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自立支援制度とは弱者切捨て?
自立支援制度とはハンデを持つ人々を自立という名の元に病院にかからせないようにする制度と聞きました。 社会保障切捨ての一環と考えて良いのでしょうか? これからの日本の社会保障はどこに行くのでしょうか?
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記述がもれていたので、追記します。 > >インフラの面で健常者と同じ様にはなっていない。 > 健康保険など、病気にならない人は、障害者など病院通いの人の分まで負担しているが? 私が言っているインフラとは、そう意味ではない。バリアフリー、就労対策の事を言っている。 健常者と同じように社会参加するには、国による社会整備が必要であるといっている。 少しは、私の意見で貴方の考えが変わって欲しいと思っているから長々と書きましたが、私の返答はこれで最後にします。ここは、質問者さんに対する回答の場であるので。
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- free_777
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> >「家族」というものに全てを背負わせていいのかと私は、考えるわけです。 > 逆ですよ? > 国家に全て負担させるべきでは無く、まず自助努力を行なうのが先です。 ここに認識の違いがある。国家といっても、財源は、私達から集めた税金でまかなわれている。国民全体で個々の国民のリスクをシェアする社会が望ましい社会だと思う。 誰だって、自分の家族が障害者になる可能性はある。その時に、家族だけで支える場合、社会全体で支える場合、どちらが負担が少ないだろうか? > >現状、家族が助け合っても、大変だから、国が介入しているんですよ。 > 他の貧乏人(ニートなど)は、家族が大変では無いとでも? > 精神的な病気であろうと、肉体的な病気であろうと、差別する理由にはなりません。 > だから、【平等に】生活保護のルールに従えば良いだけの話であり > 障害者だけを優遇すべき理由にはなりませんよ? > ※障害者だけ【優遇】する必然性が全くかかれていませんが? 「優遇」ではないし、補っているだけだ。現実的に多様な条件の障害者が健常者と同様条件で就職ができるのか? 生活保護にする場合、申請した世帯が対象になるのですが、貴方は、障害者の方がいる世帯は、全員、生活保護されろというのですか? また、世帯全員が生活保護になるより、国が支援をすることによって、障害者の方に社会参加をしてもらったほうが、よっぽど良いことだと思うのですが。 > 「親兄弟が家屋敷を売っても足りないのなら、国が援助すれば良い」と何度もかいており > それでダメなら(家庭環境がダメな場合)国が負担すればよいのだから > 家庭環境に左右はされませんねw(最低限の保証を国がやっています) 左右される。生活保護の申請には、世帯全ての預金、土地、家屋、自動車、貴金属等の資産は、全て処分しなければならなくなる。 資産がない家は、家族の構成員の生活、将来に支障が出る。 > まず身内が体を張らないと、他人はついてきません。 > 金が無いのなら、募金など体を使った方法もありますし > それらの手段を取らない内に、助けるのは手助けにはなりません。 > 自分達の足で歩んでからでなければ、(他人に全て任せるようでは)意味が無いだろ? これは、思想の相違かもしれませんね。 社会というのは、生まれたときの条件(家の資産、家庭環境)でその人間の可能性がなくなるという事は、私はない方がいいと思っている。募金活動、身内で体を張って助けるというのは、最終手段であるべきだと思う。 障害者を持つ家族の大多数が駅前等で募金活動する社会より、社会全員で支えあう社会の方が、当事者の負担が少ないし、私は、望ましい社会だと思う。だから、「助け合い」、「公共性」の話を先ほどからしているんですよ。
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>インフラの面で健常者と同じ様にはなっていない。 健康保険など、病気にならない人は、障害者など病院通いの人の分まで負担しているが? >「家族」というものに全てを背負わせていいのかと私は、考えるわけです。 逆ですよ? 国家に全て負担させるべきでは無く、まず自助努力を行なうのが先です。 >現状、家族が助け合っても、大変だから、国が介入しているんですよ。 他の貧乏人(ニートなど)は、家族が大変では無いとでも? 精神的な病気であろうと、肉体的な病気であろうと、差別する理由にはなりません。 だから、【平等に】生活保護のルールに従えば良いだけの話であり 障害者だけを優遇すべき理由にはなりませんよ? ※障害者だけ【優遇】する必然性が全くかかれていませんが? 「親兄弟が家屋敷を売っても足りないのなら、国が援助すれば良い」と何度もかいており それでダメなら(家庭環境がダメな場合)国が負担すればよいのだから 家庭環境に左右はされませんねw(最低限の保証を国がやっています) まず身内が体を張らないと、他人はついてきません。 金が無いのなら、募金など体を使った方法もありますし それらの手段を取らない内に、助けるのは手助けにはなりません。 自分達の足で歩んでからでなければ、(他人に全て任せるようでは)意味が無いだろ?
- free_777
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> 金持ちの障害者は、自己負担で何とかするのが筋。 > 障害者であろうと無かろうと、同じ基準で【平等に】判断されるべきであり > 優遇すべき内容ではありませんよ? 私は、障害者の方の人権、権利は、健常者と等しいと考えています。只、社会というものは、就業、社会インフラの面で健常者と同じ様にはなっていない。そう言った時に、貴方の考える「家族」というものに全てを背負わせていいのかと私は、考えるわけです。 確かに貴方が言う「金持ちの障害者」もいるでしょう。但し、現実的に考えて、それは少数の特異な例を言っているだけです。 基本的には、EU等の諸外国でも、障害者福祉は、国が公費負担をしていますし、差別禁止法制の整備、就労支援も国が関与して、進めています。 所謂ソーシャルインクルージョンと言われるものですね。 > 組織や国家全体の為の行動と、助け合いとゴッチャにするのは > 右翼でしかしない思想だよ? 私は、「自然状態」から共同体が発生するのは、ある種の助け合い又は、公共性の萌芽があったからではないかといっているのです。私は「個」と「個」間のネットワークの構造を言っているのであって、つまり、社会をグラフ理論のノードとノードを結ぶ、エッジの構造としてイメージしているのです。 なので「個」と「個」を上部に集束する集線装置との関係構造とは、別のオルタナティブとして示しているし、「自然状態」から共同体が発生する時には、そうだったのではないかと言っている。 > 家族が助け合わないのなら、 > 扶養義務放棄として、強制的に資産を没収してあてれば良いだけの話。 > 両親や兄弟/子ども達に見捨てられた後の最後の手段として > 国家が存在しても良いが、 > 肉親が何もしないのなら、非難するのは彼らに対してすべきであって > 最終手段の国家に対してするのは筋違いですよ? 現状、家族が助け合っても、大変だから、国が介入しているんですよ。それを理解してください。 又、「家」制度に全てを求めるのは、不可能だと思うのですが。私は、貴方と逆で、最終手段として「家」制度が、セーフティネットになるべきだと考えています。何故ならば、皆必ず良い家庭に恵まれるとは、限らないからです。 家庭環境によって、人の将来が、左右されてしまう、これが果たして良い社会なんでしょうか?
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組織や国家全体の為の行動と、助け合いとゴッチャにするのは 右翼でしかしない思想だよ? 家族が助け合わないのなら、 扶養義務放棄として、強制的に資産を没収してあてれば良いだけの話。 両親や兄弟/子ども達に見捨てられた後の最後の手段として 国家が存在しても良いが、 肉親が何もしないのなら、非難するのは彼らに対してすべきであって 最終手段の国家に対してするのは筋違いですよ? 「生活保護が機能していないが、一般の国民が苦しむのは別に構わないが、障害者が苦しむのだけはダメだ」と主張している事に対し【意義】を唱えているだけであり 機能していない存在(家族や法/制度)を無視して、障害者だけ優遇的な措置を取ろうとしている事が間違いなのです。 何度も言いますが、障害者は弱者ではありません。 我々と何ら変わらない存在です。 よって、同じ存在ならば、同じルールのもと【平等】に扱うのが当然であり 「特別な存在だから、特権を与えろ」と言う根拠は何ですか? 特権的存在(障害者組織)を作り、それが国家支配下にある存在と【捏造】する前に 彼らに公金を与える根拠となる法令を示したら?
- free_777
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まだ分からないようなので、追記しておきます。 > >集団で守る為に共同体が出来たのではないかと言っているんです > 農業などを行なうために、治水などの大規模工事の必要が発生して > それによって、国家が発生したのですよ? > 民族全体の利益の為であり、助け合いの制度ではありません。 助け合いという概念が納得できないのですか?では公共性でも良いですよ。 その「農業などを行なうために、治水などの大規模工事の必要」というのは、人間が集団でいたから発生したのであり、貴方の言い方なら「民族」ですかね。私は、「民族」の前を言っているのですが。 集団でいなかったとしても治水などの大規模工事が実施するにも個人だけでは、出来ないので、共同体が出来たというのであれば、私益ではなくて、もっと集団的な相互扶助があったから出来たのではないですか?個人の利益のためではないですよね。 又、平安時代、縄文時代でも良いですが「民族」という概念を人々は、持っていたのですかね? それは、中央集権化した近代に「西洋」に直面して大半の人間が意識したのではないですか? > >「家」という制度が戦後ちゃんと機能していないのではないかと思うのです > 家族の制度を基に法律があるのだから、それを先に何とかするのが【筋】。 > それでも出来ない場合のみの最終手段として国が規定されているだけであり、 > 政府が先に援助するのは間違いでしょ? それが機能していない。では機能していないものをどうやって機能させるのかの代替案を貴方が提出ください(ちゃんとデータに基づいて理由も含めてです。改憲すれば何でも解決は駄目ですよ。) 私は、世の中が現代化して、機能し得ない状態であるので、国が介入すべきだと思うし、そうでなければ現状を改善することが出来ないと思っている。 > >正常に機能していますか? > 生活保護が機能しているかどうかと、支援法とは全く関係無し。 > 機能していないのなら、生活保護を機能させなければならないのに > 【脱法行為で】他の法律で誤魔化す事は間違いです。 > 特に、障害者だけを優遇させる事は、平等の原則に反しますよ? 関係ありますよ。貴方が生活保護を押しているからです。それでは解決できないと言っています。又、脱法行為ではないと先ほどから説明している。 貴方が言う平等の原則では、解決できない現実がある。ロールズ、アマルティア・センの論争でも読んでみると良いでしょう。何故、ロールズの「正義論」にセンが反論したのか、そこには、やはり現実との間隙があったからです。それでもロールズが、第二原理に着目した事は、私は凄い事だと思いますがね。 > >公の支配に属する物は、支出しても問題ないのですよ > 国民年金や保険は、法律で金を出した人だけにメリットを与える制度であり > 原則は、受益者負担ですねw > その法律通りに、リスクに応じて金を出し、それに応じて金を貰うべきであり > 一部の人だけ利益を得て、残りの人たちが損をする制度にした為 > 年金制度などは崩壊しかけているのですよ? だから、論点が変わっている。大学の交付金は、貴方の憲法解釈では、違憲になるんですよね。その事は、反論しないのですか。判例でも使って証明して見せてください。 公の支配に属する物であるから、現実に国が大学に交付金を支出している。 ■大学交付金、削減見直し…教育再生会議 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070416ur01.htm
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>集団で守る為に共同体が出来たのではないかと言っているんです 農業などを行なうために、治水などの大規模工事の必要が発生して それによって、国家が発生したのですよ? 民族全体の利益の為であり、助け合いの制度ではありません。 >「家」という制度が戦後ちゃんと機能していないのではないかと思うのです 家族の制度を基に法律があるのだから、それを先に何とかするのが【筋】。 それでも出来ない場合のみの最終手段として国が規定されているだけであり、 政府が先に援助するのは間違いでしょ? >正常に機能していますか? 生活保護が機能しているかどうかと、支援法とは全く関係無し。 機能していないのなら、生活保護を機能させなければならないのに 【脱法行為で】他の法律で誤魔化す事は間違いです。 特に、障害者だけを優遇させる事は、平等の原則に反しますよ? >公の支配に属する物は、支出しても問題ないのですよ 国民年金や保険は、法律で金を出した人だけにメリットを与える制度であり 原則は、受益者負担ですねw その法律通りに、リスクに応じて金を出し、それに応じて金を貰うべきであり 一部の人だけ利益を得て、残りの人たちが損をする制度にした為 年金制度などは崩壊しかけているのですよ? >かわいそうでなんとか援助したくなりますね それを税金でするのが筋違いと言っているだけ。 身内で援助しあうべきであり、それでも足りない場合は募金を募るべき。 公金を一個人の利益に為に使ってはいけないし、それは法律違反にもなる。 (皆の為に使うとして税金を集めている以上、その他に出す事は出来ません) 出したい人が出し合えば済む話であり、「自分達は大金を出したくないので、不足分を他人に負担してもらおう」と公金をアテにする方が間違っています。 弱者であると主張するなら キチンと国に届け出て、生活保護を受けるべきであり 一般人と同じルールで平等に認可してもらうべきでしょ?
- free_777
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回答を誤読している人がいるので、追記しておきますが、私は、制度(法律、憲法等)の話をしているのではありません。 私は、所謂「自然状態」から現在の国、共同体が出来るのは、「営利」つまり、利益を最上にする為に、出来たのか?元々そうではないでしょうと言っているのですよ。 災害、外敵から身を個々で守るのではなくて、集団で守る為に共同体が出来たのではないかと言っているんです。 > 助け合いをするのは、親戚(親、兄弟など)であり > 国家には、そんな制度は存在しませんよ 日本という国は、家族がある意味セーフティネットとして、機能していた部分がありました。これを順々に説明していくと一冊の本になるほど長いことになるのですが...。 簡略化して言うと、日本が近代になって、「家」というものが根本に据えられて、結果として親子心中が急増して、捨て子が急減していきます。この事は、柳田國男の「明治大正史 世相篇」で紹介されています。 只、現状の世の中は、この近代になって急拵えに造られた「家」という制度が戦後ちゃんと機能していないのではないかと思うのです。 何故ならば、「ネットカフェ難民」、「児童虐待」、「赤ちゃんポスト」の事例を見れば、家族がセーフティネットとして機能していないことは、分かるのではないですか? 又、生活保護は、北九州方式の問題を見れば、分かりますが、正常に機能していますか? > 日本国憲法89条でも「・・・・博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。 」とし 以下の条文のことですよね。 > 第89条 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、 > 便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、 > これを支出し、又はその利用に供してはならない No.7の方が指摘されているので、簡単に説明しますが、これは、公の支配に属する物は、支出しても問題ないのですよ。だから、国公立大学、私立大学に国から交付金が支出されていますよね。まだまだ、他にも例がありますよ。 これは、厚生労働省が所管してます。貴方のようなことを言ったら、医療の国民皆保険、介護保険制度、失業保険だって出来なくなります。
- Rodaimu
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パラノイアみたいな回答を見るとかわいそうな人もこのコミュニティーにいますね。 かわいそうでなんとか援助したくなりますね。 これが国と言う組織がするか地方自治体がするかご近所の方がするか親族がするかはケースバイケースでしょう。 そんなひともいるので助け合うことも大切なんですね。 やり方しだいだと思います。わたしもその実態がよくつかめていないので・・・
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89条は、税金の使い方について述べた制限項目であり、 保険/税金など、全てをゴチャゴチャにしているから記述したまで。 災害特別支援法は、元々、阪神大震災で個人補償が(判例上)出来なかった為 特例措置として造られた法律です。 大規模災害でダメになった地域の復興回復の為(建前上)創られ 個人補償として立法したのではなく、突発事故でのリタイヤ回避策ですよ? >国家が国民の健康で文化的な最低限の生活を保障するための責務・・・ これが法律で作られたのが、生活保護法。 障害者を健全者に変えるなんて出来ないのだから、この条文を適用する事は不可能であり 金持ちの障害者は、自己負担で何とかするのが筋。 障害者であろうと無かろうと、同じ基準で【平等に】判断されるべきであり 優遇すべき内容ではありませんよ? >「障害者自立支援法」という法律が,果たして真の意味で障害者の自立を支援する法律なのかどうか,という個別具体的な問題です。 【弱者援助の法律では無い】のだから、そこを履き間違えているのは貴方でしょ? 障害者は弱者でも何でもありません。(普通の存在です) よって金が無いのなら、他の国民と同じように、親戚(親/兄弟)に頼るべきだし 家/屋敷まで売っても生活出来ないのなら、他の国民と同じ様に生活保護を受ければよいだけの話。 それとは別に、失敗してもリカバリー(再挑戦)出来るように 自立支援制度や雇用保険/各種支援制度が存在するのであって、 ある期間以上は適用出来ないように【ムチ】の面も存在しても 他の制度と同じなので、仕方が無いでしょ?
- hukuponlog
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>憲法で、国の支配下にない組織などへの税金の支出が禁止されているので >地震などでの被災者への個人補償が出来ないのが、【現実】ですが? 1.ここで言っている「憲法」というのが,89条のことなら,89条を根拠にして個人補償の是非を述べること自体が,的外れです。つまり,是非善悪自体を議論する根拠になりません。だって,そもそも目的語が違い,国民について述べている条文ではないのですから。憲法は主語や目的語がきちんとしており,「何について」述べた条文かは論争の余地はありません。第1条を元にして,戦争放棄の問題を誰も議論しないでしょう? おなじ事です。 2.地震などでの被災者への個人補償 あの,ひょっとして「災害救援法・被災者生活再建支援法」という法律を知りませんか? 憲法は原則を述べているので,具体的な支援策は法律で定めます。(阪神・淡路などの)地震被災者について言えば,この法律で補償するのは当然の前提で,(あまりにも被害が甚大なので)さらに新たな法律を定める必要があるのかどうか,という辺りが議論になったのです。 また,個人補償という問題で言えば,「犯罪被害者給付金支給法」という法律を知っていますか? これは,犯罪被害者(加害者が国とは縁もゆかりもない個人であっても)に対して,「犯罪被害者等給付金を支給」する制度です。こちらなど,あなたの言い方を借りれば,典型的な「特定の個人が儲かる」制度ですよね。しかし【現実】としてこの制度はちゃんとあります。 個人補償をしない,ということは「判例」でも憲法の原則でも(あなたのいう)【現実】でもありません。「どのような個人に対して,どのような補償をするか」は法律で定めなければ支給できない,ということです。 >生活保護で充分なのだから >それ以上のもの(障害者だけを有利にする)を創る必然性も無く、 あなたの意見は意見として拝読しますが,国家が国民の健康で文化的な最低限の生活を保障するための責務とはどうあるべきかを規定するのは,憲法とそれに基づく法律です。 そして,既に述べたように,この点に関しては,最高裁判所で憲法判断(責務はある)が出ているのです。その判断に基づき,国権の最高機関である国会が「生活保護という制度では不十分」だと判断したから,障害者に関わる各種の法律を作ったのです。民主国家の原則とは,そういうものです。 なお,あなた,まさか,全ての障害者が「生活保護を受けている」などと思っているわけではないでしょうね? いくつか「判例」という言葉を使っていますが,少なくともこうした憲法判断に踏み込むような事実に対して「判例」と言うなら,最低でも,最高裁(最終審)での「どのような訴訟のどのような判決文」なのかを示さなければ,データのねつ造と言われます。私が引用した朝日訴訟は「最大判昭和42.5.24」ですが,あまりにも有名な訴訟なので「朝日訴訟」で普通は通用するものです(検索してご覧なさい)。 ところで,今,ここで質問者さんが尋ねていることは,こうした「原則論」?ではなく,「障害者自立支援法」という法律が,果たして真の意味で障害者の自立を支援する法律なのかどうか,という個別具体的な問題です。 ですから,私の文章も適切とは言いがたいものですが,質問に正対しない,しかも間違った知識(例えば,個人補償に対する事実関係の誤認)に基づいた,自分の「意見」を回答するのはいかがなものかと思いますよ。
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補足
質問者です。 小生が知らない事を議論して頂き、感謝しております。 私自身は障害者ではありませんが、これからの国の方針がどう動くのか、それによっては様々な行動が必要と考えている一市民です。 皆様のご意見を拝読する機会を感謝しており、自身これからもっと勉強をしていきたいと考える所存です。