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工務店経営の方、建築関係のお仕事の方、ご意見お願いします。

夫の父は田舎で工務店を一人で経営しています。夫は地元を離れて工務店に大工として勤めており、二級建築士の資格は持っています。 夫の父は以前「仕事がないから地元に帰らせるつもりはない」と私の両親に言っていましたが、夫が跡を継ぎたいことを伝えると「仕事はある」と変わってしまいました。 工務店経営と言っても自宅の一部屋を仕事部屋にしており、またその自宅も主要駅から車で約20分、田んぼの間を通った住宅街の中にあり、小さな看板が上がっているものの、通りがかりの人が目にとめて仕事を頼んでくれるということはないように思います。またホームページ等もなく、ネットで検索しても名前も挙がってきません。 現在は屋根の補修や知り合いの家のリフォームなどで細々と夫婦二人分を稼いでいるそうです。夫が跡を継ぐなら「知り合いに頼んで仕事をまわしてもらう」とのことですが、そんなに簡単に仕事がもらえるのでしょうか?しかも一度だけなら義理でまわしてもらえるかもしれませんが、継続的にはどうなんでしょうか?? もしご自分が頼まれた立場ならどうされますか? また義父に義理のある知り合いの方が親切に仕事をまわしてくださったとしても、何年かして義父が引退した後、跡を継いだ息子にまで同じように接してもらえるものでしょうか? 工務店を経営されている方、建築業界の方、どうかご意見をお願い致します。

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noname#78261
noname#78261
回答No.1

とっかかりやコネクションの引き継ぎは父親の責任でも、あとは息子次第。使い物にならないとなれば使わないのが普通です。継続できなかったとしても父親のせいではありません。引き継ぐかどうか決めるにしても自分で営業が基本です。「さすが○○の息子さんだ」といわれるか「悪い奴じゃないがどうもね」といわれるかわかりませんから。 セールスドライバーという言葉があるように職人や技術職も自分の営業ができなければ食っていけませんよ。 工務店を引き継ぐからには社長業もあるのです。 経営の勉強もしなければなりません。 建築士も持っているのですからその資格も維持していかなければなりませんよね。やることがたくさんあってやる気がなければできないです。 もし、やる気があるのならできるだけフォローしてあげてください。 HPを作ったり、事務、経理、保険など何でもこなさなければなりません。関係法律も勉強しないといけないです。頑張ってください。

noname#73989
質問者

お礼

「セールスドライバー」 とてもわかりやすい説明をありがとうございます。 夫の大工仕事に関しては心配していませんが、積算等の経験もなく、また大変な口下手で営業活動には夫も自信がないようなので、私も不安に思っています。 また私自身も活発な方ではないので、義母のように積極的に前に出て色んな人と話すのも得意ではありません。事務と経理の経験はあります。 夫婦揃ってこんな感じなのに、夫は「なんとかなる」と思っているようです。。。 親身にご回答いただきましてありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • 2008ELF
  • ベストアンサー率32% (64/196)
回答No.3

お父さんは何十年も大工を続けていると思います。その中で、建築に携わる仕事は数多くあります。その中には深い関係にある人もいると思います。(公私共々)その仕事とは板金塗装・同大工・設備屋・電気屋・基礎屋(左官)など様々です。 その関係というのも父の実績と経験と信用が大前提で現在まで生活が出来るのであれば、それは現在までの実績といって良いでしょう。 そしてその父が仕事を廻してもらうようにするという裏には、その彼を付き合いある業者に紹介し仕事振りを確認させて自分の代わりになる事を確認してもらう作業になります。1年では到底無理で数年に渡り継続的にそれを行う事になるでしょう。そして、それは相手が十分と認めれば、結果である仕事を廻す・・・仕事が来るという事になると思います。 建築関係者は新規業者よりお互いに知れた業者・個人の方が仕事をしやすいです。(お金もありますが)当然最初は全て新規ですが、知り合いが紹介してくれれば接しやすいし仲も良くなるのが早いでしょう。 仕事は父が現役中は問題ないでしょうが、一人になったときが本当の分岐点です。それまでに積み上げた彼の実績と信用と技術がそれからの付き合いになるかどうかを決めます。 仕事を廻す=自分の知り合いに紹介するから後は自分の力で信用と実績、技術を磨き独立に備えろということで、新規の付き合い業者を選択し努力する(ものすごく労力が要ります)事を少し手伝う・軽減するという事と認識したほうが良いと思います。

noname#73989
質問者

お礼

>建築関係者は新規業者よりお互いに知れた業者・個人の方が仕事をしやすいです。 そうなんですね。納得です。それで義父も夫もなんとかなると思っているのですね。ですが現在は「細々と夫婦二人分を稼いでいる」とのことなので、業者の方とのお付き合いも狭く浅いものになっているのではないかと不安です。 >新規の付き合い業者を選択し努力する(ものすごく労力が要ります) 新規の業者さんを選択するのも大変なのですね。確かに腕が良いか、信頼できるか、こちらの要望がどれくらい伝わるかなど、初めての付き合いではわかりませんね。 本当に大変参考になりました。ありがとうございました。

  • daigoin
  • ベストアンサー率62% (109/174)
回答No.2

◆建築業界の神様・大豪院です。ご質問ありがとうございます。 お書きになったご心配の点は全て「的中」と考えます。義父様はご高齢にもなりとにかく息子に帰ってきて(老後の世話をして)ほしい、という気持ちが強くなってきているのでしょう。 ・個人経営の工務店(大工)が工夫も無しに安定して経営を続けられる時代は終わりました。 ・「義父の義理やつてで仕事を回してもらう」などという甘い考えは捨てましょう。自分で仕事をとってくるようにならないととても維持できません。 ・「ただ待っているだけ」で仕事が来るようなことはありません。 そのような具合から、並の大工さんはメーカーや大きな工務店に雇われたり契約したりの「サラリーマン大工さん」とならざるをえません。 「細々と夫婦二人分を稼ぐ」なら可能でしょうが、それ以上の収入を望む場合は「この人に頼みたい」というような「売り」や「宣伝」が必要です。 お客(施主や企業)の立場になればよくわかります。親から仕事を回してもらって食つないでいる大工さんに、仕事を頼む気になるでしょうか? 親頼みではなく、旦那様ご自身に田舎に帰って仕事をしていく「戦略」があるかどうか、です。それが無ければ、いずれ行き詰まります。

noname#73989
質問者

お礼

専門家の方からの回答ありがとうございます。 >個人経営の工務店(大工)が工夫も無しに安定して経営を続けられる時代は終わりました。 >「細々と夫婦二人分を稼ぐ」なら可能でしょうが、それ以上の収入を望む場合は「この人に頼みたい」というような「売り」や「宣伝」が必要です。 そうですよね。義両親の分と私たち家族の分まで、簡単に稼げないですよね。夫は少し特殊な分野の大工で、和室や日本家屋を得意としていますが、義父いわく「需要がない」とのことでしたので、「売り」になるようなものはないように思います。 >義父様はご高齢にもなりとにかく息子に帰ってきて(老後の世話をして)ほしい、という気持ちが強くなってきているのでしょう。 これは気にかかります。「仕事がないから地元には帰らせない」から「仕事はある」に変わったのは、こういう本心があってのことならば、実質「仕事はなく」食べていけなくなるのではないかと不安です。 わかりやすいアドバイス、ありがとうございました。

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