• 締切済み

FRBの金融緩和政策について

米のFRBの金融緩和政策についてメリットデメリットどのようなものがあり、どちらの方が大きいのか教えていただきたいです。 お願いします

みんなの回答

  • tt4177
  • ベストアンサー率54% (6/11)
回答No.3

FRBの使命の中に失業率の低下があります。この面から考えると、確かに住宅セクターの好調ぶりは率低下の主因と言えます。そのためにMBSを買い支えしています。フレディーを抑えることは今後も重要なポイントとしてFOMCでも謳っています。 しかし、国内雇用促進の先行きは限界感が蔓延していることも確かです。この限界感はQE総額を上げれば上げるほど、資金の国外流出が止まらないというジレンマに陥っていたことから起きています。これにより高金利の新興国にUSマネーは流れ出し、他国民の雇用を支えすぎている事実を無視できなくなったのです。昨年春にQE出口論が議論されたとき、USマネーは新興国から還流したことは記憶に新しいところです。これにより、ドル高の危険性はあるものの、FRBがQEテーパリングを決めることでマネーの還流が起これば、米国市場の資金は潤沢になり、その分QE減額ができると目論んだのでしょう。問題は金利の上昇が抑えれるかどうかにかかっています。今回のFOMCでも超低金利政策の堅持は明確にされています。まだ検証の段階だと思いますが、FOMC発表後のアルゼンチンペソ暴落から始まった振興国の通貨安は、正しくマネーの還流を示しています。しかし、米国10年債の利回りは3%を切った状態で推移しています。FFも範囲内です。それ以上にドル高が微速であるということです。これで2月の米国雇用統計が堅調であれば、FRBは検証から自信をつけることになると思います。この自信は、次の雇用の還流の段階に入ると思います。つまり、振興国はマネーの流出で国内設備投資は縮小します。当然振興国の失業率は上昇します。インフレは加速せざる終えなくなります。これにより、米国はドル安を守りきれば輸出攻勢に出れると考えたのではないでしょうか?米国の輸出産業が活性化すれば米国雇用は増えることになります。いま交渉されているTPPに向けた米国輸出拡大と雇用創出とFRBバランスシート縮小の可能性はより大きくなるわけです。 日本へのメリットは、本来QEは円高の根源とされてきました。ですからQEテーパリングは円安材料と考えられてきました。しかし、その考えは揺らいでいます。基軸通貨であるドルが新興国から流出すれば、間違いなく振興国の経済は失速します。その国民の購買力は低下します。と同時にインフレが進めば、賃金上昇が現地の日本企業を襲います。そこへ日本が円安といっても振興国通貨比では円高になってしまいますので、日本企業のダメージは大きいと考えられ始めました。メリットは米国の雇用がより良くなれば、米国に輸出している日本企業はその恩恵を享受できるでしょう。しかし、米国金利が今までのようにていいであれば、日米金利差のワイド化は望み薄と見られることから、対ドルでの円安は難しいかもしれません。 以上取り留めもない回答になってしまいました。すみません。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.2

 単純に答えるならFRBの金融緩和政策   金融緩和政策→資産買い入れの増加。インフレターゲットの導入・・ととらえる事が できますけど それでいいんでしょうか?  それならこれにより国内経済の活性、株価の上昇、賃金の上昇がメリット  デメリットは長期金利の上昇です。   無論メリットの方が大きい、単純にいってデメリットは皆無です。  そもそも金融緩和政策をとる時は、国内インフレ率の上昇によりハイパーインフレ など騒がれますが、これを問題にしてるのは日本のマスコミだけです。  インフレターゲットは1990年代ニュージランドで導入され、多くの先進国で導入されましたが、目標値の2%でさえなかなか届きません。  米国の場合国内のドルの流通量を3割も増やしましたけど 2008年から実施された量的緩和政策を「QE1」直後こそは3.82%を示しましたが 2009年は-0.32%と低下します。 2010年のQE2~QE4など 次々と継続していかないと上がりません。 尚2013年IMFの予測値は1.39%  なのでデメリットとしてハンパーインフレがありますけど、これを起こそうと思っても どの先進国も起きた事はなく、逆にインフレ率を上げるのに必死になっている現状です。  (日本だけがマスコミは騒いでいますけど、何故なんでしょうね?)  あと単純に発生するのは長期金利の上昇があります。 しかしチャートを見ると 米国債利回10年 http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=USGG10YR%3AIND  現在は3%を切っています。しかし米国全体のマネタリベースにおける物価を見比べると 全然気になるような数字ではありません。  もしこれが米国ではなく、スペイン、ギリシャのような国家なら問題ですけど ドルは基軸通貨ですからね、問題になるような物ではありません。  正直メリットだらけで、デメリットはありません。 んじゃ、継続しつづければいいじゃないかという意見もありますが、そうではない。  上記のような政策を行う時は国内が不景気に限るという条件があります。 前回FOMCでFRBはテーパリング開始しました  2014年1月より資産買入れ額を「MBS(不動産担保証券)を月額400億ドルから350億ドル」、「長期国債を月額450億ドルから400億ドル」にそれぞれ50億ドルずつ、計100億ドル減額となってます。  これは金融緩和政策収束を示唆しています。 上記を決めたのはバーナンキですけど、次のFRB議長であるイェレン氏の意向を組んだとも言われています。  今回は米寒波の影響で非農業部門雇用者数 19.7万人増(予測)→7.4万人増 ですが失業率は改善してます 7.0→6.7%  なのでこらでソフトランディングをしようとしてるのだと思います

  • hideka0404
  • ベストアンサー率16% (819/5105)
回答No.1

■メリット アメリカのデフレ解消。 ■デメリット 更なるインフレ。 簡単に言うと、輸出で持ってる国なので、メリットが高いです。 日本と同じ。 正し、ドルが安くなると、円が高くなるので、日本には悪影響。 結果、日本も同じことをするので、お金だけが増える按配。 つらいのは下々だけ。

関連するQ&A