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虫のこれ・・・ありなんですか?

よろしくお願いします。 小学生のころ,よく身の危険のため体が緑色であると習いました。 ですが,これは体が緑色であるからそこに生息しているのとは違いますか。長い歴史があれば体の色が変化することもあるのでしょうか。 (これが所謂鶏が先か卵が先かなのですかね) 人間のように,使う体の部位の変化によって体が変化していくのはわかるのですが…。 当方生物学をとっていませんが,専門的な言葉は当方で極力調べます。 よろしくお願いします。

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  • suiran2
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回答No.2

昆虫の幼虫は「青虫」といいます。どなたが名付けたのか知りませんが、昆虫の幼虫は緑色の色素を持ちません。新鮮な葉を食べさせないと、文字通り青色の「青虫」になります。 昆虫の幼虫は、黒色・青色・褐色等の色素は作り出せます。また大きく成長しますと、尿酸を蓄積させまして白色にもなれます。ですから生まれたての幼虫の体色は黒褐色のものが多いのです。 これが新鮮な葉を食べますとそこに含まれますカロチン(黄色)を取り込んで、青色と混ざり緑色になるわけです。丁度私たちがミカンの食べ過ぎで皮膚が黄色になるのと同じです。初めに申し上げたようにカロチンを与えないで育てると青色の幼虫になります。このような仕組みは、#1さんご指摘のように進化の過程で生存に有利だからそのような性質を獲得してきたものでしょう。 しかし、アゲハの蛹のように環境で緑や褐色等に体色を変化させるものもあります。トノサマバッタのようなものは、環境によって緑のトノサマバッタだけでなく個体群密度が高まりますと黒褐色のトノサマバッタも現れます。ですから環境も大きく影響します。はっきり言いましてよくわからないといった方が適切かと思います。

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  • debukuro
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回答No.3

>小学生のころ,よく身の危険のため体が緑色であると習いました。 結果から原因を導いていますね 進化の過程ではさまざまな形質の生物が現れたはずです その中でより生存能力の優れたものが生き残って数を増やしたと思います ダーウインはこれを自然淘汰と言っています さらに目的があって変化したのではなく環境に適応できたものが生き残ったのだとも言っています >これは体が緑色であるからそこに生息しているのとは違いますか 私もこの意見に賛成です アリストテレスも同じことを言っています 緑の草の上で緑色の変異を受けたから生き延びられたのです 赤い変異を受けたものもあったでしょうが目立つので捕食者に食われてしまい子孫を残すことができなかったのでしょう そうなろうと思ってそうなれるのなら誰でもなりたいものになれるはずです

  • rimurokku
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回答No.1

やはり環境に適応できるように進化してきたのでしょう。 緑の中に住む虫が目立つ色で有れば、それを補食する生き物に捕らえやすくなります。 たまたま緑色の虫がその中にいて、見つかる事無く生き延びることが出来れば、その子孫も同じ緑の色素を受け継ぎます。 見つかりやすい色の虫たちは次第に数を減らすことになり、環境に適応した物は多くの子孫を残せます。 身体が緑色だから、そこに生息することも理由の一つかも知れませんが、その食料が緑色の近くになければそこに生息するには不便で、これも環境に負けて子孫を少なくするでしょう。 生物の適応自体は一代で変化することは出来ませんが、長い命の繰り返しで環境に適応して生き残った子孫が繁栄し、適応しきれなかった生物は絶滅の道をたどって来たと思われます。 つまり、進化という物はそれに合わせて身体を作り変えると言うより、環境に適応できた生物が子孫を繁栄させて来たと捉えるべきでしょうか。

x_crimson
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 なるほど。自然淘汰ってやつですね。 締め切りは2日間くらい様子を見たいと思います。

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