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50才から開業医になるための条件
こんにちは。 将来の進路について考えている高校生ですが、ライフプラン(?)を作成してみたところ、やりたい仕事が二つ出てきました。 片方は公務員なのですが、もう一方は開業医です。 資格・学部的には努力次第で可能だと思うのですが、「医師」は専門職ですので、技術的/経験的なものは、50才からでは間に合うでしょうか?やはり「勤務医」からスタートでしょうか? また、社会保障面での心配もあります。「転職」になるので、年金や保険が「降りない」などという事態は避けたいです。 来年or再来年に医学部に入り、公務員試験とダブルスクールをする(その後、公務員→50歳で医師に転職)つもりなのですが、やはり卒業後に研修医になるのは、開業医としては必須のレールなのでしょうか?「開業医」としての十分条件、また「あれば良い」条件について、教えて頂けないでしょうか? 質問がたくさんになって申し訳ありません。よろしくお願いします。
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- xxi-chanxx
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ANo.1です。 数字だけのつじつま合わせだけなら、十分それで対応できますね。 少なくとも20代からの10年と、50代の10年では、まったく違うということを忘れないで下さい。 当直してそのまま日勤業務をこなせるかという問題もあります。 老化だけは避けて通れませんから。 先ず開業するのは何科で開業予定ですか? 開業の規模はどの位ですか? 医師として医療現場にいなくても、院長として人を雇う立場になるのであれば医師免許も必要ないですし、数億の資金を準備でき、医師会や地域との調整ができれば病院の開業も何歳でもまったくもって問題なしです。 医者を雇うにも、大学病院の医局との繋がりを抜きにすることは出来ないので、大学病院の派閥関係はきちんと把握しておかないといけないことを頭に入れておいて下さいね。 教授の顔も名前も知らないでは、医学の世界にはいられないのが現状ですから。 日野原先生のように、90歳を過ぎてもなお現役の医師もいらっしゃいます。 50歳からだと40年もありますから、条件さえ揃えば50代からの転職も夢ではないでしょう。 本当の診断の技術を学ぶのは、臨床でしかできません。 そして同じ病名でも、一つとして同じ症例はありません。 ついこの間までの常識が、あっという間に非常識になりますから、公務員として働く医師としての空白期間も、常に勉強だけは続けて欲しいと願います。 現実を見れば、その事が身に染みて分かることでしょう。 参考まで 国立大学の医学部の2年生までは教養課程で、あとの4年が専門課程です。 専門課程の2年目までなら、臨床実習もほとんどなく講義がメインですので、時間的には比較的余裕はあると思います。 警察官には高卒でもなれますが、大卒だとキャリアになることも可能です。 医学部に通いながら試験を受けるとなると、大卒ではないですよね? もちろんキャリアになるにしてもならないにしても、試験合格後には警察学校には通わないとなりません。 そこで十分な訓練をしてはじめて警察官として、それぞれの部署に配属されます。 身長、体重、視力などの身体要件が揃わないと、試験すら受けられないし、近親者に共産党員がいても不採用になることもあるので、警察官になるのにはどうしたら良いかと言うことも、良く調べた方が良いですよ。 それらを分かった上で、どの時期ならダブルスクールが可能であるか、しっかり見極めてください。 ダブルスクールしたために単位を落として留年なんて洒落になりませんから。
- jinngoroo
- ベストアンサー率51% (144/279)
NO3です。 一応沢山の医師を見てきましたし、身近に医者の知り合いも沢山いる経験から申し上げましたので、基本的には正確な情報であると思っていただきたいです。 思想的に偏ったつもりはありません。現実です。 ただ一般の医師についての回答であり、警察職を目指す考えがあるのでしたら特殊なケースなので参考にならなかったかと思います。 (このようなライフプランを描く方はほぼいないと思いますので) このプランは非常に困難である事には変わりないと思いますが(自分の問題だけでなく医者の世界で受け入れられるかなど)、だいぶ頭も良いようですし、究極やろうと思って出来ないことはないのでしょうから頑張ってください。
- kirin_beer
- ベストアンサー率23% (163/687)
>技術的/経験的なものは、50才からでは間に合うでしょうか? 手術を伴う外科系は困難だと思います。手技を伴わない分野なら大学卒業~医院開業までの期間に発展する医学の進歩を、警察関係職に就いている時にも勉強しつづけられるのなら、可能・不可能の二分法で言うなら、「可能」でしょう。 >やはり「勤務医」からスタートでしょうか? 金さえあれば病院はつくれるのでは?医院継承開業とかテクニックはあるはずです。 >「転職」になるので、年金や保険が「降りない」などという事態は避けたいです。 社保庁(とその後継機関)のミスはあり得るかもしれませんが、制度的に年金や保険が「降りない」なんて事は無いでしょう。 >やはり卒業後に研修医になるのは、開業医としては必須のレールなのでしょうか? 開業医・勤務医になりたいかに関わらず、研修医は義務化されたと思います。 >「開業医」としての十分条件 医師免許・保険医登録・数千万の自己資金 >また「あれば良い」条件 人脈・30年他業界へ浮気していても面倒を見てくれる優しい医局 まぁ、貴方の能力が分かりませんから、無理とは言いません。ただ、多分、このライフプランを実行するにあたって、一番の壁となるのは、多分「家族」だと思います。大学院+研修医をなさる貴方は、結婚(出産)が通常より遅くなるでしょう。だとすると、貴方が転職する50歳は子供が大学生ぐらいで一番お金がかかる時期です。また警察官僚で50歳という年齢は重要な立場で大きな仕事をまかされる一番「脂が乗っている」時期です。その時期に、その仕事を放り出し、ウン千万円もかかり、また家族の人生もかかる医院開業(それも家族からみれば貴方個人の希望を叶えるだけのギャンブルに見えるでしょう)が家族の理解を得られる可能性は非常に小さいです。これは結婚してみると分かります。 つまり貴方にとって「都合の良い奥さん」を見つけないと、あなたのこのライフプランは失敗するでしょう。そこがカギを握っているといえます。「家庭が壊れても良い」「一生独身」というのでしたらこの限りではありませんが。
- BC81
- ベストアンサー率25% (687/2673)
医師免許を取って厚生労働省の技官(要・医師免許)になれば、 「医師免許を持った50歳公務員」という地位は手に出来ますよ。 勿論医師としての技術などはありませんが、それはいずれにせよ同じこと。 これなら、医学部卒業時に公務員を諦めても50歳で開業を諦めても、 とりあえずその時点での仕事を続ければいい訳ですから、 まあ人生失敗とはならないと思います。50歳で開業したほうがいいか否かは、 医療行政に携わっていれば判断できるでしょう。 あとは、公務員時代に人脈作りと蓄財に励んでください。 30年後の開業に必要な条件などはわかりませんが、 少なくとも人脈と金は必要だと思いますので。
- jinngoroo
- ベストアンサー率51% (144/279)
そのライフプランには無理があります。 1年次は良いとしても医学部とのダブルスクール自体結構無理があると思います。 医学部を視野に入れているのですからきっと学力はあるのでしょうが、入学後の勉強は甘くないですよ。 留年する人もけっして少なくはありませんし。 公務員で何がしたいかわかりませんが、将来の開業医を目指すなら普通にまず1人前の医者になることが必要だと思います。 研修医制度は義務かされていますし、勤務医を経験しないで開業など出来ません。 開業は卒後10年頃からする方はいます(どの診療科にもよるけど)が、それまでに十分に臨床でトレーニングされ、一人でしっかり患者を診療できるスキルがなければ怖くて出来ないと思います。 命に関わる仕事ですし、個人開業となれば大きな病院のように守ってくれる傘もありません。 資金、経営なども加わり片手間にはできませんよ。 免許はあるけど、ろくに経験もない医師に受診しようとは思わないでしょう? ボランティア的(趣味的)でないのなら経営が成り立たず開業したはいいけど大きな借金を背負う可能性だってあります。 開業するには絶対ではありませんが、自分の専門分野で「専門医」の資格をもっていることも必要になるのではないかと思います。(内科専門医、皮膚科専門医とか) これも医師になってからの症例数や試験があり、その分野で一定の基準をクリアした人しかなれませんので勤務医をしないわけはいきません。 公務員になってやりたいことがあるのか? 医者になりたいのかはっきりさせる必要があるように思いました。 安定と言う意味で「公務員」が上がってきているのなら、医者でも「市民病院」「国立病院」に勤めれば公務員扱いになると思いますが、民間病院に比べ待遇が良いかは一概にはいえません。
- bekky1
- ベストアンサー率31% (2252/7257)
>来年or再来年に医学部に入り、公務員試験とダブルスクールをする(その後、公務員→50歳で医師に転職)つもりなのですが、やはり卒業後に研修医になるのは、開業医としては必須のレールなのでしょうか?「開業医」としての十分条件、また「あれば良い」条件について、教えて頂けないでしょうか? もしかして、とりあえず「資格=運転免許感覚?」はとっておいて、 「開業医」は儲かるから、それまでに公務員で資金をためておいて 50になってから開業デモしてみよう・・・ということ? 「開業医」より前にですが、医師になるためのルートをきちんとわかってないと思います。 学校の先生にヨーック、お聞きになったほうがいい。 まず、かかる費用が半端じゃないです。 国立に入るなら話は別ですが、そのためには、東大ぐらいは楽勝でないと入れません。 私立に行くとなると、卒業までの6年間で最低で3千万以上は学費でかかります。 更に、研修医として2年間義務付けられてますので、普通に医学部へ入ってから8年はいわば修行期間です。 「医学博士」をほとんどの人がとりますので、足の裏の飯粒といわれてますが(その心は、とらないと気になる。 とっても、喰えない=飯ツブですが) というわけでザット 10年は医学にかかりっきりでないと、ものにならないし、国立にでも行かないと最低でも3千万かかるということです。 医師になってから公務員というのは普通は厚生省ということでしょうか? それとも、漠然と国家公務員というような?、財務省とか。 警察とか、消防とか? 自衛隊ならそのまま医官・公務員ですが。 ダブルスクルールができるほど、医学部は暇じゃないですよ。 私学の5-6年生になると、留年する人が増えます。 卒業させて、国家試験に合格しないと「合格率」が下がるから 卒業させない。 留年すると、その分、余分に学費もかかる。 なんとなく、医師国家試験というのと、 司法試験の修習制度(修習生となるのは司法試験を合格すれば自分の都合でいいのです)を混同しているようにも思えますので、 正しい、教育の過程を きちんと知ってから、更にそれにかかる費用と時間を調べて、 公務員というのはどこから出てくる案なのか、 医師になりたいというのはカルチョンでできるような成績、あるいは 家庭経済なのかを振り返って見ましょう。 実際には、医師国家試験に合格すると「医師」です。 しかし、これには研修医としての2年を継続しての義務となっている。ココまでは続けてやらないとダメ。 その後、「公務員?」になると、臨床を離れますので、「開業医」を目指して やっちゃってもいいですが、普通は、研修医でぐるっと全部を回ってから「耳鼻科・小児科・眼科」とか標榜する専門の 医局に5年は在籍して、「専門医」の資格を得ます。(このときに大体、医学博士をとる) この時点で医学部入学してから13年です。 研修医でおしまいだと何もない「開業医」になります。 コレッテ、ありえません。
補足
公務員は、警察職と思って頂いて差し支えないです。 私立医学部は行く気がありません。 また、「東大楽勝」というのは言い過ぎでしょう。 「東大レベル」が相応しいと考えます。 あと、1年次だけでなく、「努力すれば」4回生までは時間的余裕は作れると伺っています。 医学博士はあくまでステータスとしてですか。 参考になりました。
- xxi-chanxx
- ベストアンサー率37% (556/1484)
親が開業医でなく、自分で初めて開業医としてスタートする医師はほとんどが勤務医からスタートし、40代で開業が多いですね。 開業医になっても、自分の医院が休みの時に、他の病院、大学病院などで腕を磨き、研修しています。 公務員から50代で医師に転職というなら、開業は不可能にどころか、医者としても使い物にはなりませんよ。 医師は国家試験に受かったあとに十分な研修を積まなければ、役立たずになにものでもありません。 医学は常に進化しています。 医者である以上は、一生研修していかなければならないのです。 医学部在籍中に注射なんて経験しません。 研修医になってはじめて注射を体験します。 ですから、とりあえず免許を取って、別の仕事をし、あとからその仕事に付きたいということのできない仕事です。 将来の進路を考えているなら、医師になるにはどうしたら良いか自分でしっかり調べましょう。 医師はミスの許されない仕事ですから、簡単に考えては困ります。
お礼
簡単に考えているつもりはありません。 また「片手間」というつもりでもありません。 計算してみれば分かると思いますが、仕事をし続けたいと思っている人間にとって、「50歳」までの仕事とそれ以降の仕事では、後者の方が長いのですよ。 40で開業する人は、実質13,4年間の修行です。 50に足してみれば、63,4です。 男性の平均寿命は80歳弱で、今後も伸びると言われています。 お三方の中では最もお詳しそうなので、できれば論理的な回答を頂きたいと思います。
お礼
思想的解釈は有難いのですが、正直あまり正確な情報ではないみたいですね。 助言ありがとうございます。