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手動で削除・・・
OCNのエキュリティ対策ツールでウイルスが見つかってしまいました。 ウイルス名は「PAK Generic.001」というものです。 実行した処理のところには、「隔離できませんでした。不要なファイルであることを確認し、手動で削除してください」とあります。 ところが、どうやって手動で削除していいのかわかりません。 はじめてのことなので、正直テンパっています。なるべく早めに、お返事願います。
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- ryu-fiz
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http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=PAK_GENERIC.001 上記ページにも書かれていますが… この検出は特定ウイルスの検出を意味するものではありません。 一般的にはあまり用いられない形式でファイルが圧縮されている、という名目で検出されているのに過ぎず、現状では『限りなく怪しい』ということだけに過ぎないのです。 また、隔離出来ないというだけで深刻な感染だと判断するのも早計です。検出される場所によっては、危険が未然に防がれた場合であっても検出即隔離が難しいケースもあります。 Internet Explorer の一時ファイル「Temporary Internet Files」フォルダからウイルスを発見した場合の処理方法について http://esupport.trendmicro.co.jp/supportjp/viewxml.do?ContentID=jp-29113 ウェブ閲覧中にリアルタイム検索によって検出が行われた場合には、ほとんどの場合上記に該当すると思われます。インターネット一時ファイルを削除の上、ウイルスバスターでPC全体をスキャンして感染の有無を確認することが先決です。更により検出力の高いオンラインスキャンで2重に確認を行った方がより確実でしょう。F-Secureのオンラインスキャンをお勧めしておきます。 http://www.f-secure.co.jp/v-descs/disinfestation.html 本当に手動での対処が必要かどうかは、それから考えるべきことです。 なお、昨今の感染は手強くなっており、ウイルス対策ソフトで防ぐことが困難になっているものも増えています。ウイルス対策ソフトを入れて、怪しいサイトを見ないようにするだけでは防げない感染も少なからずあります。同様な感染を防ぐために次のような点に注意してください。 1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。 Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれていますが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、 ・Firefox、Operaなどのブラウザ。 ・Sun Java 仮想マシン(JRE)。 ・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。 ・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。 ・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。 最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けの施された悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。 http://internet.watch.impress.co.jp/ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/ こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。 2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。 IEで扱うことの出来るJavaScriptは特殊なもので、各種感染に利用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。 でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/ http://jp.opera.com/ もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。 もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsのようなソフトの利用を検討してください。 http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iereducedpermissions.html 制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。 なお、Windows Vista上のIE7では、感染を防ぐための配慮が行われていますので、標準設定のままでもXP以前のものよりかなり安全です。無理に他のブラウザを常用する必要はないかも知れません。ただし、Flash Playerなど他のアプリケーションソフトや、WindowsOSのセキュリティ上の問題点=脆弱性の影響には十分注意しなくてはいけません。その辺は1)で説明した通りです。
- wamos101
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こんにちは。 私はクラッカーコミュティーの潜入調査や対策ソフトの多角的性能テストなどをしております。 「PAK Generic.001」 この表記はバスター(OEM)のようですね。ヒューリスティックによる検出です。当該ファイルをVirusTotalにかけましょう。そうすれば、ある程度は判断できるかと。
お礼
わかりやすい説明で助かります。 回答、ありがとうございました。
お礼
とても詳しい説明ありがとうございます。 かなり丁寧に教えていただいて、とても助かりました。