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非常な問題上司がいるのですが
上司をリコールしたいと思っています。 昨年赴任してきましたが、度重なるパワーハラスメントを受け、精神的に追い込まれ、今では顔を見て仕事の話をすることも思うにまかせません。 一連の叱責をあえて指導であると自分を納得させようにもその背後にある意図には悪意しか読めず、納得できません。 情報を集めてみると私だけでなく、目を付けれらた従業員も同様なストレスを抱えており、辞めていった従業員の何人かはこの上司に追い込まれノイローゼなどで辞めていった者もいると聞きます。 彼の周囲の様子ですが、自分が管理職になる前の部署(営業)の社員に過剰な権限を与え、他セクションへ干渉させています。また、自分へ密告をする社員を厚遇し、その社員が攻撃されると自分が出てきて執拗ないじめを加えて批判を封じてしまいます。 今では皆攻撃を恐れて職場批判をする者もいません。 結果、その上司に擦り寄る者、日陰暮らしに甘んじる者、辞めていく者の3区分に分かれているような状態です。今ではスタッフ各自の理想など聞いたこともありません。 私の前の担当者は本社の取締り役が推薦して赴任した社員だったのですが、やはり執拗ないじめに会い3年の我慢の末辞めていきました。 「打ち合わせ」と称して自分と自分の息のかかった社員が待つ会議室に呼びつけ、批判の集中攻撃を加え「これは俺だけの意見じゃない、みんながお前に対してこう思っているんだ」と攻撃して孤立させます。 「付き合いきれない」と言うことで「会議」をキャンセルしたこともあったそうですが「来なければどうなるかわかっているんだろうな?」と脅されたこともあったそうです。 私も社長に連れられてこの事業所に赴任した経緯があるため、目を付けられ、各セクションのチーフが集まる会議では毎回のように同様の攻撃を受けました。 また、失敗に過剰な叱責を加えられ、その上司の指示で補佐役の男から「俺は地元に知り合いが多いんだ。てめえ、社長に告げ口するんならしてみやがれ。表を歩けなくしてやるからな」と脅されました。 実は、この事業所昨年から業績不振で子会社に格下げされ、件の上司はその時の責任者だったのですが、首になるどころかこの1年半の間に2段階も昇進し、今では取締役にまでなりました。 新社長が来て努力の末業績も向上したのですが、なぜかそれがそのまま上司の昇進につながってしまったような格好です。 ただし、しょせん新社長の才覚で向上した業績です。この新社長、ある大手会社からの来た方なのですが、年配のためあと数年での引退が確実視されています。つまり、社長が引退してこの上司が再び組織の舵取りをするようになればまた業績は下降するだろうとの見方をされています。 どちらが正しいかなどということは結論が出ることではありませんが、私はこの状態をひどく異常な状態ととらえており上司をリコールする術はないかと頭を悩ませています。 自分にとっても(私の私見ですが)会社にとってもこの上司(とその取巻き)を追放しないとこの事業所に未来はないと考えています。 同様の事を考えている社員もいるのですが、方法が掴めずいたずらに愚痴や不平を並べてその場をしのいでいるような状態です。 労働組合などの組織はなく、そのような大掛かりな活動を起こそうとすればたちどころに攻撃の矢面に立たされるでしょう。 探偵などに依頼してスキャンダル(不倫疑惑があります)を探ろうかとの意見も聞かれますがそれでリコールが成るのかはわかりません。 八方塞がりの状況です。良いお知恵を貸していただきたいと思います。
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ご存知かと思いますが パワーハラスメントは用語としては問題にはなっていますが 「指導のための叱咤」との区別も難しく、 訴訟を起こしてもなかなか勝てないというのが現状です。 判例でパワハラが認定された事例としては 消費者金融社員のAさんが、 1)会議の際に発言をすると社長からことごとくケチを付けられ否定された。 2)忘年会の席上で社長にタバコの火を押し付けられ、全治3週間のやけどを負った 3)自分の部下2名が同時に休暇取得を希望してきたので、それを承認したところ、 社長から「どちらを先に承認したのか」と問われ、 Aさんが思い出せなかったので「どちらを先に承認したか忘れました」というと 「忘れるとは何事だ。始末書を書け。またそんな管理も出来ないやつは降格だ」 と降格させられた。 4)社長の度重なる発言により、うつ病になったAが休暇をとったところ、会社に呼び出され 「何勝手に休んどるんじゃ。休むなら辞めえ」と1時間説教され、 やむなくその翌週から出社した。 といった事例です。 この例の場合には 「社長の罵詈雑言はそれだけで直ちに落ち度とはいえないが、 言い方自体は人格を傷つけるものであり、上司の叱責の言葉として相当とは認められない。 頻繁にそれがあったのであれば不法行為を構成する一要件となる」 「タバコの火の件については、状況証拠から見て社長がやったという証言は信用できる。 この行為は不法行為と認定できる」 「部下の休暇を承認した事は、Aの上司の役割としては問題はない。どちらの休暇を先に 認めたかという事を聞くのは無意味であり、またその順番を覚えていなければ 管理職失格というような事柄でもないので、叱責・降格が目的としか考えられない。 したがってこのような質問に答えられない事で叱責・降格させるのは不法行為である」 「うつ病で診断書を提出している者に出勤を命じ、Aは給与所得者ゆえに失職を恐れ この命令を拒めなかったという事実が認められる。これは安全配慮義務違反にあたり、 不法行為である」 といった判断が下りました。 注意すべきは1~3のような行動があったがゆえにAさんはうつ病になった、ということを 主張したにもかかわらず、 裁判所は「そこまでの因果関係は認められない」と判決したことです。 (4については「無理に出勤を命じた事が回復を遅らせた」という判断はしています) この例ではあくまでも不法行為で社長が敗訴したに過ぎません。 実際パワハラが認められる事例は少なく、仮に訴え出たところで難しいかもしれません。 また不倫疑惑の場合ですが、「不倫したから即解雇」ということは普通出来ません。 解雇権濫用ということになるからです。 普通、懲戒は「会社に迷惑をかけた」事に対して、就業規則で定めた範囲で行なうものです。 警察ではないので「不法行為=懲戒」とはならないのです。 (勿論その不倫行為によって、会社に著しく迷惑をかけたというような場合は別ですが) じゃあ泣き寝入りか、ということになりますが、 いわゆる個人労働組合に相談してみるのも手かもしれません。 http://www.jca.apc.org/j-union/ 労働者側の視点に立った弁護士も応援してくださると思います。 (弁護士の中には企業側に立つ方もいらっしゃいますので 労働者にとって良い方にご相談する必要があります) いかがでしょうか。ご参考になりましたでしょうか。
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- crivelli45
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女性です。 私だったらどうするか、を考えてみました。 そこで、最もキーになるのがその上司の方の年齢(退職が近いか)と、退職後に会社に関与できる立場になりそうか否か、です。もうひとつが、質問者さまも挙げてらっしゃる会社の業績です。 業績が今後低下することが見込まれる(質問者さまの仮説) 1) 上司が5年以内に定年、その後会社に関与しなさそうな場合 →○ひとまず、様子見で居残る →◎上司定年後の業績UPや組織改革が見込まれるのなら居残る →×上司定年後も会社の組織体制や業績に低迷が続きそうであれば、辞める 2) 上司の定年がまだ先、あるいは定年後も会社に関わりそう →×とっとと辞める いずれにせよ、会社に進言したりする措置は私だったら取りません。 部内やグループ内(支店等?)にそれなりの手下網を張り巡らせていることが予想されますし、手下たちは不利益を恐れて力あるものに巻かれると相場が決まっているので、自身が痛い目に合う可能性98%だからです。 残り2%は、その上司よりも権力とパワーと人脈がある、その上司よりも更に格付けが上の人で、更にその人が現取締役会の中心人物のひとりであるという好条件があった場合。質問者さまがこっそり仲良くなって、上司の情報網にかからないように取締役会に上司の悪行を流すことは可能です。 正攻法の情報伝達ルートでは、多分負けます。
補足
えーと、書き方が不明瞭だったようで解釈に誤解をさせてしまっているようです。 この質問の中には2人の上司が登場します。 まず、件の「問題上司」。 こいつは取締役という肩書きでこれは昔から当事業所に巣食っている土着野郎です。年齢は48歳 対して「年配」の「新社長」というのはこれは昨年より子会社化された当事業所に本社より派遣された取締役社長のことです。年齢は78歳。 もちろん問題上司などより上位の方で、私をこの事業所に連れてきたのもこの方です。 現時点では私達側の味方であり、問題上司を文字通り問題視している、はずなのですが・・・。 この方が参入したことで当事業所が改善され業績を回復させることに成功。完全にこの方の功績なのですが、なぜ問題上司の方が昇進するのかさっぱり。 もっとも問題上司を昇進させたのは他でもないこの新社長ですので、その辺の考え方が不透明なのです。本社の他の重役からの圧力がかかったと言う見方が有力ですがこれも不明。 いずれにせよ、そういうことですので問題上司に今のところ引退の予定はなく、新社長はあと5年以内なのではないかと噂されています。 わかりづらくてすいません
本件の場合、逃げるが勝ち。
お礼
実は私もそう思います。 しかし、職場を離れるにせよ居続けるにせよ、この男の行った行為を許すことは出来ないのです。 冷静な仮面を1枚取れば考えうる限りのダメージの残るやり方で社会から追放してやりたいと思う本音が燃え盛っています。 辞めるのはいつでも出来(再就職は簡単ではありませんが)ますが、落とし前をつけずに泣き寝入りするのは悔しいものです。
お礼
薄々わかっていましたがやはり勝訴を勝ち取るのには現状では弱いと言わざるを得ませんね。 でも、この男のやっていることによって多くの社員が人生を誤っている現実がある以上、この男はどこかで裁かれなければならないと思います。 だからといって犯罪行為に手を染めるわけにはいきませんから監視をもっと強化して問題行為を明るみに出していくということしかできないようです。 >個人労働組合 そういう組織もあるんですね。 ありがとうございます。参考にさせていただきます。