- ベストアンサー
自分に向かってくる砲弾の音は聞こえない?
大正生まれの、戦争体験者のお話によると、 遠くを飛んで行く遠距離砲弾の音は、ヒューヒューとよく聞こえるが、 自分の方向に向かってくる砲弾は音がしない。 そのため、飛行機から爆撃されるより怖かった、そうです。 (飛行機は音がするため隠れることができる) 「自分の方向に向かってくる砲弾は音がしない」となると砲弾の速度は音速より速いことになりますが、 事実はどうなのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ほとんどの弾は音速よりも早いです。 だからまっすぐ自分に向かってきていれば、 音よりも弾のほうが先に到着します。 銃撃戦などではふつうは音ではなく、光をみて反応します。 発砲のときの閃光が判断材料です。 飛行機の爆弾は、 ほとんどのものは自然落下になるので、 当然遅いです。 大砲の砲弾の場合、長射程での曲射などでは、 弾道が極端な放物線を描くので、直線距離よりも実際の弾道は相当に長くなります。 それでまっすぐ空気を伝わる音の方が先に着く状況はありえます。 しかし状況次第です。要するに音の伝わる速度と、 砲弾のスピード、軌道とを計算すればわかること。 自分の方向に向かってくる砲弾が音がしないこともあれば、 音がすることもあります。
その他の回答 (3)
- pbf
- ベストアンサー率16% (49/300)
山本七平氏が『日本はなぜ敗れるのか-敗因21か条』の中で同じようなことを書いています。戦場でこちらに飛んでくる弾丸は目で見えないが、空気を切る音でだんだん敵銃撃主の狙いが正確になってくるのがわかる。しかし自分めがけて飛んでくる弾丸は音はしない。が、目で見ることが出来るという。小野田寛郎氏も同じ経験をしたことがあるとのこと。
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
迫撃砲(打上花火に毛が生えた程度なので)や榴弾砲の一部(M8自走榴弾砲の初速は305~381m/s)には、音速(国際標準大気だと340 m/s)以下の物も有りますが、大砲だと多くの物は音速を超えます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%AB%E6%92%83%E7%A0%B2 http://www.tamiya.com/japan/products/35110m8/index.htm ピストルの弾丸だと標的を貫通させない為に意図的に初速を落としている物も有ります。 貫通した弾丸が無関係の人(街中で撃つ警察等には大問題)に当たったりする可能性がありますし、また貫通してしまうと人体への被害は、弾丸の直径+αの穴を穿つだけですから…。(体内で止まると言う事は、弾丸推進のエネルギー全てを人体破壊に転化できる) http://homepage3.nifty.com/sweeper/gun/burret/burret2.htm
- yiwt
- ベストアンサー率36% (250/694)
銃身の短いピストルで初速が音速程度、軍用火器ではもっと速く音速の3倍近いものもありますので、「向かってくる砲弾の音は聞こえない」は正しいと思います。