情を示しています。 そして最後には、自分の不動産までフミ子に贈与していますね。 そこには、恋愛感情ではない、もっと深い、他人には分からない 何かお互いの根底に流れる信頼感のようなものを感じます。 ただ、フミ子の中には、大人になった逞しい太郎に惹かれる 女としての側面もあったのでは、とは思います。 祐介が泊まった時に、唐突に流した涙は、 恋愛に発展させてはならない自分の心情があふれてしまったのかなぁ、とも思いました。 冬絵が、第三者で部外者の祐介に、フミ子との関係を話したのは、 幸せな家庭に生まれながら、純粋な恋愛には縁が薄かった自分の、 フミ子に対するある種、羨ましい心情を、つい吐露したのだと思いたいですね。 これが、フミ子のたくらみのようには感じたくないのが本当のところです。 昭和の香りがぷんぷん匂う本格小説でしたね。 参考までに書いてみました。
お礼
toko0503さんの意見をうかがって一年になりますが、 やっぱり、19歳と29歳の男女が同居するだけでデキて しまうとは思いたくないですねー。 (私の感想を押し付けるような書き方になってすみません) ただ、冬絵さんに対してはお邪魔虫キャラとしか感じなかったの ですが、toko0503さんの回答を見て考え方が少し変わりました。 >フミ子に対するある種、羨ましい心情を、つい吐露したのだと 以前は他人を落としいれるような冬絵さんの言動に許せないと 感じることがありましたが、うらめしい心情をこういう形で 吐露してしまうことがあっても仕方がないと思うようになりました。 >昭和の香りがぷんぷん匂う本格小説でしたね。 そうですねぇ。一方で、泊まりに来た従兄弟夫妻が、平成っ子の 親を代表しているような描き方もお見事だと思いました。 ともかく、水村美苗さんの著作と出会えてよかったです。
補足
回答を寄せていただいて、ありがとうございます。 もう少し確認してみます。