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この文章は、第2文型ですよね?
(1)He made as if to strike me. (2)He made as if he were ill. makeが、自動詞として働く場合、その後ろに来ているものを、補語と見ていいのか、なかなか判断し辛いと思います。 上の例文は、いづれも 『~のふりをする』というやつで、as if以下を補語と見て、(1)、(2)、共に、第2文型であると判断したのですが、いかがなものでしょう? ちなみに (1)彼は、今にも私を殴ろうとするようなふりをした。 (2)彼は、病気のようなふりをした。
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こんにちは。こんにちは。3/31の国語のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <makeが、自動詞として働く場合、その後ろに来ているものを、補語と見ていいのか、なかなか判断し辛いと思います。> 意外と簡単です。 1.自動詞には完全自動詞と不完全自動詞があります。補語がくるのは後者です。 2.完全自動詞はSVの第1文型になる動詞です。Makeの完全自動詞は単独では「作る」「こしらえる」という意味しかありません。 3.あるいは前置詞を伴えば完全自動詞になります。 例: make for「~に進む」「~に役立つ」 make in「~に向う」 make off「逃げる」 ご質問2: <as if以下を補語と見て、(1)、(2)、共に、第2文型であると判断したのですが、いかがなものでしょう?> それで正解です。 1.このmakeは「作る」「こしらえる」では意味が通じません。 2.この文はas if節を補語として補って、「あたかも~のようにふるまう」として初めて意味が通じるのです。 3.as if節を補語とする第2文型の構文は、他にも以下のような動詞で一般に見られます。 例: I feel as if「あたかも~のように感じる」 It seems as if「あたかも~のように思われる」 He looks as if「あたかも~のように見える」 4.これらの動詞の訳が、典型的な第2文型の用法になっていることを考えれば、make as if「あたかも~のような、ふりをする」→「あたかも~のようにふるまう」もまた、同じく第2文型になることは明瞭です。 5.つまり、ここでのas if「あたかも~のような」という、SVCの補語Cとなる「形容詞節」として使われているのです。 このas ifの解釈は非常に単純なものなので、真の専門家なら上記と同じ回答になるはずです。 なお、この手の問題は受験や試験ではよく出されます。特に、「このmadeと同じ働きのmadeを探せ」、「このmadeと構文上同じ働きの動詞を探せ」といった選択問題も多く、そのような設問ではこうした文型の知識が必要になってきます。 make as ifのmakeが、補語をとる第2文型の不完全自動詞である、という知識を得ることは決してどうでもよいことではなく、受験に役立つ大切な知識となりますので、専門家を目指さなくても知っていて損はないのです。 以上ご参考までに。
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- sanori
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こんばんは。 もしかして、言語学者を目指されていますか? この手の質問には、色々な回答がぶらさがり、「専門家」と自称されている方々でさえ、それぞれ違う回答が来る場合もあります。 make は「何かのふりをする」という自動詞であるととらえれば、第1文型(SV)でしょうし、 as if がなければ make という動詞が全く意味を成さないと考えれば、第2文型(SVC)でしょう。 私は、as if を補語としてとらえることには無理があると思いますので、たぶん第1のほうだと思います。 しかし、 第1だの第2だの覚えたところで、試験で問われることもないし、 実用上も何らメリットはないので、どうでもよいと思っています。 ちなみに、 こちらでは、第2文型を作る動詞として、make がリストに入っていません。 http://e-grammar.info/pattern/pattern_12.html 以上、ご参考になりましたら。
- straker505
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SVCの文型で補語はS=Cと取れるかどうかですね?
お礼
3/31?ああ、『either』の件ですね?いつもいつも懇切丁寧な解説ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。m(__)m
補足
そうでした。不完全自動詞なら、第2文型ですよね?その視点(目の付け所)をうっかりしていました。今後も、ご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。 ところで、make には、make merry とか、make sure 、make bold to do とかの、連語があるじゃないですか?それらの文章は、第何文型に分類されるのでしょう?また投稿しますので、是非 ズバッと核心を突いた解説よろしくお願いいたします。m(__)mではまた。(^^)/