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お勧めの本格推理小説は?
タイトル通りです。 あなた様の お勧めの本格推理小説は何ですか?
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- technatama
- ベストアンサー率45% (416/918)
本格推理小説というからには、まずはミステリーの歴史を知る必要があります。 そういう意味では、米英の古典的な作品から入るべきだと思います。 不可解な謎を、広い意味での探偵(私立探偵、警察官等も含む)が登場して論理的に解こうとするのが本格推理小説です。 まずは、推理小説の父・エドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人事件』でしょう。 推理小説史上輝かしい第一歩目を踏み出した古典を忘れるわけにはいきません。 そして本格物の真髄を知ろうとするなら、初期の名作から順に読んでみてください。 1920年代から30年代にかけて黄金時代を迎え、クロフツ、クリスティ、ヴァン・ダイン、エラリー・クイーン、ディクスン・カー(カーター・ディクスン名義もあり)らが、著名な作家です。 具体的には、 クロフツ『樽』、『フレンチ警部最大の事件』以降のフレンチ警部シリーズ クリスティ『スタイルズ荘の怪事件』以降のポアロ物 ヴァン・ダイン『ベンスン殺人事件』を始めとするファイロ・ヴァンス物全12作 クイーン『ローマ帽子の謎』等の国名シリーズ 『Xの悲劇』等のドルリー・レーン悲劇4部作 カー『夜歩く』等のバンコラン物 『妖女の隠れ家』以降のギデオン・フェル博士物 ディクスン『プレーグ・コートの殺人』以降のヘンリー・メリヴェル卿物 私の場合は、上記の発表年の順序とは多少前後しますが、 まずクイーンのドルリー・レーン4部作から読み始め、国名シリーズ、 次にヴァン・ダインのファイロ・ヴァンス物と進み、 以下クロフツ、クリスティ、カーなど、片っ端から読破したものです。 すっかり翻訳ミステリマニアになった私は、その後あらゆるジャンルの作品に手を広げ、現在までに900冊は読了しています。 なお、No.1の方が紹介しておられるウィリアム・アイリッシュ(別名義コーネル・ウールリッチ)の作品は、一般的にはサスペンス物に分類されていますが、哀愁漂うもの悲しさにあふれる独特の作風は、私も大好きです。
- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
ウイリアムアイリッシュ、、、ウイールリッチアイリッシュ、、、同じ人なんですけど、、、昔この人の小説が好きでした、、、ニューヨクで、孤独に、、、作家を続けた方ですけど、、、、。
お礼
回答有難うございます
お礼
詳しく教えて頂いて有難うございます