「最低一本とりあえずなければ」
ということで。まず【形】
・一本となると3徳型
野菜を切る菜切・・刃先が直線で切れ残りがない
・・幅が広く千切りのとき手から外れない
牛刀・・・肉などすらして切る素材のため刃先がカーブしている
・・・幅が狭い
の二つの庖丁を一つにしたようなもので柄側から2/3程度は刃先がまっすぐ
次は【素材】
鋼とステンレス鋼は、基本的に3倍です。鉄釘の3倍程度の価格がステンレス釘。これは同じ切れ味を求めるなら3倍出費しなければならないということです。3,000円という限られた予算では、鋼になるでしょう。
よくステンレスは切れないといわれますが、それは誤解です。鋼の庖丁は一万円でも出すのに、ステンレスの庖丁は数千円、これじゃ比べるのがかわいそう。一万円の鋼の庖丁と比べるなら二万円以上ださないと。
ステンレスの間に鋼を挟んだ3層のものは安価なので良いでしょう。
【どこで買うか】
刃物の流通ルートはとても複雑です。大まかに書くと。
鍛冶屋 研ぎ屋 柄付け屋 箱屋
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問屋
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刃物店 金物問屋 ブランドメーカー
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金物店/百貨店 金物問屋
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金物店/百貨店
【形】
柄が痛まないように口金がついたものは、3,000以下ではない。
庖丁は最低でも十年、長いと数十年使う主婦にとっては大事な道具です。「研いでもらえるところ」研ぐと、その庖丁の材質はてきめんとわかります。また「刃もち」がどの程度なのか、使用した感想・切れ味が分かるものです。その中から良いものを選んで販売していくことになりますから、研ぎをできる刃物店で購入するのが最善でしょう。刃物に関してはブランド品は高いだけです。
10,000円出しても20年使えば年500円、月当たり40円小々、一日あたり一円~2円。食材や洋服に比べてけっして高価なものではありません。しかも、女の仕事道具です。
お礼
回答ありがとうございます。 3000円では、期待できないようですね… 長持ちするんだったら奮発したいと思いました。 ご丁寧な回答をいただき、本当にありがとうございました☆