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タグチメソッドと実験計画法の違い
品質工学は全くの素人ですが、何卒ご教示下さい。 最近、「タグチメソッド」という言葉を聞くのですが、 昔からある実験計画法とどこが違うのでしょうか? 解説をみても明確にわからないのですが、どうか、 宜しくお願い致します。
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主な相違点は、バラツキに対する考え方です。 実験計画法 ;バラツキは条件が変わっても一定と仮定します。 タグチメソッド;バラツキは条件が変われば変動することを前提とします。 実験順序も結果に影響するという考えから 主にL18という 18回試験すると結果が分かる直行表を使ってデータ採りを行います。 この時、バラツキは品質損失に結びつくという考えから、 最初にバラツキを小さくする要因を見つけ、その上で目的とする 出力が得られるような要因で調整します。 解析には出力ηとS/N比をデジベル(dB)によって議論します。 余談ですが・・・このタグチメソッドとは 田口玄一博士が考案した 手法であり、実験計画法とは異なるインパクトの大きい呼び名として、 1982年ゼロックスの元CEOの方が名づけました。 それが世界的に広がり、タグチメソッドと呼ばれるようになりました。
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- rei00
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私も専門外でわかりませんが,下のページは参考になりますでしょうか。 ◎ タグチメソッド、田口玄一 このページによると,田口博士本人は御自分の仕事について『直交表を使いやすくしたこと。機能のばらつきを減らすためのデータの取り方と解析手法を実験計画法にプラスしたこと。』と言ってられるそうです。 ご参考まで。
お礼
ご教示ありがとうございました。 実験計画法は直交表が面倒なのと、後から実験を追加する際には、 もう一度最初から直交表を作り直さなくてはならない点が不満でした。 その点がタグチメソッドではどうなっているのか、実際のケースで 勉強したいと思います。
お礼
ご教示ありがとうございました。 早速、実際のケースで勉強したいと思います。