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なぜ「は」は「が」につかない?

よろしくお願いいたします。早速質問です。 海には行かない。 西へは行く。 君とは会おう。 のように「は」は、格助詞「に」「へ」「と」などに付くことができます。しかし格助詞(主格)「が」には付きません。 なぜ「は」は「が」に付かないのか、皆様はどう説明なさいますか。

みんなの回答

回答No.5

> なるほど。時枝誠記流の考え方ですね。 そういう人を私は知りません。あくまで私自身の考えです。 > 質問者様が挙げられた例文の「宇宙は」は、「明らかに主語を示しています」と言えるのと > 同程度に「明らかに主題を示しています」とも言えるのではないかというのが私の率直な感想です。 それはつまるところ、「主語」を「主題」と言い換えているに過ぎないからではないでしょうか。 「地球は惑星だが、冥王星は準惑星である」 これにしたところで、それぞれの「は」の前にある語は紛れもなく主語です。 ちなみに、宇宙以外にもう一つ例を挙げたんですけどね‥ ( ^^;

kimosabe
質問者

お礼

ご回答いただきましてありがとうございました。

kimosabe
質問者

補足

どうも頭が悪くて我ながらいやになります。 そこでお願いですが、  主語  主格(あるいは主格補語)  主題(あるいは提題) といった文法用語について、MockTurtle様ご自身の定義みたいなものをお聞かせいただけますか。話が脇にそれていることは承知ですが、やはり気になります。 ちなみに、肝心な述語部分が省略されている「朕ハ帝国政府ヲシテ‥」の例は不確例ということで知らぬふりを決め込みました。

回答No.4

> ここでおっしゃる「主語の表示」とは、「1主題の表示(提題、とりたて)」、 > 「2主格」、どちらのおつもりでしょうか。 無論 “この場合は” 後者です。確かに「は」は、特定、強意、対比など、全体的に見れば格助詞とは言えません。しかし、「朕ハ帝国政府ヲシテ‥」、「宇宙は広大だ」などの例は明らかに主語を示しています。辞書は格助詞に非ずと説明する手前、これを「主題の提示」などという言い回しで乗り切ろうとしますが、やや無理があるとの印象は拭えません。 逆に主格を表す「が」も、次のように複数の中からあるものを特定する場合があります。 「ガラスを割ったのは誰ですか!?」 「僕が割りました」 要するに、「が」・「は」いずれにしても、「100%○助詞」という色分けをするのは困難ではなかろうか‥ というのが私の考えです。

kimosabe
質問者

お礼

↑回答者様と書くべきところを質問者様と書いてしまいました。ごめんなさい。

kimosabe
質問者

補足

確かに「は」は、特定、強意、対比など、全体的に見れば格助詞とは言えません。しかし、「宇宙は広大だ」などの例は明らかに主語を示しています。 ↓ なるほど。時枝誠記流の考え方ですね。しかし、質問者様が挙げられた例文の「宇宙は」は、「明らかに主語を示しています」と言えるのと同程度に「明らかに主題を示しています」とも言えるのではないかというのが私の率直な感想です。 もう少し様子を見たうえで改めて御礼申し上げます。

  • ysk26
  • ベストアンサー率36% (135/367)
回答No.3

例に挙げられたような、名詞+格助詞に付く「は」は、限定・強調・対比といった意味を表します。つまり、「は」を付けることによって、付けない場合にはなかった下記の(  )内に示すような意味を添えるわけです。 海には行かない。(ほかのところには行く) 西へは行く。(北・南・東には行かない) 君とは会おう。(ほかの人とは会わない) ところで、主格を示す格助詞「が」は、述部を補うもっとも主要な物事を表すというはたらきがあります。たとえば、 太郎が金メダルを取った。 の場合、金メダルを取ったのはほかの誰でもなく太郎であることを限定・強調・対比しているのです。 (このことは、「金メダルを取ったのは誰?」という質問に「太郎は取ったよ」とは言えず、「太郎が取ったよ」と答えなければならないことを考えてもわかります) したがって、すでに限定・強調・対比の意味をもつ「(太郎)が」に、同じく限定・強調・対比の意味を添える「は」を付ける必要はない、というか、結局何が言いたいのか意味がわからなくってしまうので、「が」に「は」を付けるのは不可なのではないでしょうか。

kimosabe
質問者

お礼

まだすっきりしない部分もありますが、この辺で締め切らせていただきます。 ご回答いただきましてありがとうございました。

kimosabe
質問者

補足

魅力あるお考えをお示しくださってありがとうございます。ただ、 主格を示す格助詞「が」は、述部を補うもっとも主要な物事を表すというはたらきがあり……限定・強調・対比している この部分の証明が難しそうです。 もう少し考えた上で改めて御礼申し上げます。

回答No.2

> なぜ「は」は「が」に付かないのか‥ 蛇足だからでしょう ( ^^ 「私がは、kimosabe だ!」 この場合の「は」の用法は、主語の表示以外に考えられません。

kimosabe
質問者

補足

この場合の「は」の用法は、主語の表示以外に考えられません。 ↓ ここでおっしゃる「主語の表示」とは、「1主題の表示(提題、とりたて)」、「2主格」、どちらのおつもりでしょうか。 もし、2だとすれば、「は」に主格用法があることを認めることになり、必然的にこの「は」は格助詞ということになりますが、それが回答者様のお考えと理解してよろしいですか。

  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.1

主格「~が」と目的格「~を」は広い意味では連用修飾語の一種ですが、“名詞性”が強いので、「は」「も」「さえ」などの副助詞を附けるときには脱落します。 ですから、よく言われる“「が」と「は」の違い”は問題の立て方が正しくありません。 「は」の意義・用法を論じれば足りるのです。 そうでなければ、「私が行く」と「私も行く」では「が」と「も」の違いを論じなければなりません。 また、「お茶を飲む」と「お茶は飲む」では「を」と「は」の違いを論じなければなりません。 「が」格と「を」格の特殊性については、次のことも参考になるでしょう。 連用格に格助詞「の」を附けて連帯格を作るとき、 「~で」+「の」→「~での」 「~に」「~へ」+「の」→「~への」 「~と」+「の」→「~との」 「~から」+「の」→「~からの」 「~まで」+「の」→「~までの」  * 学校文法では「まで」をすべて副助詞とするようですが、「朝から晩まで」の「まで」は格助詞です。 これらに対して、 「アメリカが支配する」→「アメリカ(が)の支配」 「植民地を支配する」→「植民地(を)の支配」 で「が」「を」は姿を見せません。

kimosabe
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

kimosabe
質問者

補足

私の質問は、  ~にはドウスル。  ~へはドウスル。  ~とはドウスル。 とは言えるのに、  ~がはドウスル。 という言い方がないのはなぜか、ということです。 お考えがあればお聞かせください。

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