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「年を越せない」って?

ものすごい勢いで不景気風が吹いています。 それはわかります。 ニュースでも、情報番組でも「このままでは年を越せない人がたくさん出てしまう」などと言っています。 この「年を越せない」とは具体的にどういう状況を言うのですか? 黙っていても12月31日の次の日は必ず1月1日になるので 年は越せると思うのですが・・。

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  • michael-m
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回答No.4

誰も元日から暮らしの心配をしたくはないでしょう。それに春には新たな税金の請求もやってきます。 つまり、今では(新たな気持ちで)とか(大きな心配や不安なく)「新しい年を迎えられない」という意味で使われます。 江戸時代には多くがツケで、毎月の晦日(月末)にまとめて支払うのが一般的でした。 月毎の支払いを待って貰っても、年の暮れの「大晦日」前には一年の支払いを終えなければなりません。 12月を師走と呼ぶのは、「何故、師が走るのか」と思いませんか。 「し」には「士」と「師」はありますが、「師」は現在でも特殊技能や指導的立場の人(俗にいえば偉い人)に多く使われます。 これは、日頃偉そうにしている「師」であっても借金の取立てだけでなく、支払いや支払い延期のお願いに奔走する事から名づけられました。 ツケは信用第一で、大晦日の決算ができなければ、生活もですが、信用もなくしてしまいます。日頃偉そうにしていても、支払いが滞れば偉そうにできません。だから東奔西走するのです。 一般庶民も夜逃げか心中でもするしかない…というところから年が越せないというのです。 このフレーズと庶民の感覚を感じるのに、私は「芝浜」という落語をお勧めします。是非、一度CDなどでお聞きになってみて下さい。

pixis
質問者

お礼

なるほど、深い意味もあったんですね。 詳しい説明ありがとうございました。 それにしても、日本人はそんな昔から拝金主義だったなんて・・。 所詮銭の話、銭がなくちゃえらそうにもできないなんて くっだらないこと心配したんもんですね。 信用なら、銭なんかなくたってある人はたくさんいます。 お金=信用 でもないし お金=幸福 でもないと思ってます。 お金=単に生活する道具(なきゃ他の道具使えばいいだけの話)  なのにねぇ・・。 いっくら稼いでもその欲求は底を知らないし、また あればあっただけ苦労もあるし(やれ税金だぁ、相続だぁ、その金を当てにするやつらが寄ってくるし・・) 一方でなきゃないで年越しの心配するし・・。 銭に関係するとろくなことないですよ。 人生費やして、心血注いで金稼ぐことに懸命だなんて、 そのほうが「年を越せない」ことより重大な欠陥だということに気がつかないんですかねぇ、日本人は。 年なんか誰だって越せるんですよね。 会社倒産したっていいじゃねーか、やりなおしゃいいんだから。 派遣解雇されて一銭もなくなって住むところなくなったって そこからどこまで這い上がるか人生かけてのゲームを楽しんじゃえばいいのに・・。これ以上面白いゲームってないような気がします。 死ぬか生きるかの(実際には戦争のように死にはしませんから) ゲームですから面白いと思いますよ。

その他の回答 (3)

  • santana-3
  • ベストアンサー率27% (3891/13901)
回答No.3

#2さんの回答に加えて・・昔はその清算が出来ないと「一家心中」をする人が多くいたので、本当に「年が越せない」になったわけです。

pixis
質問者

お礼

そう!そうなんですよ。 僕も、来年を悲観して自殺や心中をしてしまうのが「年を越せない」 に隠されたひとつの真実かと思っていたんです。 だとすれば、ニュースなどで「年を越せない人が多く出そうです」 というと、会社が倒産したり解雇になったりした人は 自分のことを言われているようで、俺は自殺しなきゃならねーほど やばい立場なのか?と思いなおのこと落ち込んでしまうような 気がしたんです。 すごく失礼な言い方だと思ってたんです。 清算ができなくても正月は必ず来る! (正月終わったら) ほら大丈夫!金なんかなくたって正月は過ぎたじゃねーか! 金なんかなくたって年を越せることが証明されたんだからどうってことねーって! とニュースでいってくれれば金のない人も楽観できるのに・・ と思ってしまいます。 回答ありがとうございました。

  • toro321
  • ベストアンサー率29% (1222/4138)
回答No.2

これは、昔の世相の話なんです。 昔は、米とか味噌とかを掛売りで買ってて、その清算が12月31日の大晦日でした。 家賃とかの支払いも同じだったのです。 ですから、金がないと大晦日に支払いができません。 支払いができないと、お正月の準備の購入もできないので、年が越せない・・・となったわけです。 つまり、大きな締切日だったわけです。

pixis
質問者

お礼

ありがとうございます。よくわかりました。 「年を越せない」の具体的状況は良くわかりました。 わかってみれば、なーんだ単に銭の話じゃねーか。です。 そんなちーせぇことでなんで「年を越せない」なんて 大げさなこと言うのかな?と思っちゃいます。 所詮銭の話、そんなつまらんこと気にしてねーで 人生満喫しましょうよ!っていいたくなります。 餅や御節なんか食わなくたって楽しいことは人生たっくさんあるわい! です。 お金のない方には決して自分のことだ、なんて思わないでほしい もんですね。

  • hana-hana3
  • ベストアンサー率31% (4940/15541)
回答No.1

年を越す(正月準備)ための余裕が無いと言うことです。 年を越せない→安心して正月(新年)を迎える事ができない。

pixis
質問者

お礼

ありがとうございました。そういう方も多いんでしょうね。 おっしゃる意味での年を越せない人は お正月に限ったことではなく、日を越せない、週を越せない、 月を越せない人が多く、ことさら年を越せないなんて大げさに テレビなどで言うこともないのに・・と思ってしまいます。 またそういう環境にある方々はお気の毒ですが明日のことで 頭いっぱいで日頃から正月のことなんかそもそも考えちゃいないでしょうに・・。 そんな暗いニュースばっかやってるからそんな世の中に なってしまうのではないでしょうか。 大丈夫! 死にゃしないからがんばって正月迎えましょう! といってやれば、そっか!がんばろうという気にもなると思います。 正月なんかやろうがやるまいがまた1年は過ぎていきます。 とはいえ、年を越せる幸せをありがたいと思います。

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