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風船発電は可能ですか?
風船発電を紹介しているサイトがあります。 『要は、地上に巨大な(大小は用途や立地次第)風船を浮べる。但し、空に向けて飛ばすのではない。 地上に繋げておき、その浮力を利用しようということである。 風船は軽いので浮ぼうとする(中に水素かヘリウムなどを注入しておく)。 当然、浮力で浮びあがろうとする。が、繋がっているので飛べない。 繋ぎ目の部分に発生する浮力が眼目である。それがパワー(エネルギー)の源となるわけである。 繋ぎ目にギアなど一定の機構を組み込んでおいて、電力などに変換するのだ。 風船が浮んでいて(浮ぼうとしていて)風が吹けば、それで移動なり振動なりさせられそうになる、そのパワーも当然、風力発電なので使える。 風がなくても、注入してある気体(水素乃至ヘリウムなど軽い気体)の浮き上がるパワーは常時、働き続けている。 よって、安定的なエネルギー(電力)源となりうるというわけである。 』 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2008/08/post_e3ec.html これは実効性のあるアイデアなのでしょうか? よろしくお願いします。
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ヘリウムの浮力を使って発電することはできますが、下に引き戻すのに必要なエネルギーが発電効率や機械効率の問題があるので、収支はマイナスになります。 そもそも、重力で発電(思い場合も亀井場合も)すると言う発想自体が一部の永久機関と同じ発想で、根本的に間違っています。 なお、風で流される力を使って発電する場合も同様で、この場合も、次に発電するために元の位置に戻す行為でエネルギー収支はマイナスになります。風を使うなら、単純に風車を回した方がまし。
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- debukuro
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第二種永久機関ジャン 首謀者にコメントを送ろうとしたがURLを持たない者には投稿資格がないんだと
難しく考える必要はありません。 エネルギー∝力×動いた距離ですから浮力が何百トン有ってもそれが動き続けなければ何のエネルギーも生み出しません。力だけでエネルギーが生み出せるなら大きなバネがあれば事足ります。 風でフラフラ動くのをエネルギー化出来ないことは有りませんがプロペラを回す方が遥かにまし。 ご指摘の話は全く実用性はありません。
- htms42
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#5で 石を落とす という場合が例に載っています。 石の落下は重力によるものです。 石の落下によってエネルギーを取り出すことが出来ます。 でも石の落下は一回限りです。 続けてやるためには石を上に運ぶ必要があります。 ここでエネルギーを使います。 発電はエネルギーを作り出すのではありません。何か別のエネルギーを電気のエネルギーに変えているのです。 物体の位置エネルギーを利用した発電方法は水力発電が代表的です。 たまった水を利用するということで一回限りという制約から外れているように見えます。でも貯水池にたまっている水を使ってしまえば終わりです。連続的に運転するという仕組みはどこにあるのでしょうか。水を高い所に運んでいるのは人ではありません。雨が降ることで水が供給されています。雨のもとは地表の水が太陽の熱で蒸発することによって出来た水蒸気です。 水力発電は太陽の熱を水の位置エネルギーに変えて電気エネルギーを取り出していることになります。 水力発電はよく知られている発電方法ですから仕組みを調べれば風船発電が可能かどうかはご自分で検討できることだと思います。 ポイントは ・連続運転は可能だろうか ・どういうエネルギーを利用するのだろうか だろうと思います。
- tiltilmitil
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高い棚の上に重たい岩があるとしましょう。この岩には常時重力がかかり続けていて常に落ちようとしているのですが、棚の板によって高いところに保持されているわけです。 さて、この棚の板に何か工夫をすれば岩の重さで常時電力を取り出せるでしょうか? 上下を逆さまにしただけで、言っているのはこれと同じこと。
>これは実効性のあるアイデアなのでしょうか? 単なる荒唐無稽な夢想ですね。
逆に考えれば、 2トンの重さが常にかかっている重力で 永久機関を作成しようと考えるのに等しい。 発電後、それ以上のリフトアップエネルギーを要す。 持ち上げて降ろして。^^; 持ち上げて降ろして。^^; 持ち上げて降ろして。^^; 持ち上げて降ろして。^^;
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
風に押されたときに発電するというのは分かるがリールと風船の距離に変化がなければ仕事をしていないのだから発電機が動かないじゃないか 水、蒸気、空気、熱 これらが移動してエネルギーを失う 失ったエネルギーが電力に変換されるのだからじっと浮かんでいる限り何の変化もおきない
そんな風任せ、どう考えても安定的エネルギーとは思えませんが。 現在のプロペラを使う風力発電も、主力ではないんですから。 とりあえず、ゴム紐とロープを持って引っ張ってみましょう。 ゴム紐が伸びればそりゃ発電もするでしょう。 ロープが伸びきってゴム紐が止まれば、つまりは風船を繋ぎ止めたロープが伸びきってしまえば、そこからどうすんのかね? 風船は浮力が発生する高度までは上昇しますけど、そこからは上がれませんし。 熱気球状態にすれば、すこーーしは発電するかも。 保守管理で発電して得た利益の数倍の費用が必要になると思う。 揺れ動くことによる発電は考えられますが、どこぞの橋桁に組み込んで、通る車の振動で発電する方がまだ実用的 ドン・キホーテそのものじゃん。