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非正規社員、派遣社員の契約解除について

非正規社員、派遣社員の契約解除が最近世間を賑わしています。しかし、よく考えてみるに100%雇用側が悪いのでしょうか。私は、本人の自己責任が「大」と思います。本人が働く意思が非常に強いのであれば、 ほとんどの場合、今更なにおかという気がします。正社員として就業したいのであれば、本人は若い時からそれなりの努力をしたのでしょうか。本人の努力不足の結果として、知識・技能・資格などの不足を棚に上げて、「企業が悪い・法律上おかしい」と第3者責任にしてると思います。このような人を企業として採用するでしょうか。企業にとって人材は財産です。どこの企業も優秀な人材は敬遠しないと思います。皆さんは、どのようにお考えですか。

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  • qandasok
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回答No.1

非正規社員、派遣社員の契約解除が問題となるのは、 別に、"契約が解除された派遣社員が可哀想だから"問題となっているわけじゃないです。 さっくり言えば、"下層の雇用が不安定で、それらが路頭に迷うと、経済や社会そのものも不安定になるから"問題なんです。 だから、本人が努力したかどうか、とか、本人の能力云々なんて論点ですらないです。 そんなこと論じたところで意味ありませんし、 せいぜい他人を見下す優越感が得られる程度のことです。 そういう観点からすると、「企業と派遣社員のどっちがわるいの?」なんて、どうでもいいんです。 「優秀な人材は敬遠しない」というのは当たり前であって、だから何なのか、という話なんです。 「自業自得だから何ら救済する必要がない」とすると、最終的に痛い目見るのはこっちなんですよ。

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  • ryuken_dec
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回答No.3

>本人の自己責任が「大」と思います。 >知識・技能・資格などの不足を棚に上げて、「企業が悪い・ >法律上おかしい」と第3者責任にしてると思います。 アナキズムの考え方ですよね。 ■正社員として基本給月30万円で雇用契約を結んでいても企業は賃金を払う必要はない。企業は払いたくなければ払わなければよい。優秀な人なら他の会社がお金を払って引き抜いてくれるはず。全部は市場原理で解決する。 ■取引契約をしたが、納品時に代金を支払う必要はない。お金を払ってもらえるような企業は次回以降も取引して良いと思えるような能力がある企業だからだ。お金を払ってもらえない企業は努力が足りないからだ。 ■個人の権利や財産は自分の力で守る。生存権は銃を持って武装するなり、ボディーガードを雇うなりして守る。殺人事件が起きても法律などには期待しない。「殺人は法律上犯罪行為だ!!」なんて言うのは自分の第3者への責任の押し付け。自己防衛しないのが悪い。知識や準備不足。 こういうことですよね。 もちろん、質問者様のこの考えのように法律などに期待するのは間違っている。自己責任だ。政府などなくていい、全部市場のあるがままに任せろという無政府主義はあります。 ただ、現実的にそれを実行すると一部の権力者に権力が集まってしまうような気がするのですが・・・ そこまで大風呂敷を広げなくても、今回の件で「労働契約や法律に違反して良い」ということは、正社員についても同様のことがおこるということです。結局企業の都合で正社員も自由に解雇できることになります。正社員の非正規社員化ですね。評価されているうちは給料はもらえるが、解雇するときには1銭も払わず、最終月の給与も払わずに解雇できてしまうというすばらしい制度です。 個人的には、このようになし崩し的に雇用契約や法律は好き勝手に破っていいという前例ができることは大問題だと感じています。

noname#140971
noname#140971
回答No.2

Q、非正規社員、派遣社員の自己責任が「大」と思います。 A、そんなことはありませんよ。 >本人の努力不足の結果としての知識・技能・資格などの不足を棚に上げて・・・ そうですかね。 20代の男子の5人に3人、20代の女子の2人に1人分しか正社員のイスは用意されていませんよ。 ならば、男子の5人に2人、女子の2人に1人は非正規雇用の道に進むしかないでしょう。 そもそも、こういう雇用環境が出現したのは1999年を境にしてですよ。 1991年のバブル崩壊で国内産業の空洞化は一気に進行。 そういう産業の構造改革を促進する新しい雇用制度として日雇い労働が制度化された経緯があります。 いわば、官民上げて20代の男女から正社員のイスを奪ったようなものですよ。 もちろん、残ったイスの争奪戦に勝ち残れば問題はないでしょう。 でも、誰かが勝てば誰かが負けるということです。 質問者が、「非正規社員、派遣社員の自己責任が大」と叫べるのも敗者がいてのこと。 そして、正社員のイスの争奪戦に敗れた若者に待っていたのは<雇用の調節弁>としての役回り。 「それは、見通せた筈」というのは、これは勝者のステージに立つ者が言えること。 「わ、判っていたが、そ、それでも、仕方なく」という敗者はいっぱいいますよ。 第一、勝者も敗者も、正規社員も非正規社員も所詮は政府と財界の掌の上の孫悟空。 OKWaveで勝者は敗者を叩いても詮無きこと。 彼らを叩くとといことは、自らを叩くに等しい愚かな行為。 使う側と使われる側という大きなグループ分けをすれば、どっちも同じグループ。 それに付け加えれば、派遣労働者も悲惨だろうが地方はもっと悲惨ですよ。 40歳、50歳で年収が400万円を突破している従業員なんて一人もいません。 妻が150社の年末調整をしていますが、これが紛れもない地方の実態ですよ。 「年収300万円での正社員に不満があるなら派遣でも何でもやってみろ!」と嘯く経営者。 下層を作ることで上層には多少の優越感を与え、しかし、もって、全体に低賃金構造を構築。 1999年からの官民上げて新しい低賃金構造の仕組みの構築を推進したのは明らか。 非正規社員、派遣社員の悲劇は、いわば労働者階級の悲劇の象徴。 >企業にとって人材は財産です。 資本家じゃーあるまいし、こんなことは考えもしませんよ。 企業にとって人材は、単なる労働者。 単なる労働者は、あくまでも搾取と収奪の対象。 非正規社員、派遣社員は、正に、搾取と収奪の対象という現実を身をもって体験中。 私は、「歯を食いしばって生き抜け!」と応援こそすれ、「お前らの自己責任だよ!」とは言いませんよ。

noname#91485
質問者

お礼

貴重なご意見、早速有難うございました。米国に端を発した金融危機からの景気後退は、プロの予想をはるかに超えているようです。この先も、自己研鑽に励みたいと思います。

noname#91485
質問者

補足

私は、長い人生休むことなく生涯学習と思います。当然、息抜き(趣味・スポーツなど)は必要ですが、何事も努力することが必要と考えます。個人として、「これだけは、または、この分野は自信がある」というものが、特に現代社会においては必要ではないでしょうか。

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