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米金融救済法の75兆円の調達について

米金融救済法で最大75兆円の不良資産を国が買い取ると新聞にあります。米国は財政赤字と思います。75兆円は主に国債で調達するのでしょうか?その国債は主に誰が買うのでしょうか?これほど巨額の財政赤字拡大となるとドル安になるリスクが高いと思います。ドル安のリスクがある中では、よほど金利が高くないと購入しないと思うのです。しかし金利が高くなれば財政赤字が更に拡大することになりますから、ドル安リスクが更に高くなる、すなわち負のスパイラルになると思います。このような状況で誰が買うのでしょうか? まさか外圧で日本が買わされるなんてことありませんよね。

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  • pri_tama
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回答No.2

 まず、根本的な勘違いとして、現在米国債はリーマンショック以来、破綻リスクが限りなく少ない金融資産として大人気で、市場の売買価格は上昇し、金利は低下しています。  日本なんか色々合わせて1000兆円、毎年数十兆円国債発行してますけど、金利は安いままです…。経済規模は米国の数分の一だけど発行国債は米国の数倍の日本が大丈夫なのですからアメリカだって…。  なお「緊急経済安定化法案」には、不良資産買い取り業務の損失が5年後に残っている場合は、金融界が穴埋めする義務を負っています。(政府がリスクを負う訳ではない)  この法案の骨子は、金融機関が不良債権を抱え込む事で、財務状態が悪化し(自己資本比率等の縛りがある)優良企業への資金需要に答える事が出来なくなる事を防ぐ事です。(要は貸し渋りを防ぐ。)  まあ、実際は旧UFJの回収状態の様に、不良とされていた物が、実は優良だったり、貸し倒れ引当金の戻益の合計が旧三菱東京の出資額を超えてしまう事もあり、不良と言われても時間をかける事さえ出来れば解消できる事も有ります。  「緊急経済安定化法案」の問題は、支援を要請すると税優遇が無くなったり、ワラントを政府に発行しなければ成らなかったり、役員報酬の制限などで、企業が要請を躊躇するのではないかと言う事が問題視されている訳です。

obasute
質問者

お礼

ありがとうございました。 >役員報酬の制限などで、企業が要請を躊躇するのではないかと そのようなことで躊躇するような銀行経営者はクビにすべきですよね。公的資金を使ってでも資金を流通させなければならないのに、金融の社会的使命をもはや忘れているということですね。単なる欲の亡者に成り果てたとしか考えられません。

obasute
質問者

補足

>> まず、根本的な勘違いとして、現在米国債はリーマンショック以来、破綻リスクが限りなく少ない金融資産として大人気で、市場の売買価格は上昇し、金利は低下しています。 情報ありがとうございます。為替リスクを考慮する必要のない米国内の人にとっては安全なのかもしれませんね。米国内で消化できるのであれば結構ですね。 #私の当初の質問からはそれますが、 >> 日本なんか色々合わせて1000兆円、毎年数十兆円国債発行してますけど、金利は安いままです…。経済規模は米国の数分の一だけど発行国債は米国の数倍の日本が大丈夫なのですからアメリカだって…。 2003年3月時点では、以下のとおりで米国の残高の方が多いようです。 米国国債発行残高 約6.5兆ドル 日本国債発行残高 約600兆円 http://www.mof.go.jp/singikai/saimukanri/siryou/ksk008_2.pdf

その他の回答 (1)

  • lv4u
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回答No.1

>>すなわち負のスパイラルになると思います。 そうですね。 >>まさか外圧で日本が買わされるなんてことありませんよね。 たぶん、日本などが買わされることになると思います。75兆円投入の話にしても、出来レースみたいですね。これで儲ける人たちが出るけど、金融危機は解決しないと言われています。根本的に、投資銀行の仕組みが冷静に考えたら「騙し・詐欺」同然であり、しかも一般の銀行も片棒かついでいたわけです。そのインチキ構造が暴露されてしまった現在、ツケ(赤字)の支払いは税金等を通じて、日米問わず、経済的に弱い人々に対して影響すると思えます。

obasute
質問者

お礼

ありがとうございました。今回の危機を招いたアメリカの投資銀行の人たちは多額の報酬を得ていたようですね。逃げ徳にならないようしっかり責任を追求して欲しいですね。

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