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作曲に数学は必要?

以前あるテレビ番組をみていたら音楽専門学校生と 漫画家の江川達也(元数学教師)と北野武の議論があって 専門生は作曲と数学は関係ないのでもっと実技的な事を 学ぶべきと主張していたのですが 江川北野両氏は 数学を学ぶ事によって感性が磨かれる 作曲に受験数学は 必須であると主張していました これはどちらがどう正しいと思いますか?

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  • Ama430
  • ベストアンサー率38% (586/1527)
回答No.8

その番組は拝見していませんので、「作曲」が何を指すのかわかりませんが、次のような場合分けをしておきたいと思います。 (1)フルオーケストラの演奏を基本とした音楽作品づくり  それぞれの楽器の演奏を一覧にした楽譜「スコア(総譜)」の記入には、数学的な論理性が必要です。  記入だけでなく、音楽的にまとまった作品にするためには、時間を変数とする関数のようなとらえ方が役立つことが多いと言えるでしょう。 (2)数人規模のバンドでの演奏を基本とした音楽作品づくり  楽譜が書けるに超したことはないでしょうが、良い作品を提供できるなら、「音で表現する」という技も通用する余地があるように思います。  ジャズは黒人奴隷の音楽として発生しました。昔は楽譜も英語も読み書きできないプレイヤーばかりでした。  今では、楽譜の読めないプロは珍しいと思いますが、「数学的な合理性で楽譜を読み書きする」ことが必須であるとは思えません。 (3)いわゆる「歌もの」のメロディーづくり  このジャンルでは、歌伴奏づくりは「編曲」と呼ばれますね。主旋律の曲作りだけなら、楽譜が書ける必要はほとんどありません。 楽譜による表記の問題を別にしても、数学と作曲が関係ないとは言い過ぎでしょう。 音楽理論は物理法則や数学と深く結びついています。 音楽理論の応用範囲を広げるには、土台となる学問の理解が役立つでしょう。 ただし、音楽学校の限られた授業時間の中で、音楽理論の土台部分の数学を「必修」にしてしまって良いかどうかは意見が分かれるでしょう。 個人的には、作曲家は歴史や文学も数学と同様に学んでほしいと思いますし、逆に、それらを画一的な授業で学ぶことには否定的です。 ましてや数学と受験数学は、重なる部分はたくさんあるとしても、同じものではありません。 「数学を学ぶ事によって感性が磨かれる」は賛成です。 しかし、「作曲に受験数学は必須である」は全面的には賛成できないと思います。

snowplus
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます なるほどテンポの基礎として または効率的な観点からも必要な部分も あるかもしれないが 人それぞれということですね

その他の回答 (11)

  • takas223
  • ベストアンサー率22% (299/1308)
回答No.1

 感性かどうかはわかりませんが、単純に譜面を読むときは、数学ですよね?  まぁ、足し算引き算ですけど、、、  とくにDTMなんかは打ち込みをリストで見たりするので細かい計算はよくしますし、、、  感性的なものでいうと数学は美しさという人もいますね。  たとえば証明の問題などはその答えへ行き着くまでの家庭に美しさを求める人もいるようです。  数学の単純な項の移動でも、人は勘でこのほうが早いと考えて簡潔に答えを求めようとします。  それもひとつの感性かもしれません。  数学と感性ってまったく関係してないようで関係しているのかもしれません。  私は一般者なのでもっと専門の方にお聞きしたらまた違う答えがあるかもしれませんね。

snowplus
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます なるほどテンポの基礎として または効率的な観点からも必要な部分も あるかもしれないが 人それぞれということですね

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