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非正規社員問題
今、世間で騒がれている派遣切り、派遣村、ホームレス、6月に起きた秋葉原事件、色々ありますが皆さんはどう思われますか?これには賛否両論あるでしょうけど・・・。 (1) 契約上の取り決めなのだから仕方ない。 (2) 派遣でも社員でも雇った以上は責任を持って人材育成に努めるべき 。 (3) ニュースである若者が今まで社員になる努力をしなかったのがいけなかったとコメントしていた。←これならそうなっても無理もない。 (4) このサイトでも社員が次は自分もリストラか?と慌てふためき優越感を得るために派遣を批判している。←こんな考えの人にうんざりする。 あと、私が感じるのは解雇になるのは派遣ばかりでパート、アルバイトでこのような騒ぎが起きないのはなぜでしょうか?パートは既婚女性に多いと思われるので話は別ですが。弊社は派遣はいませんが私は(2)の考えです。でも昔、友人でフリーターをやっていた人で私が取れない時間を無理やり取って都合つけても何とも思わず、暇が多いのよといって寝てばかりいた人と同じ境遇であって良いのか?いいえ、良いわけないですね。って思います。
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これは色々な面があると思います。 1派遣切りが正しいとは思わないけど、仕方ない部分もある。 2従業員は育成するべきだと思う。 3そういう人もいると思うし、そうじゃない人もいると思う。 これだけ非正規労働者が多くなると努力ではどうにもならない面が出てきます。 努力が大事というなら、努力が報われやすくするための社会的な取り組みという社会の努力も大事。 でないと【大事な努力】が【ただの空回り】になってしまう。 これを見過ごすなら、努力の大事さが分かっているとは言えない。 先日、申し訳なかったという発言があったけど、まず、派遣制度の見直しをするべき。 4慌てふためいているかは分かりませんが、派遣は劣ったやつだとか、努力してなかった奴だ、だから社会に非難されるべきなんだ って思ってる人は少しいるような気もします。
- shingisoku
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No.7です。 誤記しました。。 (3)の論点で、 誤…競争選抜試験であり、それは絶対評価の分野です。 正…競争選抜試験であり、それは相対評価の分野です。 訂正させていただきます。
- shingisoku
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ハッキリいいまして、、これはシロウトが答えると誤答のオンパレードになります。単純な問題じゃないんです。。 (1) 契約上の取り決めなのだから仕方ない。 そうとも言い切れません。 ●派遣先⇔派遣元の労働者派遣契約の解約について 期間満了ならば、特に法規制はありません。当事者同士、いいようにしてください。しかしながら途中解約ならば、派遣先にだって就業機会確保の措置をとる法的要請があります。 派遣先が講ずべき措置に関する指針(H11.11.17労告138) 六-(三)派遣先における就業機会の確保 http://wwwhourei.mhlw.go.jp/cgi-bin/t_docframe.cgi?MODE=hourei&DMODE=CONTENTS&SMODE=NORMAL&KEYWORD=&EFSNO=1248 また、そもそも職業安定法44条違反の就労実態があったのならば、最初から派遣先が法的当事者になります。(大阪高判H20.4.25) ●派遣元⇔労働者の解雇について 解雇要件は、実は、、正社員も派遣労働者もバイトもパートも全く同一(労働契約法16条・17条、労基法20条)です。派遣労働者だからといってむやみやたらに解雇していいわけではありません。また、たとえ期間の定めのある労働契約だったとしても、契約更新を反復継続してきた場合の更新拒絶は不当になりえます。(最判S49.7.22) http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=26863&hanreiKbn=01 さらに、労働契約法・労基法は強行法規ですから、たとえ解雇許諾特約付労働契約だったとしても、その部分は無効で、特約は排除されます。 したがいまして、ご質問の『契約上の取り決めなのだから仕方ない。』とは言い切れません。個別具体的なケースを上述の法理に照らして一つ一つ検討していく必要があります。 また、そもそも契約上云々だからそれでいいんだとして、そこで思考停止してしまっては、人権というものはどうやって概念しましょう?かつての奴隷も永遠に奴隷のまま、エタ非人・黒人も永遠に迫害対象のままということになってしいます。だって、当時は奴隷制・黒人差別は合法的かつ契約の上で成り立っていたのですから。。法律にそう書いてあるからとか、契約がそうだからという事のみに終始してしまえば、人類の進歩は望めません。そもそも法律・制度・慣習・契約に問題はないのか?という批判的な視点が欠かせません。 (2) 派遣でも社員でも雇った以上は責任を持って人材育成に努めるべき すでに(1)で述べましたように、個々のケースにより、派遣元があるいは派遣先があるいは両方が雇用維持の法的責任を負っているということにもなりえます。 (3) ニュースである若者が今まで社員になる努力をしなかったのがいけなかったとコメントしていた。←これならそうなっても無理もない。 そういうことはいえるかもしれません。しかしながら、見落としてはならない点があります。それは、相対評価と絶対評価をすべき場面を混同してはならないということです。 いい大学入ったとか、正社員の職にありついたとかは、とどのつまり競争選抜試験であり、それは絶対評価の分野です。一方、ナゼ派遣労働者の途を選んだのか、ナゼ単純労働者を選んだのか又は選ばざるをえなかったのかは個々の事情を検討する必要があり、それは絶対評価の分野です。 この、相対評価・絶対評価を混同させたままでは論理的妥当な結論はゼッタイに導けません。 (4) このサイトでも社員が次は自分もリストラか?と慌てふためき優越感を得るために派遣を批判している。←こんな考えの人にうんざりする。 私もそう思います。 私は派遣叩きの張本人ではないので、憶測になってしまいますが。。 私はゼッタイに他人の心証は証言できませんから、この件に関しまして私の記載は誤答です。 たぶんですね、エタ非人を創造しないと自己を保てないのと違いますかね?いじめスパイラルと同じようなものだと思いますよ。 あと、自己を正当化させないと生きていけないからでしょう。殊に日本国ではサラリーマンに人権はありませんし、自ら人権を放棄しています。賃金未払事件として糾弾すればいいものを、ナゼか自らサービス残業と呼称し、自分で自分の人権を抑圧しています。そのうち心が壊れますから、自己を正当化するしかないわけです。レールに乗ることが最上級だ、正社員になればそれでいいんだ、これは賃金未払事件などではなくサービス残業なんだ、クビになっちゃいけないんだ、権利なんか主張しちゃいけないんだってね。完全に思考停止です。そうなると、労働組合が勢いよく意見表明・糾弾している姿を見るのが耐えられないんじゃないですかねぇ?今まで自分が抑圧してきたものは一体何だったのかと。権利なんて見たくもない・知りたくもない、騒がないでくれ!ってなるんじゃないですかねぇ。いままで思考停止で築き上げてきた砂のお城が崩れちゃいますから、必死の自己防衛本能だと思いますよ。 もしくは、 ・自由という概念をそもそも理解していない ・権利という概念をそもそも理解していない ・ひきこもりである(社会との接点が極端に少ないので、自ずと排他的・攻撃的になる) などが想像されます。 派遣で解雇された人も可哀想ですが、派遣叩きの人も可哀想です。 >パート、アルバイトでこのような騒ぎが起きないのはなぜでしょうか? 雇用調整の順序の問題だと思いますよ。 派遣先からすれば一般に、雇用調整の順番は、派遣→期間従業員→期間の定めのない非正規雇用→正社員の順にリストラを進めていくことになるだろうと思います。 まず派遣が一番最初、かつ、大量に対象になります。だから騒ぎも大きくなるのだろうと思います。また、単純労働者かつ派遣労働者は、労働社会でいえば一番の労働弱者です。一番の労働弱者が失業すれば、直ちに喰うか喰われるかの瀬戸際問題になります。だから、命がけの主張・デモに発展しやすいのだと思います。
会社を共同経営しております。経営者としての意見です。 (1)その通りです。制度を有効活用した契約なので。 本日の新聞に、与党が「雇用者責任強化」ということで、派遣元と派遣先の雇用責任を強化する方向で検討すると載っていました。 元々今回のような事が戦前に起きていたため、禁止されていた規制を緩和したのは政府です。企業としてはその制度を有効に活用しただけです。 派遣社員として勤められていた方々は、自分たちも自らその制度にのっかっていたという事を棚に上げて、悪徳企業に冷酷な扱いをされた被害者のようになっていますが、大きく勘違いしていると思います。 また、安い給料で働いているような事がよく言われますが、発表される賃金を見る限り、派遣先企業が派遣元へ支払う金額は通常の下請け会社等に支払う人件費単価と遜色ない金額を支払っているように思われます。どういうことかといいますと、派遣ではなく、下請けとして働いている会社も売り上げは同程度、当然その下請け会社の従業員の給料も派遣社員の給料と大差ない程度だということです。もしかしたら社保などの制度で、会社負担分も当然売り上げから支払うことになるので、総支給額は派遣社員より低い可能性もあります。 それに、その給料で働きますと納得して働き始めたはずです。その後の生活設計の計算が出来なかった本人の責任でしょう。 (2)人材教育とはどの程度のことをおっしゃっているのでしょうか。 ただ単に仕事の方法などは派遣社員に限らず教えます(当たり前です)が、それ以上込み入った「専門家」を育成するほど派遣社員に教育する必要は派遣先企業には無いのでは? 正直経営者としては、ある程度仕事の事を知っている者を派遣して欲しいというのが本音です。派遣元がなんにも知らない者を派遣するから受ける企業もそれなりの仕事しかさせないというのが実情だと思います。 それ以上の専門的な教育を行なうのは、派遣元だと思います。 (3)私は過去にも同様の回答をしていますが、真剣に正社員としての就職活動を怠って、手軽に遠方の社宅付き仕事先を探してくれる派遣会社に頼った本人にも大きく責任があると思います。 私も過去に失業保険を受給した事がありますが、正社員の募集も結構あります。業種や条件を考えず、就職活動を頑張れば正社員になれたと思うのです。 (4)そのような話は初めて聞きました。これが本当ならいただけない話ですね。 パートやアルバイトは地元の方々が多く、社宅に住む方が少ないですし、#2様が回答されているように直接雇用です。全く契約方法が違いますので、同じレベルで問題にする事はできません。
1. 3.若者が…努力をしなかった、 のでは無く、アルバイトで何がしかの金を貯め、その資金で外国へ行き世界での見識を磨きたいと言う夢物語が、現実的では無かった事と、企業も、正社員を増やすと福利厚生費等が嵩むので、正社員を雇わない風潮が盛んになって、政府もこれを受けて、派遣法の改悪へと進んでしまった。 今の現状を作り出して仕舞ったのは、結局若者達が、大地に足をしっかりとつける事を嫌がった結末です。 --- 過去にもバブルが弾けた当時、各企業は、社員の早期退職プログラムを実行した所は沢山有りました。 併し、当時は早期退職には、過分な条件つきで退職を促した為世間では問題に成らなかったが、正規社員が減った分を(アルバイト・パート・派遣社員)で同人数を補充した為、今回のアメリ発の世界不況連鎖では、非情な切捨ても企業の安泰の為にはやむ終えない。 一番切り易いのは、企業との直接雇用関係に無い派遣社員。 --- 現在の状況は、アメリ発の世界不況連鎖が齎した物で、景気さえ良ければ労働者を切り捨てるまでには発展しなかったと思います。
- dora501
- ベストアンサー率44% (57/128)
パートやアルバイトも調整枠の視野には入ってますが、派遣と違いパート・アルバイトは雇用形態が直接雇用なのでリストラと同じで簡単には出来ないからでしょうね。 あと勘違いされ易いのが、派遣は雇用ではなく「企業と派遣会社との間」でする期間限定の「労働力を提供する契約」であり企業と派遣会社との契約内容にも期間毎や一日毎の契約更新と書いてあり期間短縮・切り上げのペナルティーは無いに等しい。 人材を抱える派遣会社にしても、大手一流会社経営のところ以外その現場限定で派遣員と日雇いみたいな契約しか事実上は結んでおらず派遣会社に責任が及ばない様にしている派遣会社が殆ど。 派遣会社は餌ばかりちらつかして登録員にきちんと理解させなかった責任はあるが、仕事に就きやすく手軽な反面そのリスクを理解していなかった方にも落ち度がないとは云えない感があり。 元々派遣は非保険者形態で危ぶまれていたし、去年は派遣業界でも全国区の大手グッドウィルが色々あって潰された時の騒動で少し考えていれば気がついてもおかしくはないと思う。 世の中が変に騒いでいるから気がつかれ難いが、派遣切りした企業に問題がないとは云わないが本来は人材を抱える派遣会社と判っていながらも容認していた政府の方を責任追求するべき問題でしょう。
- debukuro
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1)そういう契約です 2)直ぐに使えると言うことで受け入れたのだから教育は派遣元がするべき 3)私もそう思う 4)正社員が派遣社員を批判するのは差別だ パートは派遣ではなく使用する側が直接雇ったのでありしかも地元の人がほとんどなので簡単に切ることは地元での評価が下がるからある程度優遇されていると思います 一方派遣従業員は派遣業者から派遣されているのであって使用する側としては派遣従業員に対する雇用責任はありません 職業意識を持って自己の職能を高める努力をしなければなりませんね それをしないで同じ待遇を求めるのは問題ありというか厚かましいですね 私の職場でも派遣従業員がいます これは正規の従業員の都合が付かないときに派遣会社から派遣してもらうのです 概して職能は低いようです
- lv4u
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>>(1) 契約上の取り決めなのだから仕方ない。 契約上の取り決めを守って、契約期限まで非正規社員を働かせていれば、もうすこし騒ぎは小さくなったと思います。 「こいつら、契約期限前に切っても文句いわねーだろう」という大企業の傲慢な行為が騒ぎを大きくした面があると思います。 >>(2) 派遣でも社員でも雇った以上は責任を持って人材育成に努めるべき。 昔の日本企業はそうだったんですけどね。まあ、そういうふうに会社が社内で働く人に無責任になった結果、社員達も会社に対する忠誠心は激減しましたね。これは、なんともいえませんが、ちゃんと教育している企業のほうが成長すると思います。 >>(3) ニュースである若者が今まで社員になる努力をしなかったのがいけなかったとコメントしていた。←これならそうなっても無理もない。 社員になるメリットとデメリットを比較して、ならないと判断した面もあるでしょうね。でも、非正規とか正社員のメリット・デメリットや法的なことを、まったく分からないまま、働いていた非正規社員も多いように思います。 >>(4) このサイトでも社員が次は自分もリストラか?と慌てふためき優越感を得るために派遣を批判している。←こんな考えの人にうんざりする。 あ、そんな考えを書き込む人もいるのですか?まあ、そんな感情もあるかもしれないけど、表には出したくないですね。 >>あと、私が感じるのは解雇になるのは派遣ばかりでパート、アルバイトでこのような騒ぎが起きないのはなぜでしょうか? パートやアルバイトは、働いている企業に、「直接雇用」されています。派遣の非正規雇用社員は、働いている企業とは、キヤノンのトップが言いはなったように、法的には無関係です。派遣労働者は、派遣会社と契約していて「間接雇用」になっています。 なので、パートやアルバイトは、雇用責任の問題等が発生しても、「誰が悪いか」が明確になりやすいのです。間接雇用の場合、「派遣切りは、誰が悪いか」が分かりにくく、問題解決が難しいのです。だから派遣先企業が違法行為をやっても、ばれにくく、問題が多く、大きくなりがちです。
- doctorelevens
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「派遣でも社員でも雇った以上は責任を持って人材育成に努めるべき」とありますが、派遣は「雇ってない」ですよ。 派遣契約という人材の仕出しです。 企業は仕事をしてくれるなら「誰でも良い」と思っています。 今回は派遣会社が派遣社員を「将来展望なく派遣していたこと」と、「派遣社員が危機感無く働いていたこと」が問題なのであって、派遣先である企業側は再三に渡って「景気が悪くなれば派遣(や契約社員)は切る」という事は言っていたのです(この辺マスコミは取り上げない)。 ルールや仕組み、法律があればその範囲内で自己に都合の良い解釈はどの分野でもあることなので、雇用問題に限らずきちんと日ごろから将来展望が必要なんだと思います。 <参考> 良い例が住宅ローンです。 景気が良い時にはボーナスや昇給・昇格を当てにしてローンを組んでいる人がいますが、景気が悪くなって収入が増えなくなり慌てている人はたくさん居ます。 ボーナス月に何十万円も払うローンにしたために、昨年末の手取りがマイナス5万円という人物がいましたが、(職業柄聞くところによると)銀行の話だと「そういう例は最近多いです」とのこと。 マスコミが取り上げないので社会問題になっていませんが、いずれ出てくることだと思います。 これだって「契約上しょうがない」事なんですけどね。