宮崎駿さんについて 芥川龍之介の自殺
(発言内容は大げさに表現しており、原文に忠実ではありません。宮崎さん、すみません…)
何年か前にテレビのインタビューで宮崎駿さんが、
「ね、芥川だって西洋化に悩んで自殺したんだから。あれは西洋化する世に悩んで自殺したんですよ?」
というふうな感じで、詐欺師がまくしたてるような、はたまた視野の狭い成金実業家がよくするような断定的な傲慢な口調、とでもいいますか、そのようにインタビュアーの方に語っていました。
「西洋化」ではなく「共産化」と仰っていたかもわかりません。
芥川の自殺の動機は諸説あり、そもそも本人がかの有名な遺書にも「一般的な理由とは自殺に至る道程にすぎない」「唯ぼんやりとした不安」と書いていますし、共産化だったとしても芥川の思想と反するものではないですし、西洋化に悩んだ挙句、など芥川の思想からしてありえないです。
宮崎さんとはこのような独善的な方なのでしょうか?
一応書いておくと、ジブリの作品は大好きで、宮崎さんがどの分野でどのような評価を受けているのかというようなことも全く知りません。
また、芥川の著作は2,3しか読んだことがなく、芥川のファンでもありません。
テレビを見ていて少し意外に感じたのを今思い出して質問しました。
不毛な質問と思いますが、回答可能な方はお願いいたします。