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リン鉱石から石膏を作る方法を教えてください
最近、土壌汚染が発生した際に、カルシウムを利用して土壌中の重金属などを吸着し、浄化する方法があると聞いています。 そのカルシウムの供給源として石膏が使われるらしく、その石膏をつくる原料はリン鉱石と聞いています。 そこで、リン鉱石から石膏を作るための方法(フロー)を知りたいと思います。 よろしくお願いします。
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石灰工業の基本ですが・・・? CaCO3(石灰岩)----焼く---->CaO(生石灰)---(水)--->Ca(OH)2--(硫酸で中和)--->CaSO4(石膏) リン鉱石のうち、カルシウムを含むものはリン灰石(Ca5(PO4)3(F,Cl,OH))ですから、 硫酸ナトリウムなどで、生成可能だと思いますが、石膏自体自然界で産出します[バサニ石(CaSO4・0.5H2O)、石膏(CaSO4・2H2O)、硬石膏(CaSO4)]し、日本のように石灰岩が多いところでは石灰岩から作るほうが良いかと。 リン灰石からだと、リンが出てくるため、水質の富栄養化を招き、いかがかと。 発想がまったく逆なことを、変に理解されているのではないかと思います。 建築の廃材として大量に破棄される石膏ボートの用途開発で、セメントや石膏ボードへの再生では、需要がないため、石膏ボードの廃材から「水酸アパタイト」という吸着剤を作ろうというアイデアがあります。 わざわざ「水酸アパタイト」を作るために、石膏もゼロから作ったのでは、環境対策どころか環境汚染にもなりかねない。
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- usokoku
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>理解でよろしいでしょうか? 一部異なります。 「ン鉱石を重油で燃やす → その後」の間に、 「→ 排気ガスをスクルバーで洗う。→スクルバー廃液をとりだしてその後」 です。重油に含まれている硫黄を集めて石膏を作っているのが日本です。
- usokoku
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記憶が正しければ リン鉱石 → 燐酸・燐酸系肥料 の熱原料として重油が燃されて、重油の中に含まれるイオうを処分するために、石灰乳を放り込んで、空気酸化で亜硫酸から硫酸に変えて、石膏として分離。 2番の方の「硫酸で中和」の硫酸の製法です。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 基本的な質問で恐縮ですが・・・ リン鉱石を重油で燃やす → その後、石灰乳を放り込む → 石膏とリン酸系肥料に分離する という理解でよろしいでしょうか? よろしくお願い致します。
リン鉱石から石膏? 石膏って硫酸カルシウムでリンは入っていません。 情報源をご提示下さい。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 硫酸ナトリウムで生成可能とありますが、具体的にはどのようになりますでしょうか?(化学式など) 基本部分が分かっていないようで恐縮ですが、よろしくお願い致します。