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古いビルの補強工事について。
築36年の鉄筋コンクリートの4階建てオフィスビルを所有しておりますが、50年を過ぎると補強工事をしなければならないと聞きました。 本当でしょうか。このことについて何かご説明を頂きたいので宜しくお願いいたします。
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今晩は cyoi-obakaです。 >50年を過ぎると補強工事をしなければならない。 は、嘘です! あなたの所有する建物は、築36年ですか~! 端的に申せば、耐震診断をして補強する必要のある建物でしょうね! 何故ならば、あなたの所有する建物の立地している地域に、幸いにも大きな地震(震度6程度以上)が無かっただけの事ですよ。 建設当時の構造設計指針は、水平震度0.2(H=16mまで)定数で計算していたと記憶しています。 また、柱の帯筋(Hoop筋)間隔は30cmから10cmに変更された後の設計ですが、 単純に変更されただけで、短柱や壁の評価は全くされていません。 従って、建物のネジレ変形はもちろんの事、各階の剛性評価も的確にされていない設計の筈です。 建物所有者は、その建物を維持管理する責務と、使用に対する安全を確保する責務を負います。 それは、築年数の問題ではありません! 建設当時は、普通の事が、時代の進歩に依って普通で無くなるのです。 従って、最新の耐震診断を常に心がけていませんと、とんでもない責任を背負う事になる可能性があります。 充分配慮して下さい。 近年は、知らなかった! では済まされない社会になっています。 オフィスビルとの事ですから、賃貸もしているかと思います。 貸し主責任は重いですよ! 建替えも選択肢とした対策を早急に検討する時期のように考えます。 以上、参考意見です。
- booboox
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50年過ぎなくても、旧耐震構造なので、大きな地震がくれば、耐えられません。なお、4階建て36年前ですと、耐震補強より、建て替えの方がコストは安いかもしれませんが、試算してみてください。