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卸売市場の仕組みについて教えてください。
卸売市場で野菜や果物などを仲卸売業者やスーパーなどが仕入れるときは、生産者の情報はどこまで分かるのでしょうか。例えば、○○県の○○農協が出荷したもの、というレベルなのでしょうか? また、同じ規格のものは出荷先は関係なく、混ぜられてセリにかけられたりするのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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>同じ規格のものは出荷先は関係なく、混ぜられてセリにかけられたりするのでしょうか これは絶対ありません。市場原理に反することで、市場原理で言えばわずかな差でもあってもそれは セリ価格に反映されます。 仮に出荷元を混ぜて売ったらその配分(差額の決め方)はできない。 農産物の生産者から卸売市場への搬入(出荷販売)方法の例 1.個人搬入・・・大規模な市場では少ないですが、個別のセリですから個人の情報はある程度 判りますが、詳細は1回だけでは判りません。 毎日繰りかえすことで、品質・・・見た目、味、揃い、日持ちなどは判断できます。 どんな肥料や農薬を使い、管理されたかまでは判りません。 2.共同出荷・・・個人選別された物をまとめて、指定した市場に運送業者に運んでもらう。 個人別のセリにしている場合と、共同にしている場合があります。 3.共同選果・・・農協などで無選別で集められた物を、作業者が各等級別に分けて出荷で共同セリ、 個人の名や番号を表記している場合もあります。 スーパーは対面販売ではありませんので、一般的に数量確保がある程度できて品質の安定している 5段階の上から2番目付近を買う事が多いです。 直接入札する場合と、仲卸売業者に委託している場合があります。