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落語「かわり目」のさげ(落ち)の意味
桂米朝の噺を書き起こした本(桂米朝コレクション)で 「かわり目」を読んだのですが、さげの部分の うどん屋「今時分行たら、ちょうど銚子のかわり目ですわ」 で、どう笑っていいのか分かりません。 男の家に戻ったらちょうどお銚子が変わって2本目になっているから また話に付き合わされる、という意味だけではありませんよね? このさげはどこにかかっているのでしょうか。 ネットで検索もしたのですが、解説を見つけられませんでした。 どなたかお分かりのかたがいらっしゃったら教えて下さい。 よろしくお願いします。
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ちょっとご覧になった本にどう書いてあったのかわからないのですが、 うどん屋さんが嫌がっている理由は、 「話に付き合わされるから」ではなく、 「また酒のお燗をさせられて、さらに喧嘩を売られてしまいそうだから」です。 と考えると、うどん屋さんが本気で「お銚子の変わり目」にはあの家に行きたくないと思っているのが少しご理解いただけるかなと思います。 直前に新内が出てくるので、新内の三味線の「調子」と何か関係あるのかと一瞬深読みしたくなりますが(笑)、 関係ないと思いますよ。
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- kishn_an
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残念ながら、男の家に戻ったらちょうどお銚子が変わって2本目になっているからまた話に付き合わされる、という意味だけでのサゲです。次の出番の都合で、途中でも終われるようにサゲに重きをおいていません。 笑いどころがわからなかったのは、書き起こしで読んだからでしょう。字で読めば、どこが面白いのかわからないような、ぐだぐだばなしですが、これは話そのものの面白さより、噺家の話芸を味わうはなしです。 こんどはぜひCDかDVDで、じっくり話芸を味わってみてください。
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ご回答有難うございました。 そこがオチだと思ってもう一度きっちりと読んだところ なんとなくですが、笑いどころが分かったように思います。 是非次回は映像か生で見たいと思います。
お礼
ご回答有難うございました。 やはりお銚子の変わり目、という意味なのですね。 確かに解説のページには、酔っ払いにからまれて困っているうどん屋をセリフが少なくても上手く表現するのが見せ所だ、 というような内容が載っていました。 私は酒を勧められたうどん屋が「不調法で」と、なじみのない言葉で断ったので、 そこ(調)と何か関係があるのか?と思ってしまいました。 私が読んだ本には三味線は出て来ませんでしたが、 三味線に近そうなものだと、 「縁は異なもの、また味なもの」「うどが刺身のつまとなるぅ」 という都都逸が出てきました。