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エコノミストの記事なのですが・・・。
9月3日のエコノミスト "The second browser war" の文章の一つがうまく邦訳できません。 一段落目の最後 Mr Brin cheekily "just happened to migrate from being false to being true" というのはどう訳せばいいのでしょうか ”ただ単に嘘であることが、本当になっただけのことだよ” 直訳なのですが・・・。 何を意味しているのかがよくわかりません。 そもそもgoogleはマイクロソフトにとってそんなに驚異なのでしょうか? 私みたいなPCを個人で使うだけの人間にとっては OSもWindows でIEをブラウザとして使っているし 検索もyahooでやる人間にとっては、googleが、個人でもプログラムが変更できる(オープンソースというのでしょうか)ブラウザは あまり影響ないのですが。。。 IT業界にとって、そんなにすごいのでしょうか・・? 後半は英語ではないですが、教えてください! よろしくお願いします。 そんなに驚異なのでしょうか
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これは面白いご質問、ありがとうございます。 ポイント(1) "just happened to migrate from being false to being true" >ウワサが現実になったということだよ。 、、、ここで面白いのは、流石にGoogleの創設者、こんな簡単なことを言うのにもコンピュータ専門用語を取り混ぜているということです: ・migrate ⇒ 古いPCから新しいPCに内容を移動することを「migrateする」 ・false true ⇒ デジタル二進法の「0=false、1=true」 ちなみに今回タイトルが「The second browser war」となっているのは、以前やはり「Netscape」というブラウザが出て来た時に、MSが張り合った経緯があるからです。 ポイント(2) そもそもgoogleはマイクロソフトにとってそんなに驚異なのでしょうか? >たまたま僕もGoogle Chromeも早速使ってみようと考えていたところです。 Appleが主力マックから離れてモバイル系に走っている今、MSが脅威(驚異 → X)に思っているのは、そう、Googleでしょうね。Yahooも技術的には大したことありませんが、Googleは知名度抜群であることに加えて、世界中でNo.1となっている検索エンジンはもとより、TVのニュースでさえ使われるGoogle Map、そして今回のChromeなど、ソフトウェア開発で強靭な技術を持っており、次々実用化してきています。それはもう、MSも無視できないほどの水準に達しているのは間違いありません。 ブラウザGoogle Chrome自体には特に驚くような新しい機能があるワケではありません。大抵の機能は既にInternet ExplorerやFirefoxに実装されているものです。とは言っても、かなり使い易いようで、Internet Explorerから乗り換えるユーザーもかなり多いことでしょう。Windows常駐ブラウザとしてMSは、これまでInternet Explorerにかなり力を入れて来ましたが、IEのユーザーであるkimi1980さんにも「う~ん、確かにIEよりもChromeの方が使い易いなぁ」と言われてしまったら、MSは立つ瀬がありませんよね。これも脅威です。 さらにMSが脅威に感じていることがもう一つあるような気がします。MSが強いのはOS(Operating System:コンピュータを動かす基本ソフト、つまりWindowsのこと)です。我々がこうしてOKWaveで質問したりコメントしたりというのも、正にWindowsがあるからこそですよね。ビジネスでもプライベートにおいても、マックもLinuxもWindowsの絶大な人気には敵いませんでした。Windows OSこそがMSの牙城です。 ところが、エコノミストにも「that is also, in effect, a new OPERATING SYSTEM.」とチラッと記述があるように、「GoogleがOSを開発するかも知れない」という恐れが、新たにMS内に出て来たのかなと僕は考えています。つまり今後、類稀に見る高い技術と知名度を持ったGoogleが、MSの牙城であるOSマーケットに切り込んできたら、それはもうMS帝国の存在基盤を揺るがしかねないことで、新規ブラウザ参入どころの話ではありません。できればMSは、今のうちにGoogleを買収してしまいたいくらいのことなのかも知れません(とても値が付かないでしょうけど)。 私見ですが、ご参考までに。
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- d-y
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The rumours, says Mr Brin cheekily, "just happened to migrate from being false to being true." 「瓢箪から駒がでちゃったよ。」あつかましくもブリン氏は言う。 「噂が、たまたま、嘘からまことに移住しただけ」 =日本語の表現で言うと「嘘から出たまこと」「瓢箪から駒」 Windows+IE(+MS Office)という組み合わせが一般的なPCの標準になっているところにマイクロソフトの強みがあります。 同じ会社の製品でそろえると、データをやり取りしたりする相互の使い勝手が良くなるというところが、圧倒的なシェアの源だと思います。 その組み合わせの一角が崩れると、他のソフトのところも他社の製品に乗り換えられてしまう可能性が出てきます。 そうなると、現在のような圧倒的なシェアは維持が難しくなるでしょう。 実際のところ、IEというのはブラウザとしての性能はそれほどのものではないらしいです。 それでも他のもっと高性能と言われるブラウザがシェアを伸ばせないのは、圧倒的なシェアを誇るWindowsがIEを標準装備しているからだと思います。 要するに、ブラウザとしての性能が良くても、ブラウザ単体で勝負する製品は、Windows+IEの組合せを打ち破れないわけです。 ところが、情報検索サービスでトップのシェアを誇るGoogleがChromeを標準ブラウザとして押してくるなると、IEも安閑とはしていられなくなります。 Googleでのサービスを使うのにChromeの方が使い勝手がよければ、IEから乗り換える人がたくさん出てくるかもしれません。 そして、IEが乗り換えられてしまうと、他の製品のシェアにも少しづつ影がさしてくるわけです。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにマイクロソフトの強みは、全てが同梱されていることですね。 英訳、ありがとうございました。 ことわざなのですね。 初めて知りました。
お礼
回答ありがとうございます。 とてもわかりやすかったです。 グーグル性のOSですか!見てみたいです。 私みたいな技術オンチは、使い慣れたMSの OSを使ってしまいそうですが、技術者にとっては 驚異かもしれませんね。 ありがとうございました。