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キハ75の運転台のボタンについて

よく快速みえを利用するんですが、運転手を見ていて気になったことがあります。 運転台の奥にB、CB、と書かれたボタンがあります。 あれはキハ75だけにあるものなのでしょうか。それとも気動車全般にあるものでしょうか。 どういう意味があるのか、また運転手が押すタイミングもまったくわかりません。 気動車(特にキハ75)に詳しい方、回答お願いしますm(__)m

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回答No.2

キハ75のスイッチはNo.1さんが書かれた通り、 Bが機関ブレーキ CBがコンバータブレーキ のスイッチでしょう。 機関ブレーキは自動車のエンジンブレーキと同様で、(車輪と繋がった)プロペラシャフトとエンジンとを変速機内で直結させたうえでエンジンの燃料噴射を停止させ、プロペラシャフトがエンジンを回す際の抵抗力でブレーキをかけるものです。 一方、コンバータブレーキは液体変速機内のトルクコンバータを使用し、トルクコンバータ内のエンジン側の入力軸羽根(ポンプインペラ)とプロペラシャフト側の出力軸羽根(タービンランナ)との回転差によるトルコンオイルの流体抵抗でブレーキをかけるものです。 細かい制御内容(機関ブレーキ使用時は2段ある直結段を速度に応じて切り替えるか?とか、コンバータブレーキと機関ブレーキの併用は可能か?など)までは判りませんが、通常はどちらも車輪踏面ブレーキに負荷をかけずに長い下り勾配区間を安定した速度で下る為の抑速ブレーキとして使用されます。 つまり、これらが使用されるのは下り勾配のある区間です。 最近のディーゼル機関は燃費の向上や環境負荷の低減などの面から小排気量機関にターボ加給器を組み合わせて高出力をひねり出しているのが一般的で、キハ75も同様のエンジンを積んでいます。 機関ブレーキはブレーキ力が排気量に比例するため、こういった小排気量機関では機関ブレーキの効きが余りよくないという弱点があり、それを補う形で搭載されているのがコンバータブレーキです。 この流体抵抗を使用したコンバータブレーキ(もしくはリターダブレーキ)は近年の気動車の抑速ブレーキ用として搭載されている事が多く(同じJR東海のキハ85系も搭載)、例えば、JR東日本のキハ110形は運転台コンソール上に抑速ブレーキボタンを2つ設置した2段指令式となっていて、抑速能力を切り替えることが可能になっています。

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回答No.1

ブレーキを作動させるためのスイッチではないでしょうか? B=エンジンブレーキ CB=コンバーターブレーキ

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