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書き込み式20日間完成 文語文法 (高校初級用)
の問題で、〔歴史的かなづかいで書かれている次の語の読みを、カタカナで記せ。〕 ゑ ・笑む →エム が答えなんですが「エン」ではないのですか?教えてください。
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「笑む」だとわかりにくいかも知れませんが、現代語でも「ほほえむ」という言葉があります。これを「ほほえん」とは言わないですよね。 「笑む」は「えむ」という表記で、「えむ」と読みます。 もし「えん」と読むとなると、活用したらどうなります? たとえば、未然形「えまば」が「えなば」になってしまいますよ。
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- fumkum
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回答No.2
>書き込み式20日間完成 文語文法 (高校初級用) の問題で、〔歴史的かなづかいで書かれている次の語の読みを、カタカナで記せ。〕 ゑ ・笑む →エム が答えなんですが「エン」ではないのですか?教えてください。 多くの古典文法の教科書、参考書の中の歴史仮名遣いの説明の中で、『語頭以外の「む」は「ん」と読む。』と書いてあることに関連して質問されていることと思います。古代に「む」と発音したものについては、語頭に関係なく、「ん」と変化した言われています。例えば「梅」ですが、古くは「むめ」、それが「んめ」、そして「うめ」になったと言われています。(馬も同じと言われています) しかし、平安時代以降に書かれたものについては、一般的に次のようであったとされています。『助動詞の「らむ」「けむ」「む」「むず」、助詞の「なむ」の「む」は「ん」と読む』に限定されます。 ですから、ご質問のマ行四段動詞の「笑む」は、「ゑむ」の歴史仮名遣い平仮名表記で、読み方は「えむ」となります。上記の助動詞、助詞ではないので、「えん」とは読みません。 以上、参考まで。