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イオンの飛程の求め方を教えてください。

イオンを材料中に打ち込んだときにイオンがどれだけ奥まで入るのかという、いわゆる飛程をもとめる式を知りたいのですが、私がこの分野の素人なため見つけることができません。 LSS理論のエネルギー阻止能断面積というのが関係ありそうなのですが、飛程とどういうつながりがあるのでしょうか。飛程についての参考文献でも結構ですので教えていただけないでしょうか。

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  • triones
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回答No.1

Lindhardらのイオンの飛程に関するLSS理論は、日本語でも解説されている教科書があります。 「放射線物性(1)」 伊藤憲昭、森北出版、 「照射損傷」 石野栞 東京大学出版会 前者は、確か図にちょっとした間違いがあったような・・・ 後者は、絶版だと聞いております。 元になる参考文献も上記の教科書に載っていますが、重要な論文がデンマーク王立学会誌(?) みたいなやつで、入手できなかった覚えがあります。 材料中に打ち込まれたイオンが、打ち込まれたターゲット中を飛んでいる間にターゲット 中の原子核および電子とぶつかってエネルギーを失い(核的および電子的阻止能、あるいは 阻止断面積)、特に前者の過程で飛跡が屈曲するのを巧妙に取り扱うのがLSS理論です。 比較的これに忠実に計算する計算コードにE-DEP-1がありますが、最近はモンテカルロ法による 計算コード(TRIM)がより広く使われているようです。 TRIMについては、 http://www.srim.org/ をご覧下さい。 また、様々な計算コードによる計算サービスもあるようです。 http://www.toray-research.co.jp/ion/ion4.html

参考URL:
http://www.toray-research.co.jp/ion/ion4.html
daipot
質問者

お礼

回答有り難うございます。しばらく修論に集中していたため返事がおくれて申し訳ありません。参考文献の2は研究室にありました。ガンバって読みます。

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