- ベストアンサー
医学部と生命科学部
大学の進路の事を考えている時にふと疑問に思ったのですが、医学部と、応用生物学部や農学部にある生命科学科や生体機能専攻などが設置してある学部は学ぶ内容は違うけど、たまに医師免許の持った方が後者の研究室にいたりして、とくに人体に関する事を研究なさってる場合がありますよね。 それは医学部で行われている研究と何がちがうのでしょうか。私は医学にも興味はありますが、全般的な「生体機能」や「生物学」を学びたいと思っているので、いまは応用生物学部に惹かれています。 ただ、このような学部をでたら就職はやはり研究開発などをする"企業"もしくは"研究者"くらいの選択肢でしょうか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
医学部、薬学部、農学部などなど、生命科学系の研究室の研究内容は、基本的には明確な線引きはありません。 違いは、予算の集めやすさ(医学部が有利)、人の集まりやすさ(医学部が有利)、臨床系との共同研究のしやすさ(医学部が有利)など。 予算の違いとか、バックグラウンドの違いなどで、研究対象とする動植物の違いは多少はあると思います。たとえば医学部で植物系の研究をしているのは見たことがないです。 学部学生として在籍する場合は、学部によって卒後の進路は大きく変わるでしょう。医学部なら医師免許を取得して医師として働けますが、臨床か研究かあるいは医療行政関係などに進路が限られ、「普通の就職」には著しく不利になります。他の学部もそれぞれ進路の特徴はあるでしょう。 大学受験の段階では、「○○学部」という選び方でなく、A大学○○学部、B大学□□学部、C大学△△学部を比較して、その大学のその学部でどういう研究が行われているか、卒業研究で配属される研究室にはどのようなところがあるのか(他大学の研究室で研究することも多いです)、卒後の進路はどうか、などを参考にされると良いでしょう。
その他の回答 (1)
- joyce-coll
- ベストアンサー率30% (7/23)
しろうとですが、ちょこっとだけ。 医学部では基本的に「人」の「病気」に関することしか扱わないんじゃないでしょうか。 つまり、なぜこういう病気が起こるのか、それを治療するにはどうすればよいかってことです。 研究過程ではもちろん動物も使用しますが、それは生きた人間では実験できないからで。。。 それ以外のこと、例えば動物の病気とか人の機能の中でも特に病気に結びつかないことは、獣医学や生物学の範疇になるんじゃないでしょうか。 ただ、将来的には医療に結びつけるつもりの研究でも、細胞レベルなどの研究で、医学部ではやりにくい(技術や機器がない)研究の場合は、医学部の研究者が生物系に出張してきて研究するというようなケースもあると思います。 もっと他の理由で研究される例もあるかもしれませんが。 逆に、医学部は卒業していないけれど、生物系の学部や修士などを卒業後、医学部で研究をして医学博士をとる人もいます。 (この場合は医師免許は持っていないのでいわゆるお医者さんにはなれません) いずれにしろ、医学部に入れるだけの予算または学力があり、 さらに医者になる覚悟があれば医学部を目指してもいいと思うのですが、 自分の興味に従って研究や実験がやりたいのなら生物系がいいのではないでしょうか。 医学部は医者になるための訓練所なので、、、
お礼
回答ありがとうございます! やっぱり医者を育てるだけあって医学部は病気に関する事が多いですよね。 私は病気というよりは、人間や動物の生体機能や分子生物学などに興味があるので、やはり医学より生物学ということになるんですよね…。 もう少し自分でも調べてみてじっくり考えてみます。 ありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます! 勉強内容に明確な領域区分がなくても、その後の進路はまったく違ったりもするんですね。 同じ“生命”に関する事でも、生命科学部と医学部では進路は違いますもんね。 もっと、どの大学のどの学部でどんな研究をしてるのか…など詳しく調べて自分にあった進路を決めようと思います!