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不良資産買い取りと資本注入の違い

10月3日に成立したアメリカの金融安定化法について質問です。 当初は7000億ドルで「不良資産の買い取り」となっていましたが すぐに「資本注入」に軸足を移しましたよね。 なぜ、米政府は「不良資産買い取り」から「資本注入」にしたのでしょうか? 「不良資産買い取り」では不十分な点があるからですよね? 両者の違い・メリット・デメリットは何なのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • nufflin
  • ベストアンサー率27% (12/44)
回答No.1

本当のところは分かりませんので、想像です。 不良資産買い取りとなると、じゃあいくらで買い取ればいいか、適正価格を調べなければならないし、不正が絡みやすい気がします。 資本注入とは簡単に言うとキャッシュをぽんと手渡すことでしょうから、金回りが良くなくて明日にもつぶれそうという会社にはその方が即効性があって助かるし、明朗会計?で不正が行われにくいメリットがあると思います。 ただ、それでも会社がつぶれたらお金は全然返済されず全部ぱあになるのがデメリットでしょうか。

taiki29
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに適正価格は誰にも分からないですし、 近い価格にするには考える時間が必要ですね。 デメリットも忘れてはいけませんね。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • akik
  • ベストアンサー率33% (93/277)
回答No.3

不良資産の買い取りには、査定に時間が必要です。 特にサブプライムローン関連商品については、誰も 明確な査定が出来ない。だから、今回の金融危機の スタートラインとなったのです。 誰も、明確にサブプライムローン関連商品を評価で きない。 そこで、米金融当局は日本で発生した金融危機と その対応を思い出しました。 金融機関に公的資金を注入すればよい。それを 実行しているのです。 問題なのは、公的資金を金融機関に注入する条件が 日本での当時と、今の米国とでは大きく異なること です。 当時の日本では国民も賛同したが、米国では、議会の 承認をすぐに得られなかった経緯でもわかるように、まだ、 米国民のコンセンサスが出来ていない。 つまり、米国は妥協を重ねて資金枠を設定したが、当時の 日本では、ほぼ無尽蔵に資金を確保してから、公的資金を 注入しました。 米国は、解決を急ぐあまりに、中途半端な金融支援を 行っていることになります。つまり、米国金融当局が金融支援 を行っているのは、極めて中途半端ですので、解決には 至らないです。 メリット・デメリットよりも米国の金融安定化法は失敗です。

taiki29
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ビッグ3の救済でも反対が根強いみたいですね。 つなぎ融資で3月までに解決策を出すと言っていますが 大丈夫なのでしょうか・・・。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

不良資産 から不良を抜いて考えると分かりやすい。 資産というのは、簡単に言えば、企業が買って売る対象。資産の評価はその時々で変わる。 よって、国が資産を買い取るということは 1:資産評価が必要 → 時間と手間がかかります。 2:買った資産を処分しないとならない → 買い手を探すと言うことになります 資産に不良というのが付いているのは、企業が仕入れたときよりも評価として悪い、安く売らなければならないと推測されているからです。売っても儲からないから不良なのです。 資本注入は、単純に金を突っ込む。 金を突っ込むことによって、企業が倒産を免れて、自分の手で、資産を売る時を待つ、ということになります。 企業がつぶれるかどうかにおいての違いは、資本注入は即効性があるということになります。それでも企業がつぶれた場合、残った資産から注入した資本を回収することになります。回収した資産をまた、国はどっかに売らないとなりません。

taiki29
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 正確さでいえば不良資産買い取り、 迅速さでいえば資本注入といったことになるのでしょうか。 でも企業がつぶれた場合にどれほどの資産を回収できるのでしょうね。 国以外にも債権者はいるでしょうからすずめの涙にもならないぐらいしか 国には戻ってこないのでしょうね。。。

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