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粘性解ってなんですか?

偏微分方程式の粘性解っていうのはイメージ的にどのようなものなのですか? 普通の意味で微分不可能な解を含めた拡張のようですが,実際にそのような解はどうやって求めるのです? 直感的なかんじでお願いいたします. あと,もしわかりやすい参考文献があったら教えてください.よろしくお願いいたします.

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  • Knotopolog
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回答No.1

「粘性解」は,偏微分方程式の解の一種です. 偏微分方程式の解は,「古典解」を求めれば,それで終わりですが,殆どの場合, 偏微分方程式の「古典解」は求められません(積分表示できない). そこでまず,解こうとしている偏微分方程式の解になりそうな候補を探します. この候補を「弱解」と言いますが,ある特別な「弱解」を「粘性解」と言います. これは,ある有用な偏微分方程式の適切な「弱解」でもあります. 1980 年代のはじめ頃に導入されました. ここでは説明しきれませんので,以下のサイトをご覧下さい. かなり複雑なので,私もすべてを把握しているわけではありません. http://www.sci.kumamoto-u.ac.jp/math/lecture/2006/koike.pdf http://www.ssi.ist.hokudai.ac.jp/thesis/2004masterabst/SSI-MT25033162.pdf http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/57940 http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/40989 http://eprints.math.sci.hokudai.ac.jp/archive/00001835/ http://en.scientificcommons.org/29295961 http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/1242-4.pdf http://eprints.math.sci.hokudai.ac.jp/archive/00001835/01/Koike.pdf

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  • ojisan7
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回答No.2

下記↓のWikipediaの説明でおおよそのイメージは掴めるのではないでしょうか。 http://en.wikipedia.org/wiki/Viscosity_solution 粘性解のテキストは、どの本も、結構、高額です。その中でも、下記のペーパーバック版が手頃な金額ではないでしょうか。もくじを見ると内容も良さそうですね。質問者さんの知りたいことが書かれているようです。私も、こずかいを貯めて、購入しようかと思います。 和書の粘性解に関するテキストはまだ出版されていないようです。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/Viscosity-Solutions-Hamilton-Jacobi-Bellman-Equations-Birkhauser/dp/0817647546/