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なぜ日本の国会は討論形式でないのか

国会中継を見ていると、議員が質問→閣僚なり官僚なりが答弁、という ような形式になっていますが、なんで討論形式にしないのでしょうか? 討論形式というのは、たとえばA氏が「私は○○と思う」それに対して B氏が「いやそれはおかしい。××ではないか。」またA氏が 「それなら△△はどうなんだ。」というように双方向的に、 かつ用意された答えを読み上げるとかではなくリアルタイムにディベートを展開するということです。 要はテレビの討論番組や、民間のシンポジウム等で行われるパネルディスカッションみたいにできないのかと。 近年では党首討論というのを少しだけ導入していますが、たまにしかやらず時間も限定されています。 なんでもっと徹底的にやらないのでしょうか? 諸外国なら討論形式で議会をやっていますよね(イギリスとか) もちろん各党派、各議員に公平に発言機会を与えるとか 議長が適切な進行を行うとか、配慮は様々必要でしょうが。

質問者が選んだベストアンサー

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  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。 日本の議会は儀式だからです。 事前に議員の質問内容や首長・閣僚(理事者)等の答弁は打ち合わせられて作られていて、その場で本当に審議する、というのではなく、議会で行われる事は実質的に議決だけです。 メリットもデメリットもありますが、現実の最大の問題は、質問者がマトモに質問テーマををつくり研究して、役人にいろんな事を問い合わせて確認したり・・・という作業をやらないで、役人に質問原稿から丸投げで作らせるのがはびこっている、という事でしょう。 本当に質問者がしっかりやれば、その場での討論形式よりは、事前の調査研究・検討の時間が長いので、余程深い内容を詰める事ができますので、決して、この方法は遅れている、とかではないと思います。 また法律のあり方という点もあるでしょう。 原則だけ決めて、あまり細かい事は運用に任せるという方法を取れば、事前にやたら細かく作ってしまう事はかえって困る事になります。 法律で事細かく決めてしまって運用する場合は、矛盾が出来ては困るので膨大な検討の時間が必要になり、その場での討論ではとてもできません。 現行の日本の国会でも時々、法案に矛盾があったり、他の法律とぶつかって議決後訂正なんて事もあります。 むしろ、あまり細かい事を極めてしまう法律のあり方の方が問題かもしれません。

その他の回答 (3)

  • snowplus
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回答No.4

クエスチョンタイム(党首討論)は一応やってますよ 最近報道されないくらい影が薄いですが http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%9A%E9%A6%96%E8%A8%8E%E8%AB%96

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.3

質問者の方は・・たぶん勘違いされていると思います。 国会中継はいわば『通常国会』と呼ばれ、予め質疑応答内容の枠組みが決まってます。  通常国会の数日前には、議員会館の各議員のFAXに質問内容がかかれ、それを秘書が対応文書を作成し、議員が認証して発表するのです。  いわば国民に対するアピールの場合があり、重要な事は話し合われません。  実際に話し合うのは 『国会対策委員会』・・・通称:国対とよばれる会議です  これは非公開で内容は国民には知らされません。 第一、衆議院で480名です、こんな人数で会議しては、まとまるもんもまとまりません。 つまり、 >なんで討論形式にしないのでしょうか?  討論形式の会議はある、しかし国民に非公開 >なんでもっと徹底的にやらないのでしょうか?  徹底的にやってます

  • pri_tama
  • ベストアンサー率47% (678/1421)
回答No.2

 質問者さんの質問にもある「時間が限定されている」と言うのも大きいと思います。  日本の様に、議会の開催期間が限定されていると、討論形式で纏まらなければ、法案は臨時国会が開かれない限り、来年まで持ち越しになってしまいます…。  なので、委員会や場合によっては、超党派のプロジェクトチームを作って、本会議等に持ち込まれる前に、法案の骨子を決めてしまいます。 (所謂「族議員」も汚職や癒着に関わらなければ、特定の分野の専門家の政治家ですから存在に意義が有るのですが…。)  アメリカでは、国会に当たる連邦議会は通年で開催されてますから、国会内で、期限に追われず討論する事が出来ます。  また、日本程には党の拘束が強くないので(サブプライムに関わる不良債権買取法案を、民主・共和両方が党として了承したのに、両党から造反議員が出て廃案になった様に)、各議員が異なった政治思想を持っていますし、またそれ故に国民の目が届かない国会外での議論より、国会内での討論で自身の存在感を示す事が好まれます。(時としてスタンドプレイ紛いの事をします。)  そして、連邦議員と同様に敬意もって遇される、各州の議員が地方政治を担ってくれる事で、心置きなく国政に誠忠する事が出来ます。  (日本の国会議員は、党の余程の重役でもない限り、地元と東京を行き来して双方の政治に深く関与しますから、アメリカの様に通年で国会に参加する訳には行きません。)  ちなみに、アメリカの国会も通年でやる事が無いのか「健康の為に牛乳を全国民で飲みましょう!!」決議とか「重鎮政治家の議員人生??周年を祝う」決議とかを議決してたりしますが…。

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