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数学オリンピック順位の偏りはなぜ?
国際数学オリンピックが毎年開かれているのですが、 その結果の国別順位が、かなり偏っているのが疑問です。 中国、アメリカ、ロシア、韓国、ベトナム が独占しているんですが。 私は、結果しか知らず、それをもとにした疑問です。 日本は90年から出場してますが、いつも10位前後でかわらず、 これは、学力低下問題とは別次元のことです。 日本の数学教育とは全く違うものなんでしょうか? そして中国が突出し、韓国やベトナムなどのアジア勢ががんばんているのは、数学オリンピックの傾向とその国の教育が合致しているかもしれないという可能性があるということなんでしょうか? このオリンピックの問題と日本の数学教育は、どう違うんでしょうか? また、日本の数学教育はオリンピックに勝てるような教育に移行したほうがいいのでしょうか?それとも伝統的な日本のスタイルをとったほうがいいでしょうか? このオリンピックの内容は知りませんし、問題を聞いても分からないと思いますので、子供にも分かるようにご説明ください。 ご存知の範囲でかまいませんので、よろしくお願いします。
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- anorack
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私立学校のみならず、公立学校でさえも、 数学に優れた能力を持っている子供が見つかったら、 その子の為に数学能力を伸ばす為の特殊な教育プログラムを 当たり前の様に実施出来るような教育システムになっているのでは、 ないでしょうかね。 日本の場合、公立学校において教育指導要領の範囲を超えた教育はやりません。 公立学校の教師が「この子には可能性がある」といくら思っても、 その才能を伸ばす教育は実施出来ません。 日本の数学オリンピック出場者は、難関な入学試験がある、偏差値の極めて高い 名門の中高一貫の私立学校の生徒だと断言してもおかしくはない程ですよ。 数学オリンピック予選の通知は、日本全国の全ての学校でやっていません。 教師が「数学オリンピック予選に出ろ!」と促しているのは、名門私立だけでしょうね。 日本の公立は、能力別学習-後述する理由による別の表現で、習熟度別学習-さえ かなり消極的です。行き過ぎた平等主義の結果だそうです。 みんな一緒にゴール!など順位が無い運動会が増えているとか、 全国学力テストの結果を非公開とか、そんな現状がそれを反映。 公立に在籍する子供であっても、どっかの国みたいに、能力別学習と英才教育を 日本全国で当たり前に実施していれば、優れた才能をもった人間がもっと増え、 数学オリンピックで最上位を長年キープしていたでしょうね。
お礼
なるほど、教育システムが起因ですかあ。 日本の教育は日教組の、おちこぼれにあわせようと、みんなのレベルを さげてあわせる手法ですからね。